中山さんの映画レビュー・感想・評価

中山

中山

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マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

3.5

期待していた大逆転とは違い、淡々と住宅ローンバブルの崩壊が描かれている。これが現実に淡々と起こっていたことが怖いところで、富を得た人達の苦悩の方が身に染みた。バブルを忘れないよう定期的に観たい。

ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

4.0

実話に基づいていると信じたくないほどぶっ飛んでいる。あまり参考にしたくない作品だが、終始ノンストップで破天荒なので観る分にはテンポがよくて面白いし、バカバカしくて元気になれる。

秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

2.7

うーん、個人的には良いとは思えなかった。評判通り映像はとても綺麗。ただ、主人公の男の子がどうも女々しい感じがして感情移入できず。純粋と言えば聞こえは良いが、ただ幼いように思えてしまった自分がなんか残念>>続きを読む

シュガー・ラッシュ(2012年製作の映画)

3.8

アーケードゲームの裏での物語で、悩める悪役が主役という設定がユニークで面白い。ゲームによって世界観が異なり、観ていて楽しい。アーケードゲームに馴染みはないが、実に分かりやすい物語で、ほっこりする幸せな>>続きを読む

ルパン三世 カリオストロの城(1979年製作の映画)

4.2

これは名作。コメディとシリアスのバランスが絶妙で素晴らしい。お馴染みの名脇役達の存在感もたっぷりで最後まで飽きずに観られる。ストーリーもシンプルで分かりやすいし、宮崎駿が出すジブリ感も個人的には好き。

ビリギャル(2015年製作の映画)

3.7

全く期待していなかった分、思った以上に感動した。受験そのものは上手く行き過ぎている感じがするが、受験を通して家族がぶつかり合う姿には感動するし、頑張ろうと励まされる映画。有村架純かわいい。

エイプリルフールズ(2015年製作の映画)

3.8

くだらない嘘から優しい嘘まで色んな嘘がたくさん出てくるが、なんだかんだ絡み合って最後はまとまる。こういう伏線が回収されていく展開は個人的に大好きだし、特に誘拐犯とロイヤル夫妻の話は感動した。気楽にまた>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.8

動物だけではなく登場人物にも個性があって飽きずに最後まで楽しめた。ストーリーとしてはまだ自己紹介の段階で、次回作への布石と言った感じ。魔法の映像はとても綺麗で違和感も全くない。パン屋志望のおっさんが最>>続きを読む

ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

3.6

宇宙系の映画で地球側を一切描かない作品は珍しい。それでも飽きずに最後まで観れたのは、その映像美と静けさだと思う。主人公の息遣いしか聞こえない静けさが、孤独という恐怖を助長していて緊張感が増す。絶望的な>>続きを読む

スパイダーマン(2002年製作の映画)

3.8

アメコミらしいヒーロー映画でありながらも、恋愛や親子愛のドラマ的な要素もあり、登場人物も最低限なので分かりやすい。子供の頃に観た時よりも、綺麗事のハッピーエンドではない感じも楽しめた。シリーズ1作目と>>続きを読む

ナイト ミュージアム(2006年製作の映画)

4.0

博物館の展示物が動くという設定がそもそもユニークで面白いし、個人的にベン・スティラーも好きなので大好きな作品の1つ。観ていて嫌な気持ちになることはなく、最後まで楽しく観られる。誰にでもオススメできる作>>続きを読む

X-MEN2(2003年製作の映画)

3.7

X-MENシリーズ第2作目。前作は自己紹介のような雰囲気であったが、本作は構図がはっきりとしていて分かりやすい。ミュータントの学園では様々な能力を見ることができ、自分ならどの能力が欲しいかとか考えるの>>続きを読む

X-メン(2000年製作の映画)

3.5

X-MENシリーズ第1作目。まあ設定が設定なだけに何でもありという感じ。ストーリーはシンプルで分かりやすいし、能力系のアクション映画はワクワクして大好き。能力が凄過ぎてご都合主義感が否めないのは仕方な>>続きを読む

ブラック・スワン(2010年製作の映画)

3.0

ナタリー・ポートマンが演じるバレリーナがプリマに選ばれてからの心理描写に間違いなく惹き込まれる。彼女の美しさと表現力がそれを助長するし、不気味だからこそ目が離せない。見応えのある素晴らしい作品だが、個>>続きを読む

パーフェクト ワールド(1993年製作の映画)

3.8

監督のクリント・イーストウッドが、ケヴィン・コスナーと共演を務める。脱獄囚のブッチと人質の少年フィリップとの、親子愛にも似た奇妙な友情が観ていて心地よい。結末は実に切ないが、その分観終わった後の余韻が>>続きを読む

スピード(1994年製作の映画)

3.5

キアヌ・リーブスとサンドラ・ブロックの出世作と言えるアクション名作。ハラハラした展開がテンポよく続き、最後まで飽きることがない。あっさりした部分も多いが、それが楽に観られるアクション映画の良いところ。

真夏の方程式(2013年製作の映画)

3.8

ネタバレになりそうで多くを語れないが、素直に家族愛に感動した。ガリレオならではの科学的トリックが弱いので、ガリレオシリーズじゃなくても良い気もするが、子供嫌いの湯川だけが真実に気付くのがまたどこか切な>>続きを読む

容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

4.5

堤真一が最高。ミステリー映画としてのトリックも申し分ないが、それ以上に愛情が深い。ハッピーエンドではない、その切なさが心に深く残る。洋画派の私でも大好きな邦画で、とにかく堤真一の演技の素晴らしさが分か>>続きを読む

シャイン(1996年製作の映画)

3.7

実在するピアニストを演じたジェフリー・ラッシュの演技が凄い。特に狂うようにピアノに没頭する姿が印象的。父親の重すぎる愛も含めて、色んな愛に囲まれながら生きていく純朴な主人公の半生が丁寧に描かれている。

メリーに首ったけ(1998年製作の映画)

3.0

キャメロン・ディアスの出世作。若かりしキャメロン・ディアスを男達が奪い合うラブコメディ。個人的にベン・スティラーも好きなので楽しめた。まあでもコメディだなという感じ。

キス&キル(2010年製作の映画)

2.5

今となってはありきたりなスパイが引退するという設定で、ストーリーや黒幕等にも特に驚きはない。かと言ってコメディ要素が強いわけでもなく、普通のアクション映画。

ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.0

さすがに映像は古臭く感じるが、テーマソングが流れるとテンション上がるし、緊張感のないコメディばかりで気楽に観れる。マシュマロマンとミシュランマンは似ている。

アイ,ロボット(2004年製作の映画)

3.0

ロボットが当たり前の世界でロボットを信用していない主人公に、現代の私達は感情移入しやすい。ただ、昔に観た時よりもAIや自動運転が発展しているので世界観に現実味が帯びている。とは言え、ありきたりなストー>>続きを読む

ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島(2010年製作の映画)

3.2

コンプレックスを抱える弟妹の成長等がテーマとしてあるが、やはり児童文学が原作だなという印象。いとこのユースチスのような足を引っ張るキャラにはイライラしてしまう。登場人物が最低限で分かりやすいし、世界観>>続きを読む

大脱出(2013年製作の映画)

3.3

スタローンとシュワちゃんのW主演。2人の安心感が半端なくてあまりハラハラはしなかったが、笑える部分も多くて気楽に楽しめた。特に「チーズ」好き。脱獄を生業とする設定もユニークだし、なんだかんだの銃撃戦だ>>続きを読む

ミニミニ大作戦(2003年製作の映画)

3.3

とにかくクーパーが可愛い。ストーリーは凄くシンプルで、登場人物も最低限なので分かりやすい。カーアクションのテンポも良いし、キャストも豪華で気楽に観られるのでオススメ。

マン・オブ・スティール(2013年製作の映画)

3.3

スーパーマンのリブート作品。映像は初期のスーパーマンとは比べ物にならないくらい綺麗で大迫力。また、ただの爽快なアクションだけではなく、シリアスな場面も多いので最後まで飽きずに観ることができた。

スーパーマン リターンズ(2006年製作の映画)

2.7

前回観たスーパーマンよりも映像はかなり綺麗になり、CGも違和感なく楽しめた。しかし、シリアスなストーリー展開にもかかわらずこれと言って印象的な場面はなく、ヒーロー映画なのに切ない終わり方が個人的には残>>続きを読む

スーパーマン(1978年製作の映画)

2.5

ここまでSF感満載だとは思っていなかった。敵役含めて全体的にザ・昔の映画って感じで、さすがに今観ると古臭く感じてしまう。でもあの音楽はやはり興奮する。

ONE PIECE FILM GOLD(2016年製作の映画)

3.8

4Dにて鑑賞し、まるでアトラクションのようで凄く楽しかった。カジノの豪華な雰囲気も、スパイアクションのような展開もワクワクする。敵役を含めて個性的な脇役の存在感も大きく、物語も二転三転するので最後の最>>続きを読む

ホワイトハウス・ダウン(2013年製作の映画)

3.5

ホワイトハウスを舞台にしたアクション映画。主人公の元軍人と大統領のコンビがユニークで、テンポも良いので最後まで飽きない。ストーリーに深みこそないが、その分、気楽にアクションを楽しめる。

リクルート(2003年製作の映画)

2.8

CISの世界を舞台に、何が真実なのか分からないハラハラした展開が続く。ただ、誰が二重スパイなのかだけでなく、そもそも実戦なのか訓練なのか分からないためゴチャゴチャしている印象。結末も意外とあっさりして>>続きを読む

イーグル・アイ(2008年製作の映画)

2.8

未来型SFアクション映画。設定はユニークでテンポも良いが、それは前半までの話。中盤で敵の正体が明らかになるとその先の展開がある程度読めてしまうし、そのラストも呆気なくて色んな意味で中途半端で残念。

バンテージ・ポイント(2008年製作の映画)

3.0

複数の異なる視点から描かれる場面展開は素直に面白い。視点は違えど同じ場面を繰り返すのは退屈に感じそうだが、徐々に真実が明らかとなるため、目が離せない。ただ、「見せ方」は独特で面白いが、ストーリーの内容>>続きを読む

ボーン・アルティメイタム(2007年製作の映画)

4.0

「ボーン」シリーズ第3作目。3作連続で観たせいもあると思うが、本作が1番好き。登場人物の説明が不要な分、心理描写やアクションに時間を使えている。シリーズを通して最後まで飽きないし、まさに名作。

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