Naokiさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

Naoki

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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

3.8

映画館で初めての鑑賞

今や古典となりつつなるけど、じんわり染みる良い映画
トトにとって父とも友だちともいえぬ素敵なアルフレード過ごした時間は宝ものだろう
アルフレードも、たとえ最後は遠く離れていった
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パターソン(2016年製作の映画)

3.8

とりたてて大きな事件は起きないながらも、最後まで引き付けられた作品

淡々しながらも少しずつ違う日常

見ず知らずの兄ちゃんのラップや10歳の少女の詩を「いいね」と言えるパターソンのような感性があれば
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

家族の形は一つじゃない
家族という関係性を超えた家族の物語

時代や偏見が重なり、ハッピーエンドが好きだったマルコにハッピーエンドを与えることができなかったのが悲しい

ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

みんな何かから抜け出そうとしてるし、信じれるものを探している

愛とも恋とも友情ともつかないような人間関係を描きながら、勇気を持って一歩踏み出す大切さを教えてくれる、そんな映画

演奏会でギターを差し
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

3.8

Filmarksのトレンドの上位によくいるので気になって鑑賞

ベタなお涙頂戴的な展開かと思って観たら、オギー以外の人物にも焦点が当てられてて、意外と重層的でしっかりした映画だった

カメラを止めるな!リモート大作戦!(2020年製作の映画)

3.9

着想から1ヵ月でこの映画を撮ったその企画力と実行力に拍手

内容どうこうよりも、外出自粛が求められる中、
皆が協力して一本の映画を作り上げてしまったことに胸が熱くなる
こんな風に繋がることができるなん
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タイラー・レイク -命の奪還-(2020年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

息子を失った父、息子を守りたい父、父に物として扱われる息子
それぞれの思いを抱えた人たちが、家族を超えた家族のようになる愛情に溢れた映画

最後のヘリに向かって走るアヴィを背に敵に立ち向かうボロボロの
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グッド・タイム(2017年製作の映画)

3.8

弟思いだが、犯罪を繰り返して生きる兄の不器用さが哀しい

コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.8

コロナの状況観てから撮ったんちゃうかって思ってしまうくらい、今の世界の現実とリンクしてる映画
怖かった

スターシップ・トゥルーパーズ(1997年製作の映画)

3.7

意外とちゃんとした映画だった笑

アカデミー賞とるような洗練されたA級映画ではなく、過不足なく基本に忠実な偉大なるB級映画って感じ

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.8

ヘレディタリーと対をなすような作品

ヘレディタリーが暗く、得体の知れないアウトオブコントロールなものが迫る恐怖だとしたら、ミッドサマーは白夜という徹底的な明るさの中で因習がもたらす人間の怖さを描いた
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カジノ(1995年製作の映画)

3.7

何度も挑戦したが毎回観るたびに途中で寝てしまいようやく最後まで観れた笑

欲にまみれたカジノの人間ドラマ
安定のスコセッシ印で楽しめた
デニーロ演じるサムが一番まともに見える

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ホラー苦手な人でも楽しめそうなホラー
テンポもよくてサクッと楽しめる映画だった
最後もハッピーエンドやしよかったよかった
なぜ何度も同じ日が繰り返されてしまうのかは謎のままやけど…

スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

ハーレイクイン映画見る前に予習ということで初鑑賞

アベンジャーズとかに比べたら各キャラが弱い気が
ハーレイクインはよかったけど

ストーリーもなんかツッコミたくなるところがいろいろ
なんでハーレイク
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戦艦ポチョムキン(1925年製作の映画)

3.8

オースターの4321読んで観てみたくなったので鑑賞
乳母車のくだりはあまりにも有名なため、ようやく観れたなって感じ

イデオロギー色はちょい濃いめだが、映画としては楽しめた
95年も前によくこんな映画
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音楽(2019年製作の映画)

3.9

緩い映画

でも楽器触るのってワクワクするよね

殺人の追憶(2003年製作の映画)

3.7

この世界の不条理とかどうしようもなさ、諦観みたいなものを、シリアスとコメディを絶妙なバランスで保ちながら描いた作品

37セカンズ(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

陰で生きてきた障害者(あえてそう書きます)が、世界に飛び出し、ひとりの人間として自分を肯定し、アイデンティティを獲得していく映画
障害者というラベリングとか、パターナリズムとかいろいろ考えさせられた
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地獄の黙示録 ファイナル・カット(2019年製作の映画)

4.5

IMAXで鑑賞
これまで2回くらいDVDで観たけどホント映画館、IMAXで観て良かったと思える作品
まさに地獄asshole
狂気insaneに満ちた世界
個人的には1917よりもこっちの方が没入感が
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

今さらながら記録

映画館では2回鑑賞
1回目は公開当時に姫路の映画館
2回目は初めてのニューヨーク出張でブロードウェイの映画館で

ニューヨークの映画館では女性の鑑賞客3人組がラストの火炎放射器のシ
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スキャンダル(2019年製作の映画)

3.7

メディアの権力者に挑む勇気ある女性たちに拍手
これが3、4年前の出来事とは…

日本も他山の石としなければならない

家族を想うとき(2019年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

最初のシーンから悪い予感しかしない

観ていて心がヒリヒリするのは、

登場人物がものすごくリアルで、こんな風にはなりたくないと思わせられるけど、でも自分ももしかしたら同じようになりうるかもしれなくて
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この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

4.0

片渕須直監督のトークショー付きで鑑賞

追加されたエピソードが追加されたことにより、すずさんの感情の機微がより立体的に迫ってくる感じがした
3時間近い映画だが、長さを感じさせない映画(むしろ前作の方が
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.9

面白かった
スコフィールドとシンクロして戦場を体感した感はある

ただちょっと前評判としてワンカットが持ち上げられ過ぎな感じはあるかなーと思った
ドイツ映画のヴィクトリアの方がワンカットとしてはインパ
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ハスラーズ(2019年製作の映画)

3.6

まあまあだったかなー

いまいち切迫感というか緊張感に乏しかったような…

スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団(2010年製作の映画)

3.9

なんか分からないけど好き笑

モテない男の妄想が爆発したような映画

運び屋(2018年製作の映画)

3.7

時代の流れに取り残され孤独になってしまった男の物語

でも、愛するもの、寄り添えるものがあれば、いつだってそこが居場所になる

ハント・フォー・ザ・ワイルダーピープル(2016年製作の映画)

3.8

面白かった
ちょっと端折られすぎというか、展開について作品内での説明が不足しているように感じないでもないが…

悪いやつらからの逃避行劇を繰り広げたいとか、山ん中でサバイバルしたいとか、車運転してカー
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.0

面白かったー
スタイリッシュでポップでカッコいいー
映画館で観たらもっと面白かっただろーなー

アニメだからこそ成り立つ作品
アニメの可能性を押し広げた作品

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.7

my house
my rules
my coffee

登場人物多くて把握するのが、大変だけど、最終的に救いがあってよかった

工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)

3.9

秘宝の2019年ベスト第10位ということで鑑賞

良い映画だったなー

国を動かしているのは人
国に振り回されるのも人

朝鮮半島の闇は深いが、それ以上に、祖国のために、祖国を越えて築かれる男の友情に
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2人のローマ教皇(2019年製作の映画)

3.9

カトリックとはほとんど縁がない人間だが、それでも観ていて厳かな気持ちになった

誰だって許しを与えてくれるものを必要としている

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

3.8

結婚して分かることもある
離れてみて分かることもある

他人と一緒に過ごすのってホント難しい

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.0

満足
我々は高いところから物事を見がちだけど、10歳という低い視点から世界を見るという恐ろしさや素晴らしさを忘れてはいけない
リルケの言葉が刺さった
しかし今年の作品賞候補はジョーカーといいパラサイト
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