hmさんの映画レビュー・感想・評価

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映画(378)
ドラマ(4)

記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.9

ゴルフ忘れでジャルジャルのボケ方するの良かった笑
ながら見やけどまあまあ楽しめた。

ノスタルジア(1983年製作の映画)

4.7

故郷、家族、自分など様様なものを失った3人、くすんだ壁の宿、雨漏りが酷い家、廃墟と化した教会など、不完全なものを継いで映像にしている。(そもそも人間は完全ではないが…)その繋がりを自然の力を借りてスロ>>続きを読む

ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

4.6

物凄くパーソナルな映画なんだろう、故に鋭い。些細な動きや表情が感情に合わせて丁寧に描かれていてその一つ一つが刺さる。背景が東京だからこそ際立つのかな…締めくくりもまさかのはっぴぃえんど、音楽も心地いい>>続きを読む

ミッドサマー ディレクターズカット版(2019年製作の映画)

3.9

建築とか衣装も作り込まれてて綺麗な映画やった。やりたいことは分かるけど効果的には個人差があるのかなという感じ。

フリークス(怪物團/神の子ら)(1932年製作の映画)

3.9

差別とか障害の問題は前提としても、身体と建築の関係についても非常に示唆に富んでいる。階段とか、窓とか、ドアとか。

ダウン・バイ・ロー(1986年製作の映画)

4.3

キャラを立たせるのが上手い、静かで心温まる脱獄映画って新感覚かも

ラブ&ポップ(1998年製作の映画)

4.8

異常すぎるカメラワークが援助交際を日常の連続から上手く切り離してる。携帯によって青少年に私的な空間が誕生するわけだけれど、善し悪しは非常にニュートラルに描かれる。これからはローカルだとは思いつつ、この>>続きを読む

ラン・ローラ・ラン(1998年製作の映画)

3.8

まじで永遠に走ってたな笑
金の入手方法がハチャメチャになっていくけどこういう雑さは嫌いじゃない

ストーカー(1979年製作の映画)

4.9

不滅の映画。荒廃したセピア色の世界で唯一の希望とされるゾーンが自分の背景からイエスと重なる。求める人、必要としない人、憎み破壊したい人、全ての立場に共感できることに戸惑うのだが、「部屋」は干渉せず、手>>続きを読む

僕の村は戦場だった(1962年製作の映画)

4.2

似たような手法の反戦映画は多いけど、これは圧倒的に静謐で詩的。白樺の林で少女の視点で動き廻る映像に萌えた。

デリカテッセン(1991年製作の映画)

4.5

デュラララとかもそうやけど、こういうセミラティス構造の作品が好きすぎる。それぞれが独自の生活を送る中でふと交わる瞬間の美しさと言ったら…
あとシェイプオブウォーターはちょっとパクってるかもな…

ディーバ(1981年製作の映画)

4.4

ストーリーだけ見るとそこまでなんだけど、映し方だけで名作まで持ってってる。特筆すべきは色彩と構図。服やバイクの色がくすんだパリの風景に映える。他の色もそれぞれの場面で主役となってただただ美しい。最初と>>続きを読む

変形された時間での儀礼(1946年製作の映画)

4.4

めちゃくちゃ怖いけど、別の視点から見ると笑える。シュルレアリスムの手法多様してるけど、人のキャパシティーを超えない物語の速度が心地いい。かなりの良作では…。

カメラのための振付けの研究(1945年製作の映画)

-

何かと既視感あるのは振付のお手本やからかな…画角とか比率とか為になる

午後の網目(1943年製作の映画)

4.3

デイビットリンチのマルホランド・ドライブってこれのオマージュちゃう…?
彼にとってはバイブルなのかもな…。

トロン(1982年製作の映画)

3.8

設定面白いし、歴史的に見ても凄い映画なんやけど、ディズニーっぽくされててめっちゃ残念。プログラム同士のキスシーンいらんやろ…
現実に戻ってから映された都市風景がプログラム上の都市と似てて、逆説的に都市
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コヤニスカッツィ(1982年製作の映画)

4.4

説明は一切抜きに、映像シークエンスだけで構成された実験映画。かなり感情を揺れ動かされて疲れた…でもまさかプルーイットアイゴーの爆破を見れるとは思わなかったな…

マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

4.3

オランダでリンチの展覧会を見て以降、暗いグロいキモい作品をコンスタントに作り続けるアーティストだと思っていた。友人から映画も作っていると聞き遂に視聴。難解すぎて全然分からんかったけど、解説を見て唸って>>続きを読む

エル・スール(1982年製作の映画)

4.7

エリセはエルスールとミツバチのささやきがよく比較されるけど、24の僕にはこちらが刺さった…だいたい10年に1本しか撮らないらしいけど、これを見たら納得せざるを得ない。
最後のランチのシーンを美しいと言
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.6

めちゃセンシティブやけど殿堂入り。
政治はまだ全ての人に関われない、そばにいても見過ごされる人達が確実にいる。相模原事件の犯人に共感する人は少数派でも、多分、トラビスに共感できる人は多いはず。間違って
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ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

4.1

内戦の抑圧を感じ取り、無垢の視点で描いたエリセの感性凄いな〜。「禁じられた遊び」は2つを直接対比させてたけど、この映画をみて、鈴木了二が言っていたカメラを持つこと自体が1つの武器となるということが良く>>続きを読む

コックと泥棒、その妻と愛人(1989年製作の映画)

4.7

猟奇的だけど気品すら漂う混沌。
これをこの世界の人間が創り出したとは甚だ信じ難い、どういう環境で育つとこういう思考回路になるのか…
ウェス・アンダーソンの作風のように平行移動するカメラが印象的だが、こ
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夜と霧(1955年製作の映画)

-

映像で吐きそうになったのは初めて。目を覆いたくなるけど僕達は見る責任がある。

百円の恋(2014年製作の映画)

4.2

一子が泣き笑いながらご飯食べるシーン神がかりすぎ。100円ショップのオープニングから良かったけど最後のクリープハイプにも1発いかれたな…とにかくええもん見た感がすごい。

プロスペローの本(1991年製作の映画)

4.5

強いて説明するなら物語のある舞台芸術を定点ではなく映画の手法で見せた新しいアート…
複雑すぎて1回目は理解するのに精一杯やけど、2回目見ると割とすんなり見れる。テンペストのオチと同様に、受け入れるかは
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

6月に友人に勧めれて気になってたのをようやく鑑賞。面白いけど相変わらず難しい…何回か見ないと理解できひん気がする汗

ゴッドファーザーPART III(1990年製作の映画)

4.2

3作の中では駄作って言われてるけど、普通に楽しめた。1本の映画として見るより、2部の続きって感じはしたけど、相変わらずオペラと掛け合わせる殺戮のシーンとかは凄い。あと演技と分かっててもあの赦しの秘跡は>>続きを読む

ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

4.2

やっぱり面白い、前作の形を引き継いで新しい形が与えられてる。だからどっちつかずな印象もあるけど、そこが今作の魅力なのかなと。ただ個人的には前作のキレキレな感じが好み。にしても、2作ともアカデミー賞作品>>続きを読む

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.4

洗礼式と虐殺を同時に映すシーンが凄すぎた。自分がカトリックだからか、対比がかなり強烈で奇妙な感覚だった…。タイトルもそうだけど、暴力的なものの中に美しさが共存していて、しかし家族はその価値観とは区別さ>>続きを読む

おしゃれ泥棒(1966年製作の映画)

4.1

2人の主観によって物置が拡張されるのが良かった。アメリカンコメディやけど、パリが舞台なだけあってジョークも上質。どんな人にも勧められるな〜

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

4.3

瓦礫と化した夜のワルシャワ、停車する将校の車、月明かり、ショパンのバラードのマリアージュが最高に綺麗。凄惨なシーンが多く目を覆いたくなる、物語は淡々と進むが実際も同じだったんだろうな…、にしても音楽の>>続きを読む

アルゲリッチ 私こそ、音楽!(2012年製作の映画)

3.7

アルゲリッチ大好きやけど、感覚的でちょっと難しかった。自分の真似をしない、下手にならないなど興味深い言葉は多々あり、ただ邦題は意味不明。ちらし寿司食べてるアルゲリッチが見れたのは良かった笑

死刑台のエレベーター(1957年製作の映画)

4.7

ヌーヴェルヴァーグ×マイルス・デイヴィスだけあってジャズ的な面白さがある。評価も何故か低いけどめちゃくちゃハマった。物語は起承転結の承から始まって、同時進行する複数の視点により全容が徐々に明らかになる>>続きを読む

鉄道員(1956年製作の映画)

4.6

ネオレアリズモ映画だが、社会構造が産んだ歪みを子供の視点で見せる点が面白い。サンドロは無垢故に現実を覗く、あるいは覗かされる。しかし大人たちの彼への愛が素晴らしく、「大人になったら分かる」と愉して、そ>>続きを読む

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