水さんの映画レビュー・感想・評価

水

バッファロー’66(1998年製作の映画)

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回想が始まる時のズームがめちゃくちゃ好き

本当はこんなもんじゃなくて今はちょっとくすぶってるだけのありのままの僕ちゃんを愛してほちい!的な人間のキモさを振りかざす対価にお前は何を差し出せると思ってる
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ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

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玄関を出る直前にふと思い立って服を着替えるくらいの軽さでしか結婚したくないな(ハ?)
ロマンチシズムに飽きてるからキザなセリフには興醒めする

キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

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根本的にこの世界観に入り込めないので、どうしても吉沢と山﨑が土まみれになって叫んだり泣いたりしてるのを楽しむ映画になってしまっているな

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

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自然はデカすぎるはっきりわかんだね

ワンゲル時代の過酷さを思い出す、そういう意味で好きな映画

大いなる不在(2023年製作の映画)

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ベルトを締めてもらうときのなぜか緊張感のある、あのやるせない顔が忘れられない。得体のしれない拘束具のように感じたのだろうと察するが、本人にしかわかり得ないそういう機微がずっと藤竜也という大巨匠によって>>続きを読む

名探偵コナン 世紀末の魔術師(1999年製作の映画)

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好きすぎて人生で1番多くみた映画で、あまりにも好きなので書けていなかった。
こうしてやっと書く気になったわけだが、千言万語を費やしても表現し得ない素晴らしさに満ちている、としか言えない。

少年の君(2019年製作の映画)

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徹底的に語らないことで思い知らせる姿勢の映画。2人に向けられる偽善と悪意の発言は全てがノイズ、本当のことは自分たち以外には知られなくていい
「白夜行」を思い出した

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年製作の映画)

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2回目はオトナになった自分にとっておきたくて、15年越しにみた。物語としておもしろすぎた。ひろしの新人から現在までのクロニクルに自己投影して発狂しそうになる。2人の身投げを邪魔したのが鳩=平和の象徴だ>>続きを読む

WALK UP(2022年製作の映画)

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ホン・サンス好き度がまた増した
ほぼ会話しかしてないのに(だからこそ)ずっと聞いていられて楽しすぎる

会話って本当におもしろい。死ぬ前に最後何したい?って聞かれたら会話って答える

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

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出待ちのおじいさん「僕は君の成長するドラムを聴きにきているんだ」←1番泣いてしまいそうだった

3DCGが...なぜ....という感じだが、内容はどうしてもコミック版「坂道のアポロン」を思い出してしま
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ルックバック(2024年製作の映画)

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アニメーション映画としてのあらゆる手法・技術が別次元に達しており衝撃だった。魂から揺さぶられるほどの天才の域。クリエイター礼賛の徹底した姿勢。(制作過程と方法の話)

私は「ルックバック」の人物たちの
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数分間のエールを(2024年製作の映画)

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職場に黙ってライブハウスでのライブに出てさらに生徒と個人的に連絡取り合ってる先生(がやってる音楽)という時点で尊敬できない、キツすぎ
アニメというよりイラストが動いているという感じ

しかし!歌唱シー
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イディオッツ(1998年製作の映画)

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撮影方法を知って試聴したくなったものの冒頭すぐの生々しい様相に体が強張る。ほぼ即興の演技で出てくる発言に揺さぶられる。「どうせ皆本物じゃなかったんだ」「愚かでいるってすばらしかった」

ドグマ95の誓
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蛇の道(2024年製作の映画)

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黒沢作品の真髄の味わい方をついに会得した(ように錯覚させてくれる映画)

全編フランス語で演じ切る柴咲コウさんさすがの気概
「苦しいのは終わらないこと」がグッときたんですがオリジナル版でもあるセリフな
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チャレンジャーズ(2023年製作の映画)

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おもろすぎる!!!つまり人生は4ポイント6ゲーム3セット先取の連続ってわけ!!!

人間模様、欲望、高揚、挫折、競争、全てが最高だった。非の打ち所が私には見当たらない心底完璧な映画

(テニスやってる
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あんのこと(2023年製作の映画)

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ある一面だけをみて人を信用することができるのってピュアネスの象徴だし、相手に何かを期待することをやめないのは意思というよりはそれ以外のすべを知らないからという感じで、その底なしの無力さがかなりしんどか>>続きを読む

エール!(2014年製作の映画)

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選ばなかった未来の果てにはこういうことがきっとあったと思える
果てしなく続く苦悩はすべてフィクションにすりかえればいい

物語はそうしていつだってわたしを救う

かくしごと(2024年製作の映画)

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関根光才、まじでアーティスティックな映画撮る。車に雨の水滴が滴る様子だけで良すぎたぜ。海の水面や、川の檄流などとにかく水撮るのうますぎる。

杏さんにはいつか必ずやヤマシタトモコ作品をやってほしい

違国日記(2023年製作の映画)

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発言の途中でアングルが何度も切り替わるかなり不思議なカメラワークだった

新垣結衣はたしかに常に何かに不満を抱えてそうに見えるので、槙生のキャラクターのその点は表現していた(が、原作の槙生は人にそれを
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ゆれる(2006年製作の映画)

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法事で倒された瓶から稔の膝下に垂れる酒、智恵子宅で放置されるトマトの断面、車の音にかき消される弟の魂の叫び声

関心領域(2023年製作の映画)

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緻密につくりこまれておりその詳細さにかなり消耗するが、鑑賞者とスクリーン(さらにその向こう側にある史実)との間にあるこのような壁を浮き彫りにするところがこの映画のやってることなんだろうなという

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章(2024年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

奪う/奪われるの構図が大小の規模感さまざまに頻繁に描かれるが、何かを所持しているということを前提にした人間の愚行の最たる例で最高。

別の時空からきた凰蘭の、もう2度と選択を間違えないそして絶対にいな
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ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002年製作の映画)

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常にとてもわかりやすい英語でめっちゃ勉強になるな。小中の頃、ハリポタ繰り返しみてたら英語ふつうに話せるようになったかもな

青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

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藤井道人ってまじで2人いますよね?こっちのモードのときの藤井作品ほんとうに1ミリも乗れない(でも一縷の望みをかけてちゃんとみる)から、号泣カップルで満員の劇場で100000dBの声で「了解です」つった

Love Letter(1995年製作の映画)

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何だって??
苦しみに向き合っているようでその実、(青春感漂う)虚像や幻想にすがっている話にみえた。それはそれでひとつの方法ではあるだろうが

ミッシング(2024年製作の映画)

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苦しすぎる現実だが過度にドラマチックな演出などはほぼなく、とにかくひとつの事実にだけ向き合う展開。喪失を受け入れるには、そのことについて脳と心と体が擦り切れるまで考え続けるしかないんだよなと思った。再>>続きを読む

永遠に君を愛す(2009年製作の映画)

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「自分は傷ついた」と相手に表明することは暴力なんだよ
せめて他人を加害しないためにも、傷ついてません1ミリもショックなんか受けてませんみたいな顔してとっとと消えるべき。別れは決して悪いことではないのだ
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THE DEPTHS(2010年製作の映画)

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濱口竜介の描く、道を違う鉛の塊ってこの世で1番不可逆性に満ちており最高。割れた鏡の中から差し出される手の存在感がかなり好きだった。反射的にその手を握る直感も私にはめちゃくちゃに心当たりがある。

言葉
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ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

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名作と呼ばれる作品しっかりみようムーブ第一弾。シリーズの結末教えてもらったからこそ楽しめるな、全部みます!
全作配信中のHuluは神

終わらない週末(2023年製作の映画)

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わたしの週末も終わらないでほしかった(4連休最終日)

陰陽師0(2024年製作の映画)

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アクション監督が園村さんだったのでバチバチかっこよいシーン見られて満足
奈緒の周囲に始終花が舞ってるのは、呪による効果ですか?

DEATH NOTE デスノート the Last name(2006年製作の映画)

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何回も何回もみてるけど色褪せないおもしろさヤバい。特に「捨てる」以降の監禁生活まじおもしろすぎるから
原作がめちゃくちゃ好きなんだけど、こんな複雑な設定と精緻なキャラクター造形まじですごすぎないですか
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DEATH NOTE デスノート(2006年製作の映画)

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何回もみたのに昔すぎて記録してなかった

大傑作じゃないですか?今みても面白すぎる
2000年代コンテンツの代表格

デスノート談義しながら酒飲みたい