タイトルバックへの流れが好き。
こーゆーミステリーものは、同じカットが必ず二回出てきて「実はあの時こんなことが!」っていう説明たらしさがくどくて好きになれない。見ている側はそんなにバカじゃないと思う>>続きを読む
数々の長回し長ゼリフシーン、ほんとにたくさん笑わせてもらいました。
石井裕也独自のセンスが光りまくり。スカランシップのレベルじゃない。
見たくもないエグい話をポンポン出してきて、それも妙にわんぱく>>続きを読む
催眠術による連続殺人扶助事件。現実から一歩外に出る、黒沢清の世界観。
何もないシーンにほど恐怖を感じてしまう。不気味な音楽と適度に揺れるカメラワークは、まるでデヴィットリンチの映画のようだった。役所>>続きを読む
映画としての面白さはあまり感じられなかったが、とにかく松田優作の抑えた狂気の芝居が残っている。
マイケルダグラスとアンディガルシア、2人のハリウッド俳優を、芝居でメッタメタに食い殺している。本当に凄>>続きを読む
人が死ぬとき、身体は21g軽くなる。それが何の重さか、どうしてそうなるのか?
運命に逆らう三人の男女が交差し、対峙する時、答えが分かった。
見た後一週間は、なんだか憂鬱が身体から離れなかった。でも>>続きを読む
これぞ映画。最高の映画。
自己中心的に、暴力と金を武器に力任せにのし上がってゆくトニー・モンタナの道。
ン十人を前に、叫びながらマシンガンをぶっ放すシーンには、本当に鳥肌が立った。
そして最後に>>続きを読む
街に潜む悪人を捉えるため、街の平和を守るため。セルピコの胸にあるのはそれだけだった。
警官である自らがフーテンの様な格好をし、街を徘徊し、犯人逮捕を。
疑問を提示する形のファーストカットから、ずんず>>続きを読む
ジムジャームッシュの作る映画のように、これはエンドレスで見れる作品。ゆる〜い中でふいに真をついてきたり、笑いと涙のようなものが一体化していたり、魅力がたくさん。
「9souls」で殺し合っていた瑛太>>続きを読む
捉える角度は違うのに、どうしても若松孝二のあさま山荘と比べてしまう。リアルではないのかもしれない。
実際の事件を忠実に再現できていないのは、これが「映画」だからか。脚色も大胆かつ繊細に、人物も一人一人キャラが立っており、当事者への配慮が感じられた。緊張と緩和のタイミングが絶妙で、終始眠くならずに楽し>>続きを読む
容赦の無い鋭い描写と、生々しい血の味。死と愛と、雪景色。吠える加瀬亮と、骨のような伊勢谷友介、、、素晴らしいです。
始まり方が詩人・園監督らしくて良いですがらホラーというよりはコメディです。大杉漣がだいぶ可哀想なことに、、、