RYUYAさんの映画レビュー・感想・評価 - 85ページ目

RYUYA

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みんな〜やってるか!(1994年製作の映画)

3.5

北野武流の超B級映画。

思いついたこと、やりたいことを全部やっちゃってます。もはや、「たけしメモ」の実写化?

常識のある人には勧められないです。

でも、僕は飲んでいた牛乳を吹き出して笑いました。

GONIN(1995年製作の映画)

4.5

崖っぷちの男5人が集まり、ヤクザの資金を強奪することに。計画はあっさりと成し遂げたのだが、すぐに足がついてしまう、、、ヤクザの追従。

真っ直ぐじゃなくて、湾曲してる、泥臭いのに妙にスタイリッシュなア
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生きない(1998年製作の映画)

3.5

たけしのマネっぽい無表情で無感情なダンカンの演技が、妙にハマってる。こんなに顔怖かったっけ?っていうくらいに。

ちょいちょい瞑想的なシーンも挟まって、気持ち悪くなるけど、
あの終わらせ方はすごく好み
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

3.0

スコットランドのジャンキー達をファンキーでクールで、、、チープに表現。

見たこともない映像が次から次へと、テンポに乗せられて本質が見えなくなるのも、全部計算なのか、、、

美術・小道具からは強い映画
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舟を編む(2013年製作の映画)

3.5

こんなにも地味な仕事があるのかと。

これは映画としては退屈じゃないか?と思ったのですが、
それを飽きさせないのが馬締くん(松田龍平)の哀愁漂うキャラクターでした。
手の動きと目線や口調、この主人公を
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台風クラブ(1985年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

眠くなるはずの長回しの多用が、少年少女達の狂気じみた演技を爆発させている。
そこからは、撮影の過酷さや相米慎二の恐ろしさ・執念深さが伝わってくる。

「桐島」で高揚してた頃を悔いるほどの怪作。今では絶
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ゲルマニウムの夜(2005年製作の映画)

3.5

宗教と性を天秤にかける青年。

毒が少しずつ少しずつ、、、

これで大森立嗣が好きになった。

狼たちの午後(1975年製作の映画)

3.5

あどけなくてにくめない銀行強盗を演じたパチーノ。主役の器はこの頃から既に、、、

大衆を味方につけるシーン、気持ち良いわー!

当時の米警察の無力さが分かりやすく描かれてる。

ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

4.0

ずーっと見てられる。淡々としつつも飽きさせないジャームッシュ節。この趣味全開で自由な感じがたまらん。エルヴィス・プレスリーが繋ぐ三つの物語。

さんかく(2010年製作の映画)

3.5

意表を突く恋愛映画でした。
まさかこんなことになるとは笑

吉田恵輔監督は、「純喫茶磯辺」もそうだけど、日常を切り取るのが上手いなーと。カフェとか焼肉屋とかの掛け合いのシーンでは基本的に寄って撮らない
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マラノーチェ(1985年製作の映画)

4.0

男が好きな青年、無垢で凶暴な青年、何も言わない青年。狂ったヤツらの日々。

とりたてていい所があるわけでもないのに、ずっと頭に残ってる。

僕の中では最高の群像劇。

あるいは裏切りという名の犬(2004年製作の映画)

3.8

旧友だった2人の刑事の闘争。
正義と権力のあいだで苦心する主人公を演じたダニエル・オートゥイユが渋くて良い!もはや全員渋い!

セリフが少ないが、変に説明的でなく、状況が後から後からだんだんわかってゆ
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悪の教典(2012年製作の映画)

2.5

サイコパスから見える世界の表現の仕方が良かったが、あの夜の惨殺はワンパターン過ぎて飽きてしまった。

裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

3.0

ベネディクト・カンバーバッチの印象が強い。役も好き。

東京家族(2012年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

終戦直後と現代の人々はまるで違うのに、口調は『東京物語』のまま。そこに凄く違和感があったし、もっと現代語を取り入れてもよかったんじゃないかと。

小津安二郎は、血筋の違う者が誰よりも家族の死を悲しむ、
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キリングゲーム(2013年製作の映画)

3.0

デ・ニーロVSトラボルタ。『HEAT』のような二大俳優の真っ向勝負かと思って観に行ってみたら、ゆっるーいバイオレンスでした。
拷問シーンの痛々しい描写が凄い。
原題は「Killing Season」
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スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ(2007年製作の映画)

2.0

役者が良ければいい映画が出来るってもんではないですね、、、教訓になった作品。