MNさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

スプリット(2017年製作の映画)

3.5

23の人格の中には、糖尿病を患ってる人格があったりするんだけど、同じ身体なのに人格によって病気があったりなかったりするとこがとても興味深い。
実際の症例にもあるらしく、病気も本人の想いが引き起こしてる
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ペイ・フォワード 可能の王国(2000年製作の映画)

4.5

私が人に親切にするときの指針はこの映画の影響が大きい。
誰かにもらった親切を他の誰かに返す精神でいれば、親切が自然にさりげなくできるようになる。
ありがとうがなくても、構わない。
誰か他の人に返してく
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私の中のあなた(2009年製作の映画)

4.8

設定はあり得ないけど、家族のそれぞれがお互いを想い合っていて、その切ない気持ちに涙が止まらない。
相手を思い遣るほど、苦しくて仕方なくて、本当は傷つけたくないのに、傷つけるしかなくて。
深い深いところ
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僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

3.3

犬好きな人にはたまらない作品だろうなぁと思う。
観る前は1人の飼い主が次々違う犬を飼うけど、魂は皆一緒なのかと思ってたら違った。
一番仲良しだった飼い主と再び出会うまでに、いろんな飼い主の元に生まれ変
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ペコロスの母に会いに行く(2013年製作の映画)

3.2

親不孝な私には身につまされ、色々考えさせられる。
ハゲネタ満載なところは笑えた。
原田姉妹が懐かしかった。

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

5.0

号泣しました。
9.11で亡くした父親の残した鍵の鍵穴を探すうちに、自分と同じように悲しみを背負った人達との出会いによって、次第に自分を取り戻していく男の子と、彼を温かく見守る老人と母親。
原作も読み
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ステラ(1990年製作の映画)

5.0

今までで一番好きな作品。
娘の幸せのために、あえて娘に嫌われるように演じて身を引く母親の本当に娘を想う気持ちが胸に迫って、この作品で初めて涙を流しました。

ステラは常に自分のことを冷静に見つめる目を
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イーグル・アイ(2008年製作の映画)

3.6

実際に起こりうるのが怖い。
このレビューも見られてるかも。

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

3.0

セリフが、全然頭に入って来なくて、スターウォーズとはなんだか毛色が違くて、アハ体験的な驚きを期待してたけど、それもなくて、評価高いのが申し訳なく思うくらい、私的には物足りなかったです。

キック・アス(2010年製作の映画)

3.0

うん、どこかで観たことある映像のオンパレードで、観てからしばらく経つと、きれいに忘れます。

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

3.5

とにかくグログロ戦争ファンタジー。
現実の世界もファンタジーの世界もグログロ。
クリーチャーもキモいけど、どこかユーモラスなのはデルトロ監督の好きな怪獣が、根っこにあるからなのかな。
デルトロ監督の映
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パッセンジャーズ(2008年製作の映画)

3.0

この映画を観た後、自分が本当に生きてるのか自信がなくなってきた。
自分が今見ている世界は本当に存在してるのか、なんだか訳わからなくなる。

キセキ あの日のソビト(2017年製作の映画)

3.0

もっと、メンバー1人1人の人物像を知りたかったなあと思ったけど、覆面で活動してるから仕方ないのかなぁ。
個人的にはナビくんが気になりました。

世界でいちばんのイチゴミルクのつくり方(2014年製作の映画)

5.0

昔から子供と動物には勝てないって言うけど、これに老人も加わって、史上最高の映画になってる。
はちゃめちゃで元気な子供達も超賢いハナグマも、お茶目な老人達も、普通が一番な大人達も、街のおもちゃみたいな建
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

70年代の話だけど、今も偏見と差別によって真実を捻じ曲げられてしまうことは変わらない。
マルコは何も自分で選べなかった。
チョコレートドーナツ以外。
たった1年だったけど、彼が幸せな時間を過ごせたこと
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ムーンライト(2016年製作の映画)

3.8

ラ・ラ・ランドとは違った意味で玄人向けの作品でした。
映画の醍醐味がふんだんに詰め込まれてる。
それぞれの役者の演技の素晴らしさだったり、映像美だったり、心地よく流れる音楽だったり。
そして、全編に渡
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マダム・フローレンス! 夢見るふたり(2016年製作の映画)

3.8

この映画は型にはまって観たら駄目な作品だと、思った。
メリル・ストリープの圧倒的な演技力とヒューグラントの普通なら非難されてもおかしくないのにどこか憎めないお得意の役所がすごく魅力的だった。
これほど
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でーれーガールズ(2015年製作の映画)

3.8

岡山のご当地映画で、女子高生の甘酸っぱい友情物語だと思って油断してたら、泣かされます。
思春期に傷つけ、傷つけられ、他人から見たら引くような行為も、本人には深い事情がある。
子供のときには、わからなく
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.0

ものすごく玄人向けでした。
ミュージカル映画、昔の映画音楽の好きな人、ディープに映画を観てる人にとっては良い映画なのかもしれない。
脚本、ストーリー重視で観たい人には物足りない感が否めない。
アカデミ
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メッセージ(2016年製作の映画)

3.5

小説ではわけわかめだったところが映画になると、理解できた。
それでも、難解であることに変わりはなく、実際の言語学者や数学者や物理学者などなどの方達が観るとどう感じるのかが興味深い。途中、2回ほど、落ち
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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

3.0

いろんな意味で面白かった。
映画終わるまで笑いを堪えるのに必死で、終わってから涙流して笑ってたら、子供に不審がられた。
深いところを知ってたら、意味が分かるシーンも、知らない人にとってはなんじゃこらで
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ザ・ギフト(2015年製作の映画)

3.0

ホラーと位置付けされてたけど、貞子的な怖さは全くなかった。
でも、違う意味での怖さがあった。
人を陥れる嘘はいつか、自分を陥れることになる。
観る人によっては物凄く怖い映画。

素晴らしきかな、人生(2016年製作の映画)

4.0

かなり、深い内容なので好き嫌いが分かれそう。心になんらかの深い傷を負った人や、今現在、悩み事を抱えている人が観れば必ず響く作品。
キャストがとにかく豪華。
ヘレンミレン最高。
1度だけでなく、2度、3
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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

3.5

何を選択するかは人それぞれ。その人次第。誰も裁くことはできない。それは、人間であろうと、神であろうと。
人は皆、自分の信じた道を進むしかない。そして、人の心の中は、誰にも分からない。
どんなに話し合お
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.0

戦時中の日常を淡々と描きながらも、やはり、戦争は起きてはいけないと思わせる。所々に伏線が張ってあり、それがさりげなく回収されていく。
ただの戦争映画のようでいて、ただの戦争映画でない、あの頃に私も生き
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青い青い空(2010年製作の映画)

3.5

浜松のご当地映画でありつつ、書道の魅力だったり、それぞれの世代が抱えた問題について考えさせられたり、ただの青春映画に終わってないところが良かった。メインの女の子達のフレッシュな演技も自然ですごく伝わる>>続きを読む

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