森とピアノで描画される世界観は好き。俳優さんの心情の移ろいをじっくり見せるタイプの映画だと思うけど、そこがいまひとつ…。
けして悪くないけど、数ある深田監督の作品の中では少し退屈かも。もっとドキドキさせてくれると思ってた。
ただインドネシアをもっともっとよく知りたいと思うきっかけになった。
バランス感覚が絶妙な映画だと思った。自分がどれだけ出来ることをやってこれたんだろうと考えさせられる。
ハワイの美しい景色と慎太郎の純粋に恋する演技を愛でる映画かと。他は普通。
コメディかラブストーリーどちらかに振りきった方が印象に残ると思う。
ピアノとカフェとワイン。ポルトの街は本当はその世界には存在しなくて、どこか作り物のように感じる世界だった。この街で酔いしれてみたい。
ヤクザ映画得意じゃないけど原作が好きなので観賞。役所広司さんは迫力がありつつも演技が丁寧で分かりやすかった。
ぐいぐい引き込まれるけど、途中ナレーションが入るたびに映像を観ていることを思い出されられ>>続きを読む
世間から突き放され、それでもなお彼女らは彼女らの日常を生きていた。おかしいとか愚かだという言葉は何の意味も持たないんだろう。
大切なものを失いながらもそれを受け入れてどう生きていくか。人生はその連続だということを強く感じた。
中川監督の前作「走れ、絶望に追いつかれない速さで」と合わせて見ることをおすすめしたい。
心が負けそうになったときに、そっと手を差し伸べてくれるような映画だった。温度を感じる映画だとも思う。また観たい。
前2作ほどの派手さはない、正直。でもこれだけは言いたい。最高の結びだった、と。
何のために生きるのか、自分は何をしたいのか分からなくなったらまた見たい。ディカプリオの演技の巧さには終始圧倒!!
テロにどう立ち向かったかを描く作品ではない。それすら人生の1ピースにすぎない。普遍的でありふれた日々の中で、主人公たちが何を見て何を感じているかがとても丁寧に表現されていて、ラスト20分のストーリー展>>続きを読む
見始めてすぐに違和感を覚える。見たのを後悔するくらい。しかし、後半にかけての伏線の回収具合がスゴくて一気に追い上げてきてこのくらいのスコアかなと。
自由とはなんだ。便利な世の中になったが、あの不自由な時代に嫉妬する。人生はこうも軽快でコメディタッチなのか。
とにかく心揺さぶられる音楽とパフォーマンス!見終わった幸福感に包まれながら映画館を後にできる感じは間違いなく今年No.1。
レオーの演技には「これ素なんじゃないか?」と思わされるシーンが何度もあった。とにかく登場人物の主張が強いイメージ。
全体的に展開が急(笑)童貞を捨てるべく走る少年とそれを追う主人公という設定は面白いので、個人的にはどストレートな展開を期待してしまった。
兄弟って自分以上に相手のこと知ってたりして、人間の醜い部分とか全部共有してたりする。まるで自分の嫌いな部分を見てるようで腹立たしかったりして。そんな兄弟が大人になった物語が丁寧にいびつに描かれている。
最初から最後まで海の中で夢を見ている気分。ストーリー展開がテンポよく海から這い上がらせることを許してくれない。
いいシーンはたくさんあったけど、中でも、自閉症の兄をもつ少年が作文した「自分の生きる意味」が頭から離れない。
いい意味で淡々と語られていく物語にのめり込める作品。重いテーマだけど、そんな中にも何故ここで?と思えるようなチャーミングなシーンがあったり目を離せない。