huさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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もしも建物が話せたら(2014年製作の映画)

3.6

テーマは面白いけど回答が微妙なんも多い、名建築を舐めるようにみれたのは良かった。

永遠に美しく…(1992年製作の映画)

3.6

ありきたりなテーマやけど特殊撮影満載で当時としては新しかったのでは。
時代+コメディホラーというジャンルからか、ゴーストバスターズと既視感。

キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

4.0

たぶんやけど無人島漂流っていう大きい主題が先にあって、配達の仕事、婚約者とかの要素をボトムアップ的にくっつけたとか推測しながら、楽しんで見た。
さすがのゼメキス作品で時間と空間とが再び繋がるラストシー
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アパートの鍵貸します(1960年製作の映画)

4.7

資本主義社会の縮図のような入れ子の構成が凄い。
コメディ調にしなかったら暗すぎて見れたもんじゃなかった気もするし、この空気感を作るのに苦労したやろうな〜。
ラストシーンの緩和→緊張→緩和の流れも圧巻。

劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

3.9

面白すぎて原作読み返したくなった。
噂には聞いてたけど予想以上に乙骨くんが碇シンジすぎて集中できんかった。

セントラル・ステーション(1998年製作の映画)

3.9

うーん、あんま感情移入とかは出来んけどブラジルの色んな景色が見れたのは良かったかな。

裏窓(1954年製作の映画)

4.6

最初セットのちゃちさが目を引いたけど、そんなんどうでもいいくらい面白かった。
主人公は終始見る側の安全圏にいると思いきや最後見られる側に転じる緊張感よ。絶対的な鑑賞者のこっちまでヒヤッとする裏切りとい
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桜桃の味(1997年製作の映画)

4.2

重なるところがあって胸に来る。
最後は安定のキアロスタミ節で脳がねじ曲がる。笑

大人は判ってくれない(1959年製作の映画)

4.2

エッフェル塔や子供たちの全体が映りきらないカメラワークが印象的。
主人公の感情があまり出ないのにヌーヴェルヴァーグ独特の疾走感があるのと、妙に明るい音楽のせいで悲壮感を感じなかったのが不思議。空気感が
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スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

4.1

ジャーナリズムが熱い、事件の記事は埋もれてもアカデミー作品賞によって歴史に刻まれるという結果も含め非常に良かった。

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.3

宮城視点めちゃカッコよかった、ほんで最後アメリカ行ったんは驚き…
OPの湘北メンバー登場シーンで鳥肌たってそっから持ってかれた、バガボンドの再開も願う。

ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン(1975年製作の映画)

4.5

上映時間は長いけど必然的で無駄がない。
デルフィーヌセイリグの演技だけで定点カメラでの数分の間が持ってて圧巻すぎた。
結婚まで働いていた知り合いが育休で気分が落ち込み、しばらくは子供を抱いて窓に近づけ
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動くな、死ね、甦れ!(1989年製作の映画)

4.5

大分と強烈な映画。
子供の感情とリンクするようなカメラ回しが印象的だったけど、ラスト無音になるところで急に視点が外に追いやられる。
車輪の隙間から微笑み合うシーンで既に怖かったし、緊張と緩和にやられた
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

4.0

話の展開ができすぎやけど、アニメ映画やし良かった。ものづくりへの姿勢はちょっと咀嚼したい感じ。

永遠のハバナ(2003年製作の映画)

4.2

キューバの1日が流れるだけで面白いし清々しい。
事実は小説よりも奇なりってことかな、よくある娯楽映画よりよっぽど物語として上質。

長江哀歌(ちょうこうエレジー)(2006年製作の映画)

4.0

ダム建設に伴い解体される住まい、上昇する水位に沈む故郷などを背景に逞しく生きる人々が印象的。
途中出てくるSF要素が意味わからんけど開発で変わる風景と妙にマッチしてる。

テオレマ(1968年製作の映画)

4.0

説明が削ぎ落とされてテーマが純化してる。
男が去った空虚から家庭崩壊が始まるけど、唯一肉体関係を持たなかった使用人だけが聖性を獲得したことが男を説明しているとか。
不在の存在感が圧倒的で村上春樹みたい
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.3

オリジナルとの違いが気にならないくらい良かった。
トンネルとか電話とか村上春樹の要素ふんだんに使って且つアカデミー受けしそうな多国籍とか家族の形にも切り込んでて流石すぎた。
西島秀俊の淡々とした語りに
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.7

悪くなかったけど長く感じる。でもこれも主人公の時間感覚を表現してるからアリなのか…

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.7

エンタメとしてはいいけど、個人的には微妙やったかな

トラベラー(1974年製作の映画)

4.0

キアロスタミはコケル三部作以来。
カメラとポケットの行き来は素朴なやり方やけど迫力あったな〜、にしても切ない…

モンスターズ・インク(2001年製作の映画)

3.0

ディズニーもピクサーもあんま好きちゃうから我慢してみた。

架空OL日記(2020年製作の映画)

4.2

着眼点が天才のそれ…
時々バカリズムが緊張感走るような発言するけど、バカリやからこそ許されるような繊細さもあって尚良かった

ゲルハルト・リヒター・ペインティング(2010年製作の映画)

4.4

見たすぎて買っちゃったらなんか2個届いた笑
作成過程が下の色を出すための祈りみたいで良かったな〜、放っとくってのも新鮮で僕も対話していかなあかんなと…益々アトラス欲しくなった

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.0

漫画に思い入れありすぎて抵抗あったけどこんなん泣くわ、ちゃんと面白かった!

屍人荘の殺人(2019年製作の映画)

4.1

面白かった、10角館とかこういうミステリーの裏かくの好き。Perfumeもいい。

建築家の腹(1987年製作の映画)

4.2

建築家が自滅する過程ごとに上手く対比を使って美しく描いていた。生と死、展覧会の開幕と人生の閉幕などなど
この辺がグリーナウェイお得意の滅びゆくものの美に繋がっていくのか…

気狂いピエロ(1965年製作の映画)

4.5

コロナ8作目
朗読されるポエムとぶつ切りの音楽と、あと時々破られる第4の壁が見事に空間と行間を切断している。コラージュの良さを凝縮したような素晴らしい映画。

グラン・ブルー完全版 -デジタル・レストア・バージョン-(1988年製作の映画)

4.4

コロナ7作目。
プールの底でワイン飲んだり、天井が海に変わったり、なかなか面白い仕掛けが多い。最後の海底のシーンとかも天才的、ベッソンの海へのレクイエムとしては出来すぎてたかな笑
その分ストーリーはち
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トーク・トゥ・ハー(2002年製作の映画)

4.2

コロナ6作目。
自分一人ではなにも出来ないアリシアが異様に美しくみえたのは、幼子のように自分を他者に丸投げしてるからなのかな…それを守るかのように彼女の意思が全くと言っていいほど会話に出てこないのも中
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.3

コロナ5作目
凄いスタイリッシュ、この疾走感たまらん!

惑星ソラリス(1972年製作の映画)

4.1

コロナ療養4作目
巨大で全体を把握できない知的生命体として、インターネットが該当するように思う。ここで孕んでる問題全てがそのまま置き換えられてもいいとさえ思える。
手法としてはキューブリックの対極やけ
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