家族にまつわる諸々を一瞬でも「これは家族の儀式なのか」と思ったことがある人には響く映画なのでは。わかる人とわからない人にキッパリと分かれる映画だと思う。家族ならば分かり合えるというのは奢りだと分かりな>>続きを読む
規律の中にいる個としての東洋と、あくまで個でいようとする西洋の対比がよくわかる。時が違えば分かり合えただろう人々が時代においては敵となり、相手を殺す選択もしなければならない、その空虚さがよく伝わる。
私自身はなにか特定の宗教を信じているわけではなく、信じるほどなにかしらの宗教に通じてはいない。が、中高6年間はプロテスタント系の学校に通っていたこともあり、キリスト教のトピックには自然とアンテナがたっ>>続きを読む