yosukehaさんの映画レビュー・感想・評価

yosukeha

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不気味なものの肌に触れる(2013年製作の映画)

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頭では理解しきれないけれど、ラストのダンスシーンの緊張感の凄まじさは、得体の知れない緊張感が最高潮に達した瞬間だった。

天国はまだ遠い(2015年製作の映画)

4.5

他作品でも映画内演技的なものがよく使われるけれど、この作品でも核として扱われてたな。

あのシーンは取り憑いていたのか、17年間も一緒にいる故、普段からよく彼女の話を聞いていて覚えていることを話してた
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暗黒街(1927年製作の映画)

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ショットの連鎖だけで充分に物語を展開させるってこういうことかと。
その分過剰なほどに演劇的なところもある。
その後トーキーが生まれて無声映画の良さとトーキーならではの演出がなされていくことが良くわかる
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フォロウィング 25周年/HDレストア版(1998年製作の映画)

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ノーラン作品観てハラハラしたのってオッペンハイマーしかないなと気づいた。

ノーラン作品は頭で考えないと追いついていけないから、他の感情が湧いてきづらい。
時間軸を正しくすると普通の話。あんまり面白く
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

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上手くできた脚本だなーという印象。
観客に向けて終盤に明かされる事実が多い。それをキーとして物事が動いていくので少々強引さを感じた。

人間がいかに自分軸で物事を決定していく偏見に塗れた愚かな生き物か
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辰巳(2023年製作の映画)

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待ちに待った公開!

舞台は日本でありながら限りなくその要素を廃してる。
東アジア的でありながら監督が敬愛しているハリウッドのような広大な土地に激しいアクション。銃社会でない日本で違和感なくガンアクシ
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ぜんぶ、ボクのせい(2022年製作の映画)

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演出、編集、脚本全体的に薄っぺらかった。

「当時は、、、」ってセリフに違和感。
文語じゃないんだから。

20,000貸してくれのシーンは、引きの画ワンカットでその場の空気を観せるべき。

感情を爆
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三十九夜(1935年製作の映画)

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物語を推進させていく上ではご都合主義も厭わない作品作りだとは思っていたけども、そうでもなさそう。
どんな作品でも自分のスタイルと合えばどんなストーリーでも映画として成り立たせる自信があるんだと思う。
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シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

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ラストのある行動には痺れた。
エンタメとして成り立たせるために結構史実と異なることもやってるっぽいけど、それにしても気持ちが良かった。

ひたすら法廷シーンが続くという観点では圧倒的にオッペンハイマー
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イコライザー(2014年製作の映画)

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初めの女性絡みのシーン退屈したけど
途中からアクション本領発揮し始めて面白くなった。

ホームセンターで働く理由、そしてそこにやってきてしまったアホ悪党は蜘蛛の餌食になるようにしてやられるっていう。

ペナルティループ(2024年製作の映画)

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今までにないタイムリープもの、復讐劇を観た。
こういう作風ってもうネタ尽きたかなと思ってたけど、死刑×私刑×バーチャル空間っていう着想が面白い。

ひたすら殺しの時間をループするわけだけど、
その度に
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モンキー・ビジネス(1952年製作の映画)

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人間がチンパンジーのモルモットになるってめちやめちゃ皮肉めいてて面白い。
ベタっちゃベタだけど現代的。
コミュニケーションの破綻。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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時系列いじり、幻覚・脳内の映像化、カラーと白黒の使い分け、フィルム撮影(IMAX)、大爆発とあらゆる表現を駆使して構築したストーリの重厚感は凄まじかった。
なんて言っても「顔」が良い。
個人的な好みで
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リオ・ブラボー(1959年製作の映画)

4.5

ジョン・ウェイン渋すぎる。
『赤い皮』とはまた違う強さと不器用さがたまらない。

基本的に同じロケーションを繰り返すっていうホークスあるある。
けれど場面場面で撮り方変えてスリリングな映像になってる。
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流れる(1956年製作の映画)

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聴き取りにくい〜。
リマスター版出て欲しい。

長屋紳士録(1947年製作の映画)

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顰めっ面史上No. 1

次の導線を考えたカメラの据え方。できるだけ無駄なカット割りをしないようにという心意気なんだろうか。

すべての夜を思いだす(2022年製作の映画)

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見上愛が国道?バイパス?を自転車で走るショットが良かった。彼女が見えなくなるまで撮りきってくれ、と思いながら観てた。

この映画についてあんまり整理出来てない。
けれど、セリフも少なくほとんど静謐な時
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殺し屋ネルソン(1957年製作の映画)

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蓮實先生がこの映画をよく熱弁してるからずっと観たかった。ようやく観れて感無量。

ネルソンとスーが再会して見つめ合うシーンの光加減が最高。2人の人生を表すかのような理性のない野生的な目。白黒映画だから
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燃える平原児(1960年製作の映画)

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久々に鑑賞前にワクワクドキドキした。
アクションシーンめちゃめちゃカッコいい。
牛舎?からのショットがキマってた。

プレスリーの歌声も地声も良すぎて「Elvis Presley」聴いて帰った。
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プレステージ(2006年製作の映画)

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ノーラン自身がマジシャンのように映画を構築していくから相性がいい。
タネを明かされても魔法が解けないのは映画の魅力。

編集えげつないほど大変だろうな。

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

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個人的にはハマらずでした。
もちろん迫力のある映像、音は素晴らしかった。
パート1にあったハラハラ感があまり感じれなかった。もう少し主観的な映像があったら違ったかも。

神の道化師、フランチェスコ(1950年製作の映画)

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初ロッセリーニ
普通に寝た。今日はそういう日。


2回目:
同じように難しいし結構退屈。
最近ハワードホークスに興味を持っていて、いわゆる「運動」を観ていたのでギャップにやられた。
パンフレットに記
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カラマリ・ユニオン(1985年製作の映画)

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まるで1人の人間の多面性を、同じ目的を持ち(やる気は別として)同じ名前で個性の違う15人に置き換えて描いているようで面白い。
紆余曲折ありながら、皆等しく訪れる死に向かっていう様をユーモアのある設定と
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Valimo(2007年製作の映画)

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工場って色んな音、設備、色があって面白いな。案外映画的な場所。短篇だからこそ気づく点かも。

Bico(2004年製作の映画)

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なんでこの村を知っていて、5分間の短編にしようと思ったんだろうか。
労働者階級で日の目を浴びない片田舎の村だから?

この村について日本語で調べてもほとんど出てこない。

ハムレット・ゴーズ・ビジネス(1987年製作の映画)

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他作に比べるとテンポを音楽に頼りすぎてる気がする。
ラスト間際のスピーカーかなんかを頭に殴りつけるシーンは好きだけど、結果あそこだけだった。

激突!(1971年製作の映画)

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あいも変わらずこの人の映画はイライラするけどまぁいいか、に終着。
トラック→ビリヤード→男の視線のシークエンスまさに映画的でした。

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