このレビューはネタバレを含みます
極上の恋愛映画であると同時に、木島の文学の着地点がしっかり描かれた堂々の完結編だった。だから本作にはハッピーエンドが二回ある。
(以下、微ネタバレ)
この映画に先駆ける『ポルノグラファー』と『インデ>>続きを読む
公開から2ヶ月経っているのに、日比谷シャンテで見た回は完売満席だった。
観る前は、毎日のくり返しを良くないことと思い、成長し変化しなければという焦燥感がつきまとっていたが、果たしてくり返しの日々をか>>続きを読む
原作にビジュアルやセリフを寄せてる訳ではないけど、エッセンスを忠実に実写化してるように感じた。自分の感じるエッセンスは、接点の全くないはずの異人種の二人の間に庇護の気持ちを含むあやうげな引力が立ちのぼ>>続きを読む
レイトショーにもかかわらずいつもの映画館が満席。10代〜20代男女を中心とする客層でお祭り感があった。
大画面に映える作り込まれた作画とモーション。IMAXでブーストされたズッシリとしたボールの音。リ>>続きを読む
英国に死体を集めて解剖の研究をする怪人が実在していたことを思い出した。
映像美でも中和しきれない不快なグロテスクな描写のなかから、泥池の蓮の華のように、自由を求める無垢で高貴な魂が生まれ育つところが感>>続きを読む
人気俳優達の起用という日本映画のしばりの中で、原作のキャラやシーンを忠実に再現するという、アニメでは結構当たり前だけど実写では難しかった課題をキッチリ仕上げた労作だと思う。
冒頭の日露戦争のシーンは『>>続きを読む