kさんの映画レビュー・感想・評価 - 19ページ目

アンモナイトの目覚め(2020年製作の映画)

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2人のセックスシーンがカメラ越しに消費されてしまって、なんかのAVを見せられているような気分だった。
期待していた分、同じ女性として嫌悪感が凄くて何日か引きずった…male gazed。
シアーシャロ
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ミナリ(2020年製作の映画)

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良すぎて気持ちが消化できない。

家族との生活や日常って同じことの繰り返しのように思えるけど、毎日何かしら小さな事件が起こる。
DavidとAnnは学校に行ってないけど、毎日何かしらあって。
両親の夫
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野球少女(2019年製作の映画)

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女性が、ちゃんと人間として映されていて良かった。

不要な性的な描写もなく、ただ野球が好きでプロになりたい1人の人間として。
そして彼女のことを性別で性差別しているのは周りの大人やその大人たちが創り上
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モキシー ~私たちのムーブメント~(2021年製作の映画)

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フェミニズム、エンパワメント、シスターフッド、セクシャリティ、セクシズム、レイシズム、マイクロアグレッション🔥🔥🔥

あのこは貴族(2021年製作の映画)

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山内マリコさんが誰も否定せずに、優しく、けどとても重い課題を置いて下さった。
美しいシスターフッド、搾取される側には重くて苦しいフェミニズム。

「ずっとそう言ってもらいたい気がしてた」

「すべて美
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プリンセスと魔法のキス(2009年製作の映画)

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親友の声と話し方が凄く好き。
けど結局は若い女性が1人の時よりも、隣に男性がいて態度が変わる不動産屋などは腑に落ちなかった涙

レディ・バード(2017年製作の映画)

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どのキャラクターにも人間らしさがあって、誰かを傷付けたい訳ではないのに嘘をついてしまう部分があってとても共感した。

貧乏なことが悩みでつく嘘、弱さを見せたくなくてつく嘘、心配させたくなくてつく嘘、善
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

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女性が女性であることを理由に搾取されない美しい映画。

ただ、唯一の搾取は自分に決定権のない結婚のみ。

心から愛した人との時間の流れが自分の人生の中で1番濃密なものだったことが伝わる。生きてきたうち
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パピチャ 未来へのランウェイ(2019年製作の映画)

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恐怖すぎて後半ずっと震えた。 

日本のジェンダーギャップも酷く、日頃から憤りを感じているが、90年代のアルジェリア、あまりにも酷い。辛い。フラッシュバック注意。

女性は人として生きることが許されな
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

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原作に無かった希望が映画には付け加えてあった。
これを韓国での出来事と受け取るか、同じ女性としての出来事と受け取るかで全然感想が変わってくると思う。
映画を観た人はぜひ原作を読んでしんどくなってほしい
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行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

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苦しい。
有害な男性性、女性性、フェミニズム、人種問題も含まれていて全く他人事ではなかった。

自分がアフリカンアメリカンであることによって、"i can die easily in this tow
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フェアウェル(2019年製作の映画)

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あの親戚で集まってする会話が全てリアル過ぎて心苦しくなった。

お構いなしに容姿について触れたり、いい男はいないのか、結婚はまだかと催促したり、次会ったときは赤ちゃんが増えてるかもだとか、キッチンに立
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RBG 最強の85才(2018年製作の映画)

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今でも性差別、ジェンダーバイアスはとても大きな課題ではあるけれども、法律の性差別を一つ一つ正して来たRBGには国は違えど救われてる。
男性にはあって女性にはない住宅手当、女性にはあって男性にはないシン
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

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心が浄化される。
不器用ながらも、みんな一生懸命に生きていて良い。優しい。愛。

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

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最高。
ティーネイジャーの片想いが尊くて儚い。
同性愛も異性愛もどちらかだけにフォーカスせずに普通に描かれているのが良い。
あとジェンダーの話やフェミニズムを自然と日常会話で話しているのも良い。馬鹿な
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映画 聲の形(2016年製作の映画)

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まだ高校生なのに(高校生だからか)それぞれ生きづらさを感じて、生きることをやめようとしてしまう選択をしてしまって悲しい。
なんで人ってマイノリティを排除しようとするのか。
その人の苦しさや辛さって本当
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

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19世紀、南北戦争終えて黒人は奴隷から人として生きる権利を得られて一方白人は女性としての生き方に悩む。みんな人として生きているはずなのに、人が決めた先入観や偏見で自分をカテゴライズされてそれぞれ生きづ>>続きを読む

黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

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この実話が映画化される時代になって良かった、と言いたいところだけどまだまだ私たち人間はこの物語の延長上。
差別問題はどうしてもされる側が傷つき、失い、戦うイメージがあるけど本当に恐ろしいのは一方的なも
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

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オギーは見た目を変えられません。我々の見る目を変えなくては。
校長先生の言葉。いじめや差別は実はされる側には何も問題はなくて、する側の心理の方がよっぽど問題で恐ろしいもの。
人を傷付けてるのは、いじめ
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

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真実を自分の目で確かめること。疑問を持つこと。学ぶこと。人を愛すること。それだけで、憎しみや戦争はなくなる。