マさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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ポゼッサー(2020年製作の映画)

3.5

滅多刺しにされても中々息絶えないので、人間って意外と頑丈なんやなと思った
前作同様、美しくダークな映像で視覚的満足度は高かったが、若干中だるみするので90分くらいにまとめてあればもっと良かったかも……

PITY ある不幸な男(2018年製作の映画)

2.5

主人公はもともと他人の愛や気遣いに飢えていたのでは……
妻が事故に遭ったことが引き金で爆発してしまったんだと思う
ギリギリでバランスを保つことができているから一線を超えていないだけって人、世の中に結構
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ぼくとアールと彼女のさよなら(2015年製作の映画)

4.5

人間味のある登場人物たちの不器用な会話がとても愛おしい
名作のオマージュも楽しかった
本当に優しくてあたたかく、切ない
わたしも相当卑屈でひねくれていると思うけれど、グレッグほどではないと思いたい……
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アレックス(2002年製作の映画)

-

この構成だからこそ「時はすべてを破壊する」という言葉が映えるんだろうけど、キツ過ぎる
ギャスパー・ノエは人を不快にさせる天才やな
再構築されたSTRAIGHT CUT版も気になるけれど、もう一度観るの
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フェティッシュ(1996年製作の映画)

2.5

短尺で良かった
これ以上長かったら確実に飽きていたと思う
現場に行きたいとは思わんけど、シリアルキラーについて調べちゃうのわかる〜
フロム・ダスク・ティル・ドーンのゲッコー兄弟がチラッと映っててニッコ
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ケンタッキー・フライド・ムービー(1977年製作の映画)

3.0

色んなことがどうでも良くなるほど、下世話でくだらなくてどうしようもない短編詰め合わせ
わたし双子座だから予想できないことが起こって心臓に矢が刺さるかも!

天才マックスの世界(1998年製作の映画)

3.5

マックスとブルームの関係性が良い〜
大人ぶってる少年と大人になりきれない大人!
鬱陶しくて青臭くてやってることめちゃくちゃなのに、なぜかマックスのこと嫌いになれなかった
ひねくれてるのにまっすぐや……
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アンソニーのハッピー・モーテル(1996年製作の映画)

3.0

スタイル確立前のウェス・アンダーソン作品
ゆる〜いコメディで、例えるならばマヌケなトレイン・スポッティングみたいな……
登場人物のキャラクターや台詞になんとなくウェス節は感じた
最近のウェス作品しか観
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壁の中に誰かがいる(1991年製作の映画)

3.5

壁の中に誰かがいる、どころの話じゃない!
男家主のコスチュームヤバすぎる
子ども向けかな?と思いながら観てたけれど、狂った家族が良い感じだったし意外とゴア描写もあって楽しめた
犬がかわいそうなのは嫌や
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血のバレンタイン(1981年製作の映画)

2.5

マイブラの由来とのことでずっと気になっていた作品
バレンタインに縁のない人間が暴れ回るのを期待してバレンタインの日に観たが、そうではなかった
暴れ回ってめちゃくちゃしてほしかったなあ
内容は全体的に物
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

4.0

「I'm Mary Poppins, Y'all!」の後に湿っぽくしないで!
ヨンドゥーーーーー!!!

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

4.5

本当に上質なエンターテイメント!
マーベルほぼ知らない自分でもめちゃくちゃ面白いと思った
お互い反発し合ってたはみ出し者たちが、すったもんだあった末に肩を並べて頑張るぜ!的なベタで想像を超えることはな
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.5

モノクロとカラー、実写とアニメーションが入り混じったり、物語がオムニバス形式なのも相まって色とりどりの宝石箱みたいだなって思った
紙媒体だからモノクロとカラーで構成されてるのかな?フレンチ・ディスパッ
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ビーチ・バム まじめに不真面目(2019年製作の映画)

3.0

95分間ずっと飲むか吸うかなのでちょっと飽きるけれど、作品全体に流れるハッピーでクレイジーな空気が良かったし、イルカ船の船長が登場してからは結構面白かった
ラストは少し切ないね
好き放題やりまくって自
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ブレスレス(2019年製作の映画)

3.0

文字通り息が詰まるようなハードコアラブと突き抜けた自己解放
逸脱は救済になりうるのね……

ロード・オブ・カオス(2018年製作の映画)

3.5

劇伴シガー・ロスかいな
なんか知ってる話やなあと思ったら、数年前に調べたブラックメタルの記憶が頭の片隅に残ってたっぽい

ノーザン・ソウル(2014年製作の映画)

4.0

イギリスのノーザン・ソウルは完全にリスナー側の文化だからこそ楽曲の希少性が重視されたのかな
DJがカバーアップしていた曲を掘り当てたシーンは観てるこちらも嬉しくなってしまった
時代背景が70年代という
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グッド・ヴァイブレーションズ(2012年製作の映画)

3.5

Teenage Kicksの誕生経緯アツいし、締めくくりの言葉も良かった
わたしがベルファストのキッズだったらテリーのこと慕ってたかもな
ビジネスパートナー目線や嫁目線で見るとテリーは最悪だと思うけれ
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真夜中のパーティー(1970年製作の映画)

3.5

サスペンス並の緊張感
この作品、1970年に撮られたってことに意味があると思う

色んな葛藤抱えて無理をするしんどい日々を送っていても、泣きつける相手がいるのは良い事ですよね……
告白ゲームはほんまに
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ウィズネイルと僕(1988年製作の映画)

3.5

人生どん詰まり退廃的青春っ!
別々の道を歩む/今までの生活が終わる という外的要因によって、退屈な日々がなんとなく素晴らしい日々だったかのように思わされるのってちょっと卒業式っぽさあるなと思った
渦中
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さよなら、退屈なレオニー(2018年製作の映画)

3.0

レオニーのスタイリングかわいい
拗らせた思春期やモラトリアムを描いた作品、未だに共感ポイントあるのヤバイと思いつつも観てしまう……

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

4.0

ちゃんとしてない2人が愛おしい〜
ラスト前のシーン、台詞含め大好き
ちゃんとしてないから2人の今後が不安ではあるけれど、ちゃんとしてないなりに仲良くやっていってほしいな

1人だったら1000回以上の
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街の上で(2019年製作の映画)

3.0

長くて質の良いコントっぽい映画
イハちゃん宅でお茶飲んでるシーンがかなり良かった
なんともリアルな会話〜
出演してる女の子が全員かわいかったけれど、雪ちゃんマジでとんでもねえ!好きな人の近くにいてほし
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君が世界のはじまり(2020年製作の映画)

2.5

「意外と知らんもんやな、誰のことも」「他人のことはわからない」「それでもわかろうとしたい、想像するべきやと思う」
相互理解ってかなり難しいというかほぼ不可能だと思うけれど、理解しようとする姿勢は大切だ
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僕の好きな女の子(2019年製作の映画)

4.0

観る人によったら劇薬やと思う
加藤にもう少し勇気があって、もう少しスマートで、何より独りよがりじゃなければ……と思ってもどかしかった
拗らせまくった自己愛は厄介なものでしかないよなあ(人のこと言えたも
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

2.5

冒頭の麦と絹が無理すぎて観るのやめようかなとまで思った…… イヤフォン半分ことか夢があるやんね……邪魔したるなよ……音楽がそこまで好きではない人もこの世にはごまんといるのよ!
主人公カップルは麦と絹み
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ブリーダー(1999年製作の映画)

3.5

プラン9・フロム・アウター・スペースのTシャツを着用するマッツ様……友人との映画鑑賞会じゃなくてレアと会う時に正装しなよ……
何をやっても上品に見えるマッツ様がこの作品では完全に冴えないオタクになって
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アングスト/不安(1983年製作の映画)

3.5

犬が無事で本当に良かった
実話ベースの作品なので題材になった事件について調べたけれど、事実の方がエグい……

ヘンリー(1986年製作の映画)

3.5

日常の中に殺人が存在しているのってどういう感覚なんだろうか

ヒッチャー(1986年製作の映画)

4.0

ルトガー・ハウアー演じるジョン・ライダーの気迫と狂気と気持ち悪さが半端じゃない
やっぱり理解不能・理不尽・動機不明の犯人が1番怖いな……
「どこから来た?」「ディズニーランド」のやりとりかっこよかった
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ブレインデッド(1992年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃやりすぎてて本当に好き
終始ニコニコで観れるし、観終わった後に元気が出てくるタイプのスプラッタ映画
アイドルみたいに登場するゾンビのシーンがかなり気に入った

トゥルー・ロマンス(1993年製作の映画)

4.5

殺したなんて……ロマンティックだわ!に心がギュッとなった
これ以上ピュアでロマンティックな純愛はないかもしれないな……と思わされたし、現実離れしているけれどハッピーエンドなのは少女漫画と一緒なのかもし
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地獄の警備員(1992年製作の映画)

3.5

痛さと恐怖が想像できるような殺し方ばかりなので、かなり嫌な気分になれる
ロッカーを使った殺人がほんとに嫌すぎて、やめて〜って声に出してしまった
警備員の犯行動機がよくわからないことや、作品全体に漂うド
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ティーンエイジ・スーパースターズ(2017年製作の映画)

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「ギター1つで何でもできると信じなきゃ」
ってコピー泣ける わたしも何でもできたいよ〜
ギター弾かれへんけど……

劇中で作り込みすぎてダメと言われていたSonic Flower Grooveと商業的
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

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音楽と映像組み合わせるの本当にうまいなあ
音楽が明るいからなんとか観れたけれど、観賞後の疲労が半端じゃなかった
ホラーの恐怖とは別物の恐怖がある
かなり気持ち悪くなってしまい、ちょっと泣いた……