grooveさんの映画レビュー・感想・評価

groove

groove

関心領域(2023年製作の映画)

2.0

小津安二郎を想起させる、一点透視法の構図。

ストーリーに抑揚はなく、淡々と進む。

衣装、住居などの事前情報がないと物語の説得力や解像度が低いままなので、作品単体としての評価は低い。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

セックス描写が過剰すぎる。
作品で謳いたいテーマも曖昧で、納得感はない。これだけなら★二つ。

ただ、それを遥かに上回る美術、衣装、世界観。これらが作品を押し上げている。

人に勧めたい映画とは思えな
>>続きを読む

バック・イン・アクション(2025年製作の映画)

2.0

安定のスパイもので、斬新さは無い。

キャメロン復帰おめでとう。

エイリアン:ロムルス(2024年製作の映画)

3.0

1, 2作目へのオマージュもしっかりしている。

武器があまりないのも良い。

インサイド・ヘッド2(2024年製作の映画)

3.0

人に勧めたりするほどではない。

見どころは多部未華子の吹き替えくらい。

浮雲(1955年製作の映画)

2.0

小津安二郎の様な、普遍的な感覚はない。

魅力がどこに有るかわからない男が浮気しまくる話でしかない。
そこから得られる人生観や哲学は無い。

キリエのうた(2023年製作の映画)

3.0

時間軸がわからないとレビューを書いている人がいたが、これが分からなかったら相当センスがないので映画見なくても良いと思う。

サンクスギビング(2023年製作の映画)

1.0

出来の悪いB級ホラー。
序盤のゴミ箱切れ味良すぎ。
出来の悪いスクリーム。

ラストエンペラー/オリジナル全長版(1987年製作の映画)

4.0

皇帝の孤独と、転落。

美術は素晴らしい。不思議なエロスも感じる作品。
若き日の坂本龍一が出演もしている。
音楽は当然素晴らしい。

ルックバック(2024年製作の映画)

5.0

圧倒的な才能と、作画と、ストーリーを全部見せられた。

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

2.0

ボーの心情をビジュアル化した映画。

ほとんどの人は?だっただろう。
実際真実はどこまでなのかは曖昧。

途中の演劇シーンが冗長なのと、ラストは最悪。
ホアキン・フェニックスの演技は素晴らしい。

君は行く先を知らない(2021年製作の映画)

2.0

イランの自然を映し出した映像は、美しい。

冗長的で結論は想像に委ねられている。
半分の時間にまとめても良さそう。

レベル・リッジ(2024年製作の映画)

4.0

ネットフリックスオリジナルの割には作り込まれた良作。

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.0

動物の3DCGの出来はモーション含めてかなり良かった。
配役も良かった。

ロケーションは本州かと思うシーンが多かったが、やはり信州。

演出で色々惜しいところがあって惜しかった。

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章(2024年製作の映画)

4.0

世界感と脚本は素晴らしいが、アニメーションのクオリティとしては★3つ。

ヒロイン2人の声優の素晴らしさで★一つアップ。

父ありき(1942年製作の映画)

3.0

大戦前の作品。

デジタル化した元のフィルムの状態が劣悪で、音声画質共にノイズがひどくて見るに耐えない。

最近ロシアで発見されたフィルムなどから失われたシーンを追加して、4Kリストアされたそうなので
>>続きを読む