トムさんが画面に登場するだけでワクワク。テーマソングもテンションあがる。ベンジーとブラントとわちゃわちゃするのもよき。アクションもやりたい放題、期待以上!!やっぱり映画制作を愛するトムさんかっこいい。>>続きを読む
アメリカンドリームを手にした若き富豪の、”自由の国”における強烈な学歴主義、権威主義への反骨がフィンチャー色に染められた映画。
本当に日本の比じゃないくらいの格差社会にびっくり。現代アメリカ社会の本質>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
光と影、明暗の使い方がかっこよすぎる。バスのシーン最高。ガラス張りのセットも好き。
パラシュートも、電話しながら見つめ合うのも、modern loveも、世界を手放すまいと両手を伸ばすのも。
色と愛は>>続きを読む
中盤の、テレーザとサビーナの視線のやりとりに、2人の関係性が集約されていてよかった。サビーナのアトリエの造形も。縦格子のはまった窓と、鏡。割れた鏡面と天井の丸みの配置が妙。
テレーザとトマシュ、彼らに>>続きを読む
文字通り、じわじわと心を探られ掴まれていくような言い様のない気持ち悪さ…
長回し、フィックスショットに加え、わざと画面上で注意を分散させ、正反合の要素要素にピントを合わせてないように思える構成がうまい>>続きを読む
色彩を極度に押さえた画づくり、アヴァンギャルドな構図など、撮影面が印象的。
中性的なファムファタール、ドミニクサンダが最高だった。
原題は「順応主義者」、異端者として生きることを恐れて思想に傾倒する主>>続きを読む
観る者の目線が計算しつくされた画面。
終わらないあやとり。
日常なのか、非日常なのか。
痛みの分かる人だけが、痛みを救える。
すべての登場人物の血の通いようが、恐ろしいほどリアル。
人間の持つ多面性、それは被害者、加害者といった二元的な対立を描くだけでは掬いきれない。この映画ではその部>>続きを読む
シェイクスピアの至言、
”All the world's a stage, And all the men and women are merely players.”
まずはアクションが凄すぎて見入ってしまった。ジャッキーチェンもびっくり。給水塔のシーン、バナナでこけるシーン、最後のカーチェイス?に至るまで、小気味よいテンポで盛りだくさんのギャグが展開されていく。>>続きを読む
キックアスから着実に受け継がれているポップで悪趣味なシーンがキラキラ。
アランドロンのビジュアル最高、かっけー。イタリア移民問題。血は水よりも濃い。
とりあえず景色が素敵だった。ハルピンに咲く春の雪。大陸的な悠々としたカメラワークとベタだけど切ないストーリー展開が好み。
見るために両目を深く裂かんとす剃刀の刃に地平をうつし。
ギリギリで突き放すのがすごい
迫力勝負!テンションあがるシーンが多々あって楽しかった。スピルバーグ版へのリスペクトも盛りだくさんな恐竜パニック映画。これぞ夏休みのための映画。
クリプラもラプトルも兄弟も良い味出してた。あとは、あり>>続きを読む
チェロの優美な旋律に誘われて、淡々と物語は進む、誰の感情にも立ち入らずに。だからこそ、抗えない絶望感がひしひしと伝わってきた。怖い。人間の顔って、読み取れるようで読み取れないようで、それを作品として映>>続きを読む
笛で戦うっておしゃれだな。ペンは剣よりも強し。
夢は幻で、幻は夢で、更に劇中劇も加わって、パラレル的で面白かった。シェイクスピアの悲壮観がきちんと練りこまれた世界が素晴らしい。
カメラは動かず、そこにあるものを記録し続ける。淡々と流れていく映像は、かえって大きな歴史の流れに翻弄される人々の悲劇を際立たせている。いつもの風景に誰かがいなくなることと、それでも続く日常。筆談のテン>>続きを読む
冒頭の水中のシーンや、雨で血が跳ね返る演出など、徹底した綺麗な画作りが見どころ。
ストーリーは期待してたほどではなかったけど、テンポが良く飽きなかった。
万国共通で青春は残酷だ。
示唆的に挟まれる風景のカットで、光が視覚的に捉えられていて美しかった。あと、カンパイ、ガンバレ、日本語だった。
アワン、寡黙すぎだろー。切ないなあ。