中山さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

中山

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ボーン・スプレマシー(2004年製作の映画)

3.9

「ボーン」シリーズ第2作目。前作よりも丁寧にボーンの複雑な感情を表現しており、ストーリーに入り込みやすい。後半のカーチェイスは激しく見応えがあるし、真実を求めて孤独に戦うボーンの姿は儚くも強くて魅力的>>続きを読む

ボーン・アイデンティティー(2002年製作の映画)

3.8

「ボーン」シリーズ第1作目。数多くある有名なスパイ映画の中でも、ただの派手なアクションではなく知的でリアルな点が特に好き。ただシリーズ第1作目ということもあり、状況の説明描写が多いように感じ、本作単体>>続きを読む

マネーボール(2011年製作の映画)

3.7

やはり実話のサクセスストーリーは感動する。周囲の人間を敵に回しながらも信念を貫いて結果を出す姿を、憧れはしないが尊敬はする。何かを変えようとする意志は、後悔や失敗等の負のエネルギーから生み出されること>>続きを読む

最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

4.2

月並みな表現だが、「最高」の映画。対照的な2人だからこそ、互いに影響し合って最高の人生を見つけていく。ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンの演技は言うまでもないし、人間味の溢れる主人公達に引き込>>続きを読む

ONE PIECE FILM Z ワンピース フィルム ゼット(2012年製作の映画)

4.0

ルフィ達の映画ではなく、間違いなくZの映画。でもそのZが超カッコいい。最後のドーベルマンの涙はズルいし、ゼファーがZと名乗る理由が特に最高。前作と違って敵役にも感情移入できたし、青キジの存在も大きい。>>続きを読む

ONE PIECE FILM STRONG WORLD/ワンピース フィルム ストロングワールド(2009年製作の映画)

3.5

原作ファンとしては普通に楽しめた。逆に言うと、ストーリーは実に単純だし、伝説の海賊シキとの結末は実に呆気ないので、原作ファンでないと楽しめないと思う。純粋にルフィ達のカッコ良さや映像の迫力を楽しめる、>>続きを読む

トランスフォーマー(2007年製作の映画)

3.7

とにかくトランスフォームがカッコいい。ロボット同士の戦闘にも迫力があるし、CG映像も凄い。ただ、似たようなロボットキャラが多く、敵味方の見分けが難しく感じる場面もある。ストーリー性ではなく、単純にダイ>>続きを読む

白ゆき姫殺人事件(2014年製作の映画)

3.0

情報社会に警鐘を鳴らすというテーマはユニークだが、大袈裟に演出し過ぎてどこか他人事のように感じてしまった。こんなにも簡単にSNSやテレビを鵜呑みにする人は実際にいるのだろうか。個人的には誰にも感情移入>>続きを読む

しあわせの隠れ場所(2009年製作の映画)

4.5

テューイ家の家族や学校の教師、家庭教師など登場人物全員が良い味を出していて、観ていて優しい気持ちになれる。確かに裕福な家庭だからこそ成し得たものも多いが、実話とは思えないほど感動する素晴らしい作品。思>>続きを読む

トイ・ストーリー3(2010年製作の映画)

4.5

いつか来ると分かっていたアンディの成長、そしてオモチャとの別れ。慣れ親しんだキャラクター達の説明は不要で物語のテンポも良く、厳重な警備の託児所からの脱出も緊迫感がある。アンディとの別れも切ないながらに>>続きを読む

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.2

175分という長編映画でありながら、いつ殺し合いが始まってもおかしくないマフィア界ならではの緊迫感が凄く、観ていてこれほどまでに脈打つ作品はない。その分、観終わった後に少し疲れるが、やはり名作だと感じ>>続きを読む

戦火の馬(2011年製作の映画)

4.0

本当に馬なのかと疑うほどにジョーイの演技が素晴らしく美しい。戦争に巻き込まれる中、イギリス軍、フランス軍、ドイツ軍それぞれでジョーイとその美しさに魅了された人物との間に小さな物語があり、飽きずに入り込>>続きを読む

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.0

幼少期から回想されるストーリーは実にテンポが良く、各時代でのエピソードが壮大かつユニークで飽きることがない。フォレストの真っ直ぐな生き方に、楽しくも切なくも心動かされる。物事が良い方向に進み過ぎている>>続きを読む

イントゥ・ザ・ウッズ(2014年製作の映画)

3.8

テンポの良い展開で異なる童話の登場人物達が絡み合うのが新鮮で面白い。終盤に近付くと雰囲気が変わり、過ちを犯す大人達の末路や大切な人を失う子供達から教訓を得るような展開になり、時に違和感を覚える場面もあ>>続きを読む

そして父になる(2013年製作の映画)

3.8

エリートな福山雅治と自由なリリー・フランキーの父親像や教育方針が対照的で、そしてどちらかが正解と言う訳でもないという状況に入り込まざるを得ない。子役達の演技も上手く、子供ながらに抱える複雑な心情を感じ>>続きを読む

Mr.インクレディブル(2004年製作の映画)

3.8

スーパーヒーローの活動が禁止されるという設定がユニークで、ストーリーもテンポが良い。アクションだけではなくヒーローそれぞれの人間性や悩みなども丁寧に描かれており、物語に入り込みやすい。各々の能力の活か>>続きを読む

アバター(2009年製作の映画)

3.7

ストーリー自体に特徴があるわけではないが、緑の美しい大自然の映像だけではなく、3Dならではの奥行きを実感できる。まさに「観るのではない。そこにいるのだ。」というキャッチコピーの通り。逆に言うと、平和派>>続きを読む

アンストッパブル(2010年製作の映画)

3.7

緊迫感が続くシーンが盛りだくさんで、最後まで飽きる事がない。ベテラン機関士と生意気な新人車掌のコンビだけではなく、気の強い女司令官やその友人、降格を恐れる上司など脇役の存在も大きい。これが実話に基づい>>続きを読む

カンフー・パンダ(2007年製作の映画)

3.5

単純にカンフーそのものがカッコ良く、可愛らしい間抜けなパンダのコミカルな部分も素直に笑える。カンフーファイブの存在感もありながら、導師や老師のお言葉も身に染みるものがある。ただ、圧倒的強さの相手に対し>>続きを読む

ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛(2008年製作の映画)

3.2

前作同様、4兄弟の人間的な魅力が乏しく、その世界観に入り込めない。ストーリーや戦闘シーンは多少改善されたが、子供向けの域を出ない。ラストもアスランの凄さが表されただけで、王子達の活躍が少ないのも残念。

ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女(2005年製作の映画)

3.0

4兄弟の魅力もストーリーの展開も中途半端で、戦闘シーンも迫力に欠けるしラストも呆気ない。世界観はユニークで面白いが、全体的に子供向けな印象。

パシフィック・リム(2013年製作の映画)

4.0

巨大ロボット兵器イェーガーの動きに合わせて力が入ってしまうほどに大迫力。ゴジラやウルトラマンを知る日本男児なら必ず楽しめるはず。司令官や学者、他のパイロットなどの脇役の存在も大きく、2時間では物足りず>>続きを読む

土竜の唄 潜入捜査官 REIJI(2014年製作の映画)

3.7

生田斗真の全力演技に加えて、シリアスでありながらコメディ要素満載でハイテンポな展開が飽きさせない。時には下品で不快に思う場面もあるが、堤真一や遠藤憲一、山田孝之など個人的に好きな配役なので高評価。逆に>>続きを読む

ロボジー(2011年製作の映画)

3.5

ロボットの正体がバレないようにと必死なメーカー社員に対しての自由気ままな老人に、苛立ちを覚えながらも素直に笑える。吉高由里子や濱田岳などの役者陣も個人的に好きで、意外とストーリー性もある。本物のロボッ>>続きを読む

ペイチェック 消された記憶(2003年製作の映画)

3.5

未来を知った自分から送られたアイテムを駆使して未来を変えるというストーリーは個人的に好きではあるが、とにかくアクションがお粗末。エンジニアの主人公は仕方ないにしても、敵は主人公を殺せる場面でもやられる>>続きを読む

アナと雪の女王(2013年製作の映画)

3.5

ミュージカル映画だけあって音楽が素晴らしく、目だけではなく耳でも楽しめる。登場人物の個性が豊かで分かりやすいため、物語の中に入り込みやすい。吹き替え版も良いが、やはりオリジナル版のインパクトの方が強い>>続きを読む

探偵はBARにいる(2011年製作の映画)

2.8

相棒の松田龍平も独特な雰囲気を醸し出しているし、小雪もミステリアスな女性を上手く演じている。コメディ要素も含んでいるから仕方ない部分もあるが、格闘シーンがお粗末で殺人事件が絡んでいるのに緊迫感が全くな>>続きを読む

俺はまだ本気出してないだけ(2013年製作の映画)

3.0

主演の堤真一はもちろんのこと、妹役の橋本愛や親友の生瀬勝久にも独特の雰囲気があり、好感の持てる配役。ストーリー性はそこまで深くはないが、主人公のクズっぷりが徹底されており、疲れた時に観ると楽観的になれ>>続きを読む

ザ・マジックアワー(2008年製作の映画)

3.5

佐藤浩市、西田敏行、深津絵里、寺島進、小日向文世、このキャスト陣が最高。張り詰めた状況の中での、緊張感のないドタバタコメディには思わずクスッとなる。キャスト陣に助けられている部分が多いが、深く考えずに>>続きを読む

スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師(2007年製作の映画)

2.5

ストーリーは面白く、何度も感情を動かされる。しかし血が噴き出るシーンはグロテスクで、観終わってからの後味が凄く悪い。重く暗い雰囲気の中で明るく歌う姿は不気味さを助長し、映像に見入らずにはいられない点は>>続きを読む

ギャング・オブ・ニューヨーク(2001年製作の映画)

3.5

ディカプリオとキャメロン・ディアスはまさに美男美女で見栄えするが、本作は何と言ってもブッチャー役のダニエル・デイ=ルイス。迫真の演技とはまさにこのことで、ディカプリオが主演男優賞を奪われたのも納得して>>続きを読む

トレーニング デイ(2001年製作の映画)

2.0

ストーリーに大きな展開はなく、デンゼル・ワシントンの演技が凄いというだけ。胸糞悪く感じたし、カッコいいとも思えず、私には合わなかった。

娚の一生(2015年製作の映画)

2.0

祖母の元彼。よく分からん。
恋愛映画は向いてないと改めて感じた。

明日に向って撃て!(1969年製作の映画)

4.2

西部の無法者、ブッチとサンダンスがとにかくカッコいい。明日があるのかどうかさえ分からない生活の中でも、ポジティブに毎日を楽しそうに生きる姿が映える。見所が多い中でも特にラストシーンが最も目に焼き付くと>>続きを読む

ワイルド・スピード EURO MISSION(2013年製作の映画)

4.0

カーアクションはもちろんのこと、肉弾戦の見応えも半端じゃない。ストーリーはシンプルだし、多少強引な場面も見受けられたが、今までに観てきたアクション映画の中でも特に迫力があって面白かった。記憶には薄い他>>続きを読む