Longsleeperさんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

スウィングガールズ(2004年製作の映画)

4.0

田舎あるある、高校生あるあるが沢山詰め込まれてスカッと笑える青春映画。
「ここって誰の山なの?」問題がまさか青春映画に出てくるとは。。。
序盤で喚起される「日本の未来この子たちに任せて大丈夫か」感と、
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カスパー・ハウザーの謎(1974年製作の映画)

4.3

人間のことを何も知らないカスパーへの向き合い方によって、人間の浅ましさや愚かさが浮き彫りになっていくのが圧巻。
ドイツ映画らしい真摯でガツンとくる映画。
カスパーが赤ちゃんを眺める場面以外は終始緊張感
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ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)

3.8

アディが頭脳明晰すぎて驚愕する。
凸凹コンビ感がバランス良くて、展開はゆっくりめだけど最後まで見てしまう。
アディの頭の良さは、そうせざるを得ない環境の中で身につけたんだろうと思うと切ない。
父子共演
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インビクタス/負けざる者たち(2009年製作の映画)

4.0

アパルトヘイト体制が解体された南アフリカで、いかに黒人から白人への復讐を食い止め、国を一つにするかという課題と解決がわかりやすく描かれている。感動的。
スポーツというドラマが沢山の人を結びつける過程に
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ミーン・ガールズ(2004年製作の映画)

3.5

誰かをデブと言っても自分が痩せるわけじゃない
私は自分の問題に集中するだけ

時代を感じる超豪華キャスト。。。
レイチェル・マクアダムスもリンジー・ローハンもアマンダ・セイフライドもみんなみんな初々し
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ひまわり(1970年製作の映画)

3.9

暗いわ
でも私たちはこの方がいいわね

ではアフリカでサソリに刺されて死になさい
サソリの方が結婚よりまだマシさ

バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(1990年製作の映画)

4.2

結果を恐れてはいけない
大切なのは自分の意思だよ
未来は自分自身で作るものだ
私はハートの命じるままに自由に人生を生きる

リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

観てるだけで居た堪れなくなる機能不全家族なんだけど、オリーブのコンテストとその途中で訪れたピンチにチグハグながらも団結するのがなんか良い。ただ終盤は強引。。。
ドウェーンがなぜ屈折したか観てみたかった
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マンデラの名もなき看守(2007年製作の映画)

4.2

主人公とマンデラが一人の人間同士として分かり合う過程に引き込まれる。
忌引休暇のくだりから、同じ社会に暮らす人間同士が尊重し合うことは、同じルールを守り合うことから始まるんだなと思わされた。
派手さは
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オール・アバウト・マイ・マザー(1999年製作の映画)

4.5

控えめに言ってハードモード過ぎる人生を送る女性たちの群像劇。わりかし救いがない状況を、呑んで女子会して笑い飛ばす場面が忘れられない。
巨悪を倒すわけでもなく、偉業を成し遂げるわけでもないけど見終わった
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

人材不足な邦画コメディ界に颯爽と現れた珠玉のラブコメ。
自信がなく人に心を開けないヨシカが傷だらけになりながらも世界とぶつかる描写に、爆笑と全力の親心が喚起されます。
ヨシカに好感を持ったのはもちろん
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ベスト・フレンズ・ウェディング(1997年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

アラサー女性の自負と焦りを凝縮したようなジュールスに悶絶する。笑
年の功でできることはどんどん増えてきたジュールスに対し、能力の高さでは勝てない「若さの恐ろしさ」を持ったキミーを対立軸に据えていて、観
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デンジャラス・ビューティー(2001年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

判断力も知識も一人前のはずだけど色気ゼロの女性エージェントが、ミスコンに潜入捜査する。設定は奇想天外だけど、サンドラ・ブロックの長ゼリフに聞き入ったり小ネタに笑わされてるうちに引き込まれます。
冒頭の
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リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

雰囲気は独特で、この監督しか作れない感が滲み出ているけれど、自分の理解力では何を言いたいのかよくわからなかった。誰かと本気で関わる人間関係がないと自分の居場所すら決められないというのは、主人公観ててわ>>続きを読む

恋する惑星(1994年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

全アジアで一番好きな映画。ラストシーンのトニー・レオンの優しい笑顔の忘れられなさが尋常じゃない。この映画が好きすぎて、香港行った時には重慶大厦見に行きました。
毎日大勢とすれ違う、その誰かともしかした
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海を飛ぶ夢(2004年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

自分の幸せは生きることではないと結論を出した男性が、彼を献身的に介護する家族や、難病を抱える弁護士の支援を得て尊厳死の権利を得るために闘う。決して家族と不仲なわけでもないけど、一人の人間として主体的に>>続きを読む

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

4.5

都内の映画館が満杯で調布に観に行きました。関東に住んだ人のが背景知識があるので楽しいと思います!人材不足な邦画コメディ界に舞い降りた救世主。

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