マさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

マ

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遺灰は語る(2022年製作の映画)

3.0

カラーに移り変わるところが美しい
最後アハ体験かと思った
ピランデッロの作品を読んでみたいなと思って検索したけれど釘は邦訳されてないっぽい

アシスタント(2019年製作の映画)

3.0

マイルドブラック企業に就労していたのでとてもリアルな感じがした
落ちてるゴミとかマジで誰も拾わんよな!勝手に綺麗になると思ってたら大間違いやぞ!!
わたしは夢や目標が無いままダラダラ働いていたけれど、
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聖地には蜘蛛が巣を張る(2022年製作の映画)

4.5

ずっとキショくて最悪なのに、ラストで更に突き落とされてより最悪な気持ちに……
歪みに歪んで根腐りしてるし夢も希望も無いなと思う
最低で最悪な継承、本当に不快で涙が出た

カード・カウンター(2021年製作の映画)

3.5

面白かったけれどなんかジジくさい感じがする
年齢を重ねると救いを求める方向にいくものなのか??

ソフト/クワイエット(2022年製作の映画)

3.0

世間的に女性の嫌なところとして挙げられるものが煮詰められていて、ディスられている気分になった……
あとワンカットである必要性がわたしにはあまりわからなかった

きっかけさえあれば人間は犯罪に手を染めて
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若き仕立屋の恋 Long version(2004年製作の映画)

4.5

せ……切ねぇ〜〜〜
とても官能的だった……この世で1番官能的なちまきや……

TAR/ター(2022年製作の映画)

4.0

長尺だけどダレずに観ることができた
主観と客観の描き方がとても上手いと思う
ケイト・ブランシェットの演技が素晴らしく、スタイリングも抜群に良い
そういえばブルー・ジャスミンでも転落人生やってたよね
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.5

子どもにとってほぼ絶対的な存在である親も親である以前に1人の人間
色々な想いを抱えて生きていて、子は知り得ない想いもある
それでも記録として残っていることで想像することはできる
年齢を重ねるごとに思い
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ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

4.0

向き合わないといけないのは男性というよりは社会と家父長制
あと教育の重要性と宗教の取り扱い方……
会話劇なので舞台っぽいなと思った
ベン・ウィショーが良い……好きや……

独裁者たちのとき(2022年製作の映画)

-

悪夢という感じだった
特に群衆と雷鳴のところとか……
学が足りないので勉強します

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

3.5

自業自得だし自己完結型すぎると思ったけれど誰から見ても綺麗に生きている人なんてそうそういないし、同じような状況で死を目前にすると自分もそうなるんだろうな
大した人間ではないのに正しさとかに妙にこだわっ
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私、オルガ・ヘプナロヴァー(2016年製作の映画)

4.0

事件も結末も全て不幸なまま、ずっと不幸
起こしてしまった事件に対して共感も同情もできないけれど、ずっとモノクロなオルガの世界に色が付いていたらこんなことにはならなかったのでは……と思うとやるせなさが募
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EO イーオー(2022年製作の映画)

2.5

EOの目がとても悲しそうに見えたけれど、これも人間の勝手な想像かと思ったら気持ちが沈んだ、人間は愚か
エンドロールでEOが6匹いたのに驚いた

それでも私は生きていく(2022年製作の映画)

3.5

レア・セドゥの演技に心打たれた……
派手さが無くて淡々と物語が進んでいくところがリアル
介護問題はどの国でも似たような感じなんだろうか
クリスマスのシーンはあまりにも暖かくて泣いてしまった

サンドラ
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.0

原作もバスケも何ひとつ知らない状態で観に行ったけれどアツかった、原作が読みたい!あと部活したいです!
バスケ観戦してる気持ちになってめっちゃ声出そうなった〜
オープニングめっちゃかっこいいしThe B
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レッド・ロケット(2021年製作の映画)

4.0

アッパーなのにダウナー
夢も希望もないからこそ、ポップな色使いや勢いのある空気感が虚しさを一層濃いものにしていてしんどい
ストロベリーが車の中で「幸せ」って言うシーンで心がぶっ壊れるかと思った
それ
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午前4時にパリの夜は明ける(2022年製作の映画)

5.0

完全にわたしのための映画だった
内容はもちろん、使用楽曲や劇中に出てくる作品までもが自分の趣味すぎて、全てが自分のために作られたのかと思ってしまった(おこがましくてすみません)
Televisionと
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ガール・ピクチャー(2022年製作の映画)

4.0

かわいい3人がとても愛おしいし、男女の垣根がフラットでジェンダーを仰々しく取り扱っていないところが良かった
エマ、ミンミ、ロンコの3人共に少しずつ共感ポイントがあるけれど、ミンミに1番感情移入したな…
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ジョージア、白い橋のカフェで逢いましょう/見上げた空に何が見える?(2021年製作の映画)

4.0

呪いと魔法は紙一重な現代のメタいおとぎ話
恋とは心配することらしい、とてもかわいい映画だった
モノローグもすごく良くて暖かい気持ちになった〜
引きの画がとても印象的で、映画というよりも映像詩っぽいとこ
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逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

4.0

総じて面白かったけれど、島着いてからはもっとめちゃくちゃになっても良かったのにな……と少し思ってしまった
そういう作品じゃないのはわかってるんやけどもね

使用楽曲が良すぎてマジ最高
わたしが酔って吐
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別れる決心(2022年製作の映画)

3.5

Love Will Tear Us Apartすぎる
愛した人に忘れられるくらいなら何かしらをやらかしてでも記憶から消えたくない、みたいな気持ちわかるし、声を録音したいのもわかるよ

エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

5.0

映画館で観るべき映画や……
"1秒間に24枚の写真を映すと間にある暗闇は見えなくなる"という言葉に映画の示す希望や光が詰まっている
映写室でのシーンとヒラリーが映画を観るシーンは泣かずにはいられなかっ
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対峙(2021年製作の映画)

5.0

ドキュメンタリーかと思うほどリアルで圧倒された
流れる空気があまりにも苦しくて観ているこちらも息が詰まる、息止まってたかもしれん
ワンシチュエーションかつ、ほぼ演者の会話のみで構成されているのに、こん
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ジョーイ(2020年製作の映画)

3.5

怖暖かくて優しい、愛は人を救う
ホアキン版ジョーカーにビジュアル寄せすぎなところはちょっとなあ……と思ったけれど(ジャケも寄せとるがな!)、しっかり起承転結あって展開も良く、たった14分なのに心が動か
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クラム(1994年製作の映画)

-

機能不全家族で育ったロバート・クラムから家父長制とトキシック・マスキュリニティの強い影響を感じた
女性蔑視かつ差別主義者なのに結婚してるし子供もいるのは心の奥底では愛情を欲しているからだと思ってたんや
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冬の旅(1985年製作の映画)

4.0

楽して生きる≠自由に生きる
わたしの目線では、モナには人生を好転させるチャンスが結構あったと思う
でもそれはモナの求める"楽して生きる"には当てはまらないものだったんだろう
自分にとっての楽な生き方、
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マッドゴッド(2021年製作の映画)

4.0

キャラクター・地下世界の造形、劇伴がめちゃくちゃ良いね
ビッグバン的なシーンも良かった、確実にわたしの脳が喜んでたな
グロくて汚いし、多感な時期の人が観たら色んなものが歪みそうなので安易に人には勧めら
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デッドコースター/ファイナル・デスティネーション2(2003年製作の映画)

3.5

テンポ良いし、カーアクション豪華だし、爆発めっちゃするしマジでアガる
最悪のピタゴラスイッチを見たな……
運命からは逃れられないね〜

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.5

田舎の最悪なところがこれでもかというほど最悪に描かれていた、退屈は人を狂わせるんや
狂っていることに気付けない人、狂っていることに気付いてもがく人、狂っていることに気付いて外へ出て行く人、色んな人がい
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ノベンバー(2017年製作の映画)

4.5

こういう雰囲気の作品って意味わからんわ〜となったまま終わりがちな気がするけれど、この作品は意味わかって終わる、というか物語自体がめちゃくちゃシンプル
悪魔や疫病までも欺くような嘘だらけの暮らしの中で、
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離ればなれになっても(2020年製作の映画)

3.0

想像していたよりもカラッとしていた
135分というボリュームの割に説明が多いわけではないので、登場人物の人生をこちらで想像するしかない
そこに自分の定規を持ち込んでしまうと、登場人物たちがかなり身勝手
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7月の物語(2017年製作の映画)

4.0

わたしなら男女共に湖に突き落とすな〜
どれだけ馬鹿にしたら気が済むんや、大概にせえ、肩抱かれる筋合いない!!
野外レジャー全く好きじゃないのに映画で観たら行きたくなってしまうのは何故

勇者たちの休息(2016年製作の映画)

2.5

ギヨーム・ブラックにとって自転車って大切なモチーフなんかな?今まで観た作品全てに自転車が登場している気がする

女っ気なし(2011年製作の映画)

4.0

休暇最終日にヴァカンスを観た、無限に休みたい
うっすらとニキの屈辱を感じる台詞があったね
あと女っ気はあるやん!?