ごまふさんの映画レビュー・感想・評価

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シネマ歌舞伎 三谷かぶき 月光露針路日本 風雲児たち(2020年製作の映画)

2.5

大黒屋光太夫を題材にした作品には「おろしや国酔夢譚」で触れたことがあって大筋は知ってたけど、三谷幸喜作・演出で、かつ、こうも個々の存在感が突き抜けてる主演陣を並べてしまうと、こういう作りになるのかと半>>続きを読む

羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(2019年製作の映画)

4.0

単純に面白いアニメ映画でした。
どこの国で作られたとか気にするのももはや野暮な話。
太めの線でキャラクターを描くスタイルが完全に俺好みだったし、猫や幼児の動作の描写がまた素晴らしい。
ジャパニメーショ
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武士の家計簿(2010年製作の映画)

2.0

BSプレミアムにて鑑賞。

淡々と進み、淡々と終わった。
クライマックスの盛り上がりもなく、平坦な作品でした。
幕末というマクロの視点ではなく一家族の家系にフォーカスしたらこうならざるを得ないんだろう
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屍人荘の殺人(2019年製作の映画)

4.0

映画の広告も、原作のWikiも、この物語の最大の仕掛けに敢えて触れない気遣いを感じた。

ので、私も決してネタバレはしません。

が、年末観るならこの作品、今んとこイチバンのオススメです。
神木くんと
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僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング(2019年製作の映画)

3.5

漫画で読みたい。(笑)
映画を観て思った。
俺はほんとにヒロアカの漫画が、堀越さんの描く物語が好きなんだなあと。
アニメが悪いわけではないけど、まず根底に漫画ベースの描写ありきなのだ、自分にとって。
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

2.5

Ep8で完膚なきまでに破壊された世界を、JJエイブラムスが補修し、繋ぎ直し、隙間を埋め、削ぎ落とし、なんとか最低限の着地点へソフトランディングさせた感じ。
そしてその結果、やはり断言せざるを得ない。
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テッド・バンディ(2019年製作の映画)

3.0

ハーレイ・ジョエル・オスメント生きとったんかワレェ!
最初に出たシーン、目だけで分かった。
AIとかシックスセンスのあの子やん、また会えると思わなかったで!(笑)

一見爽やかに見えて狂気が見え隠れす
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シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション(2018年製作の映画)

3.5

今年2月に観たアニメ版と同じ衝撃。
シティハンターを観に来たら、紛うことなくシティハンターだった。(笑)

コメディ寄り過ぎて若干引きそうになったけど、下ネタなのに上品さが見えるところ、原作の空気その
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.0

109シネマズ川崎にて、au試写会で鑑賞。

いい大人(特に男)が年甲斐もなく興奮する映画。
絶対にIMAX推奨。
腹に響くエンジン音はIMAXで体感してこそその価値を知ることができるのは間違いない。
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.0

タランティーノくさい映画だなあ!(笑)

他の作品とは一線を画す、冗長というか着地点の見えない長々とした展開。
久々にクエンティン節を見た感じ。
もはや演じてる人が誰とかあんまり関係なくなってくるの、
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ひとよ(2019年製作の映画)

4.5

傑作。

傑(すぐ)れた作品。

何か、言葉を連ねれば連ねるほど陳腐になる気がする。
今年の邦画では間違いなくNo.1。
今一番力のある役者を用いて最高の演技を引き出した素晴らしい一作でした。
余韻も
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ブライトバーン/恐怖の拡散者(2019年製作の映画)

3.5

ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシーで名を馳せたジェームズ・ガンが、マーベルとの降板トラブルの裏で作り上げたオリジナルのホラー作品。

ジェームズ・ガンが特異な能力の持ち主であることはよくわかった。
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

4.0

殺人アクション映画の現時点での頂点でしょう、これ。
アクションシーンでない場面の方が少ないってどういうことなの。
ジェットコースターにうっかり乗ってしまったが最後、2時間降りられなかったような気分。
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空の青さを知る人よ(2019年製作の映画)

4.5

田中将賀デザインの太眉ゆるふわヒロインで中身が吉岡里帆て、強キャラすぎるでしょ
今年度のアニメキャラ初登場ダントツ首位ですわ、あか姉。(笑)

長井龍雪、岡田麿里、田中将賀で作られてしまうと、まあ、文
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閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー(2019年製作の映画)

2.5

お、重い……重いだけだった……
いい作品だとは思うけど、なんや……もっとこう、エンターテインメントが見たい気分というか……
テンションが合わなんだ……(笑)

あと、やっぱり原作付きの映画は変にタイト
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Thunderbolt Fantasy 西幽げん歌(2019年製作の映画)

4.0

超よかったんですけども。
いや当然、もともと東離劍遊紀が好きすぎるということもあるんですが

澤野弘之の曲、なんでもかんでもわしのツボに入るのは何故なの。

まあ端的に言えば、澤野弘之presents
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108~海馬五郎の復讐と冒険~(2019年製作の映画)

4.0

松尾スズキによるNTR属性大爆発映画。

ばっさり言おうと思ったらこんな感じなんだけど、実のところ、(最近残念な作品ばかり見ていたからかもしれないけど)久しぶりに「映画を見たぞ!」と言う気分になったの
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殺さない彼と死なない彼女(2019年製作の映画)

2.0

Filmarks試写会で、ニッショーホールにて鑑賞。

奥華子の歌はいいね!
いい主題歌だった!
出てくる女の子たちも可愛くてとてもよかった!

無料で観せて頂いた映画なので、書ける感想はこんな感じで
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ジェミニマン(2019年製作の映画)

2.0

いやあ……さすが中国資本が作らせた映画だけのことはある。
日本映画かと思うほどあらゆる場面がチープで心底びっくりした。(笑)
画面の質がもうチープって凄いことじゃありませんかね?
なんだろ……テレ朝の
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楽園(2019年製作の映画)

2.5

いやあ……吉田修一の作品は「悪人」といい「怒り」といい、重苦しい世界観・物語から深く考えさせられるものが多いと思うんだけど

極め付けだわこりゃ。(笑)

重い。暗い。救いが……あるかないかはネタバレ
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ガリーボーイ(2018年製作の映画)

4.0

まさかフリースタイルラップがテーマのインド映画を映画館で観る日が来るとは思わなかった。(笑)
いや、面白かった。
久しぶりにFilmarksのレビューを見て観に行ったんですが、マイナーな作品であればあ
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スペシャルアクターズ(2019年製作の映画)

3.0

カメ止めの上田監督最新作という事で、前作を3回観に行った身として当たり前のように劇場へ。

カメ止めほどではないけど、肝心の伏線はやっぱり触れない方がいい気がする。(笑)
出演者の“慣れてない感“が観
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最高の人生の見つけ方(2019年製作の映画)

4.0

時間がちょうどいいから鑑賞したんですが
結論から言えば、観てよかったと心から言える作品でした。
吉永小百合を映画館で見たのは初めてだけど、いやぁ……さすがですわ。
どうしても見入らざるをえないもの、あ
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フッド:ザ・ビギニング(2018年製作の映画)

2.5

ベッタベタなヒーローアクション映画。
中世モノなのに、ハリウッドダイブばりの大爆発とカーチェイス(ただし馬車)までブチ込んだ意欲作であることは認める。

だがいかんせんベッタベタ。(笑)

ヒーロー映
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.5

危ない。
素直に見たら騙されるぞ、この映画は。

悲惨な環境のせいで悲劇的な立場に追いやられ、小さな幸せすら奪われた男がジョーカーという悪に染まるまでを描いた作品

ではないよ? これ。

気狂い犯罪
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アド・アストラ(2019年製作の映画)

2.0

TwitterのSF好き諸氏が絶賛していたので上演が終わる前に駆け込みで観てきたんですが

インターステラー、オデッセイ、ゼロ・グラビティ……近年のSF傑作に比べると
……うーん。

つまらなかった。
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

2.5

松岡茉優の演技力がどんどん増している事を思い知らされた一作。
感情表現が薄く言葉も少ないヒロインをとても素敵に演じてて、「亜夜」が笑うだけでこっちまで幸せになるような、深みのある演技をしてたと思う。
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.0

ヒロインのエリー。
献身的で優しくて幼なじみで自分のことが好きで、ってどこのギャルゲーのヒロインですか。
設定だけ聞くとアホらしくて見てらんないレベルだと思うんですけど

演じているのがリリー・ジェー
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WALKING MAN(2019年製作の映画)

3.0

Filmarksの試写会で渋谷ユーロライブにて鑑賞。

映画初監督というラッパーの方(アナーキーさん)の作品でしたが、意外や意外、ちゃんと映画になってたし、ラップを知らなくても十分楽しめる作品でした。
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SHADOW/影武者(2018年製作の映画)

2.5

チャン・イーモウの武侠アクションと聞いてHEROやLOVERSの雰囲気・世界観を期待していたのですが

影武者と本物・表と裏・陰と陽を作品テーマにした結果、モノクロに近い白黒の世界観となってしまい、あ
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トールキン 旅のはじまり(2019年製作の映画)

3.5

ヒューマンドラマとして平均点以上の出来でした。
ただ、やはり……指輪物語に心を奪われた人じゃないとなかなか劇場まで足を運ぶ作品とまでは……という感じ。
レイトショーでしたが、客席に10人いませんでした
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ロケットマン(2019年製作の映画)

4.0

わたくし、エルトン・ジョンはYour song大好きマンなので、とても大事な場面でとても大切に扱われていてそれだけでけっこー泣きそうになりました。(笑)

時期・作品のテーマ的にどうしてもボヘミアン・
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

4.5

東宝試写室にて、Filmarks試写会で鑑賞。

良かった。超良かった。
買ってったお茶、気付いたら一口も飲まずに終わった。
素晴らしい俳優陣を多才極まる監督が秀逸な脚本でまっすぐに作ったら最高の作品
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天気の子(2019年製作の映画)

3.5

いいぞ……「君の名は。」で鳴りを潜めていた新海誠の“湿気”が隠しきれずに漏れ出してきた感じ、“それでこそ”って感じだ……!(笑)

さらに言い切ってしまってもいいのなら言ってしまおう、新海誠の描く主人
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よこがお(2019年製作の映画)

3.5

角川試写室にて、Filmarksの試写会で鑑賞。

筒井真理子さん、これで御歳58歳ってまじか……ふつうに30台の美女に見えたで……女優さん凄い。(笑)

いやぁ重かった。
救いがないというわけではな
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ドラゴンクエスト ユア・ストーリー(2019年製作の映画)

2.5

TOHOシネマズ川崎にて、auプレミアムパスで当たったワールドプレミア試写会で鑑賞。

ネタバレはできないので感想的なものが書きにくい。
特に、まあ、嫁の話は。(笑)
それも含め、全体的にネタバレはし
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