観ていてずっと苦しかったし立ち直るところまで描いてくれと思ってたけど母親が出てくるのはどうなんだ。
鮮烈な作品群と同等に人を惹き付けてしまう人間性。インタビュー形式で良かった。
お腹を噛んだあとの斉藤由貴の表情…!なにあれ!過呼吸になって薬を飲んだら狂ったように笑い出すし!
山崎努への異常な愛情を抑えきれてない感じがすごくあれ。
権力者を権力者足らしめる取り巻きのアクションをしっかり撮っていて好感。
眠れない日々が続いてたけどぐっすり8時間寝落ちできた。ありがとうゴダール。RIP
電話のコード、電波、動脈、組織、家族。“繋がり”が断ち切れることで生死が別れるサスペンス。
「理解し合えない」という犯人の言葉通り、常人とは一線を画した精神の持ち主の、狙いを定める際のゆったりとしたカメラワークが恐ろしい。
理由が語られることのないまま人物が動いてはカットされで、しかも劇的なことが起きるわけでもないのに観ていられるのは時間の豊かさと構図が良いから。
モノクロの夢って見たことないな。
冒頭の食肉工場とか重機に粉砕される車とかをじっくり撮るのが面白い。
渋いけど特にパンチラインのないのっそりした会話劇。
スポ根の王道がストーリーの力強さでは圧倒的だね。
ドリュー・バリモアの表情の柔らかさもずっと最高。
大傑作。無気力、憂鬱を剥き出しのまま撮り、それに意味や物語性を含ませないのがとにかく心地よい。
「愛する者を殺された復讐」の物語というよりも、「愛した女の前の男が死んでいて、しかも女はまだその男を想っているから勝てない」物語だった。『めぞん一刻』的な。
バスケットケースから漏れる冷気と生首に群が>>続きを読む
タイトルバックが映画史上トップクラスのカッコよさ。
「映画の枠をはみ出す」のではなく「片足がギリギリ映画の枠に届いている」ような距離感。好き。
ティムロスなら3本目の薔薇はケツにぶっ刺されるかと思った。
1カットで画がガラッと変わるのは楽しいけど小説向きなテーマではある。
緒形拳は本物の漁師にしか見えないし佐藤浩市は芋臭いし夏目雅子は顔がはっきり見えるシーンがほとんどない。超ロングショットや長回しはカメラの存在感が出てしまって好きじゃないし、波に関係なく手振れがひどい。>>続きを読む
ゴムが伸びきったパンツみたいなクォン・ヘヒョがとにかく苦手なのがホン・サンスを追いかける上で最も厄介な問題。ゴムが伸びきったパンツみたいなのにとにかくモテる。
テーブルを挟んで向かい合って座る二人の会>>続きを読む
初ムルナウ。欧米人のネズミに対するトラウマについて書いた藤原新也の文章を思い出すなど。
大傑作。オチが可愛すぎ。
この左膳は男がなりたい男、第一位だな。長瀬智也が二位。
神の創造と対照的であり、だからこそ類似点も併せ持つ映画作りそのものの映画。