このレビューはネタバレを含みます
痛快な復讐劇でも、ダークなエンタメでもない。
性的暴行における加害者ー被害者の受ける傷の非対称性とその痛ましさが本作のテーマである。
若気の至り、ボーイズクラブのノリ、男の子の遊び、酔ってよくあること>>続きを読む
ゴジラ・コングが惜しみなく出てくる最高に贅沢な映画!
コングvsゴジラってサイズ的にもコング勝ち目ないだろ、と思っていたらかなり抗戦しているし、しかも優しいしで良い奴。
見上げて過ぎて首捻挫したけ>>続きを読む
下妻という言葉の響きで何となく長い間観なかった作品。
茨城の南部では、つくば、土浦、龍ケ崎・・・次第に田んぼと何もない空が広がっていく。そんな田舎の話?(言うほど田舎でもないとこがまた)面白くなる>>続きを読む
【✨ ガチレビュー 🛸: (長いです) 】
イントロとともに未来世界が広がり一気に引き込まれる。原作vs 映画版 を比較をしつつブレードランナーの魅力を確認したい。
本作の原作はフィリップ>>続きを読む
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ラストシーン、泣き過ぎてしばらく立てなかった。
視覚的に(男性という)ノイズがない、連帯。隔たれた孤島に女3人、そこには期限付きだけど圧倒的な安心感、くつろぎがあった。
あまりの視線の強さにスクリーン>>続きを読む
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サブカルの排他性が痛た〜
主演の2人が同じコミュニティ以外ほとんど友達がいる描写されないのも、いきなり固有名詞使って周りが置いてきぼりな会話始めるのも、変な文法で喋るのも客観的に見たら>>続きを読む
文句なしの大円団。
シーズン6まで続く長いドラマシリーズの割に最終回が本当に良かったので、その余韻を壊さずさらなるボーナスポイントをくれるような映画。
ドラマ2~3話分を繋げたような作りで、オープニン>>続きを読む
観終わった後、INFPの代表的キャラクターとしてアメリが挙げられてるのを知って納得。
資源紛争、少年兵、難民キャンプ、暴力...とシエラレオネのダイアモンドを巡る直視しがたい現実を清々しいほど躊躇いなくエンターテイメントとして消費した超アメリカ的な作品。
「プライベート・ライアン」の冒>>続きを読む
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なぜ戦場で戦うのか?敵を狙撃すること
に罪悪感は無いのか?という問いに「国を守るためにすることだから当たり前だ」と澄んだ瞳で言い切る主人公。
実際の人物の伝記映画の割にちょいちょい盲目な愛国主義批判が>>続きを読む
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女の子の名前という個人スケールの話ににこだわる壮大SFが大好きなので。
故障を直しに行く船外活動の際のカメラワーク、流石に回しすぎではというほど流れ続けるので少し映像に酔う。
大好きな映画。擬似ワンカットの長回し、バックに流れ続けるドラムサウンドが終盤に近づくにつれバードマンの鼓動に聞こえる。
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スカヨハ側の女弁護士のあの絶妙な感じがすごく良い。
話始まるなり裸足になってソファに座るとことか過剰なボディタッチとか、後半スカヨハもちょっとビビるくらいの距離感の詰め方、素晴らしい
タクシーという狭い空間の中で、孤独と逆恨みが煮詰まったトラビスの姿は痛々しい。
NYの街を眺めるシーン、華やかなネオン、娼婦、麻薬。それらを腹から見下しながらも結局同じように孤独で透明な労働者でしか>>続きを読む
傑作。
かつてここまでブラックの肌を美しく映した映画があっただろうか。
印象的なのはマハーシャラ・アリ演じる主人公シャロンの叔父が主人公を海に連れ出すシーンだ。淡い水色の空と緑がかったターコイズブルー>>続きを読む
史上最もシリアスなコメディ映画。
オチで爆笑してしまうが、緊迫感とSF感は素晴らしい。
これがウォーキング・デッドの原型だったのだなと今更ながらに気づく。
死後の世界が「地獄の沙汰も金次第」どころじゃないあまりのシビアさ。映像も綺麗で音楽も何度も聴き返したくなる。