magnoliaさんの映画レビュー・感想・評価

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バッドボーイズ RIDE OR DIE(2024年製作の映画)

4.7

it's not your time

イントロで「ちっとも変ってない」嬉しさが炸裂する掴みの巧さ、新旧の登場人物それぞれ適切に活躍し、それでいて物語も発散せず、派手なアクション、シリアスにぶっこまれ
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シャイン(1996年製作の映画)

4.5

ridiculous tragety

母の来場で落涙。親のエゴの罪深さ。デイビットを演じた役者さんがいずれの期も素晴らしい。中年期の自閉の表現は格別、驚愕。"誰だって幸せになれる"という力強いメッセ
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怪盗グルーのミニオン超変身(2024年製作の映画)

2.8

stay focused

校長のスーパー車椅子あたりがピーク。北風と太陽はやはり太陽。チビが『incredibles』のjack-jackにしか見えない。ミニオンたちを本筋に絡めてや。中央においても
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オーシャンズ13(2007年製作の映画)

4.3

danger is my middle name

アルパチーノ様!しかも×アンディガルシアさん、つい胸熱!ガルシアさんの加味具合が絶妙。曖昧な微笑で展開を期待させるブラッドピットさんに敬服。
各人の
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ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ(2023年製作の映画)

3.8

entre nous

こどもの感覚や言動がとても現代的に感じた、今も昔も変わらない?
超絶失礼なことを言う→同じ状況で完全一致の言い返し→初めて失礼だと気づく、のシーンが巧みで良かった、教育はタイミ
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フェーム(1980年製作の映画)

2.8

perfectly ordinary

美男美女のいい歌やダンスが観られる、華やか。しかし内容的には特変ない学生生活。問題も深追いせず、どこかに繋がるわけでもなく、烏合の衆の遠景という印象。
ただ、モ
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オーシャンズ12(2004年製作の映画)

4.1

sympathy or empathy

冒頭でアンディガルシアさんが出てきた時点でテンション上がった、ガチ続編!
"real"との交錯の妙、ライナスについ親心芽生える(名前も絶妙笑)。物語は若干煩雑
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オーシャンズ11(2001年製作の映画)

4.6

three to six month later

マットデイモンさんが出てきた時点で既視を思い出したが、十分面白かった。そのことが素晴らしい。いい加減がとことんいい加減で好き、ガム噛みながらの適当な
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キャッシュトラック(2021年製作の映画)

2.9

do this my way

現金輸送車、近いうち消えてまうんやろなぁ
原因である過去を多視点で何度も振り返る、のがポイントやろうけど、そこに中だるみを感じてイマイチ、ステイサムさんの活躍も期待より
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.4

everything happens to me

”小洒落た"を動画にした感じ、監督の狙い通りか。
シャラメさんはこういう爽やかで真面目な湿り気を持つチャラ男が本当に上手。ラストの「そうだ、先帰んな
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オペラ座の怪人 4Kデジタルリマスター(2004年製作の映画)

3.5

愛の種類

物語自体は分かりやすいが故に中だるみも感じたが、とにかく圧倒的なあのテーマ曲が、すべてを爆風的威力で一掃して惹き込んでいく。映画館で聴けて嬉しい。(ロックパターンは、うーん...)

”真
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イアゴとトリスタン(2022年製作の映画)

3.9

たすけて

生命のキワに直面することの表現が極上

he's in arrest

ロベルタのリビングルーム(2018年製作の映画)

3.8

every day like it's the last

音楽が素敵、特筆はないが穏やかな気持ちになる
それも、よき

ready to take her breathe away

天使にラブ・ソングを2(1993年製作の映画)

5.0

but i... i decided to let them sing

正直、今見ると構成がウルトラダサい、でも、何度観ても圧巻の歌唱シーンで落涙必至。いつか『oh happy day』を合唱した
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(2020年製作の映画)

2.8


目鼻立ちがハッキリした美人、たっぷりした二重が羨ましい

ある村で(2019年製作の映画)

2.2

男の仕事

いない方が幸せそうだ、自立してるしな

not my war to fight

ブルー きみは大丈夫(2024年製作の映画)

2.8

Never

えぇ話なんやけど、ファンタジー度が合わないのか、野暮な疑問がちょいちょい浮かんでしまい、私ったら腐った大人なんやなーという哀しみ。

ライアンレイノルズさんの無駄遣いというか、たとえば
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猿の惑星/キングダム(2024年製作の映画)

2.5

i have a name

このシリーズの、ちょっと手話交えた話し方が好き。
あんたらのシーザー、めっさカッコ良かったんやで?見せたりたいわぁ。
今回はみんなちょっとずつお馬鹿さんな感じでなぁ、物語
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パリ、テキサス(1984年製作の映画)

4.5

is four years a long time? -- half a boy's life.

自閉傾向のある兄が、盲目的な愛に周りばかりか自分の心も壊してしまう。経済社会に適合できない人の愛を、
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ティファニーで朝食を 4K(1961年製作の映画)

4.7

i'm always top banana in the shock department

絶妙なタイミングで流れるmoon river. 至福。チャチャチャバージョンには感激!!ブラボー!ヘンリー
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フォロウィング 25周年/HDレストア版(1998年製作の映画)

4.4

everyone has a box

小説を読んでいる気分になった、気が付いたら全部一気読みしてる時の。『The Usual Suspects』を超コンパクトにした感じ。現実離れした設定から、ラスト
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レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

2.8

why does the floor move !?

冒頭の探検シーンが一番面白かった、音楽もきっちりハマってたし。それ以降は設定や心理描写が浅く乗り切れないうちに終了、あの勇ましい美女の、もっと有
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

3.4

きらめきは、生きる意味じゃない

最後に主人公と一緒に深呼吸したくなる、爽やかな後味

流行の自尊心が一つのテーマ、また、
"何に心を動かされるのか" → "頑張りたいことは何か" → ”頑張って最終
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夢追いウサギ(2020年製作の映画)

3.5

思い込みとオープンマインド、自立と社会性

クラリネットっぽい音から始まるガチクラシックの美しさと、子供向け画風が良くも悪くもミスマッチで印象に残る
とっても"えー話や~"なんだが、地下で水攻めは、な
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愛と哀しみのボレロ(1981年製作の映画)

4.4

my world is music

この言葉に尽きる。幸せに生きることに必要なのは、国や人種の区別ではない。。
皆の幸せを破壊する戦争勃発、終結、のあと、各人が喪失を抱えつつ日常を取り戻す(戻せない
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トランスポーター(2002年製作の映画)

3.8

transportation is the pricise business
勧善懲悪、スピード感、申し分ない、あっさりした物語で気楽
オイル戦の独創感がお気に入り、素晴らしい
ステイサムさん若いな、
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長ぐつをはいたネコ(2011年製作の映画)

4.0

”ジャック”の老後に出会えた奇跡!

いやもう、バンデラス様ってところで200%カッコいいが確定、あんな渋い声でママと呼ばれる母は毎回失神する、「俺はプライバシーは大切にする、(過去は)訊かない」と言
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アリスとひまわり(2022年製作の映画)

3.8

pizza, zack, je t'aime

圧巻のひまわり畑。惹かれ合ってしまうことの不可抗力な淡さ。心の機微に触れる夏。フレンチな余韻。ひまわりに語られたい質感。

スローンはネックフェイスに恋する(2020年製作の映画)

4.1

yours, yours, yours

ストーカー物語かよ、と思ったら、よくある未熟な恋心のすべてを網羅していて敬服。あらゆる妄想を重ねて恋が動く、分かるわぁ
たとえそれが永遠でなくても、君らの未来
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リバー・ランズ・スルー・イット(1992年製作の映画)

4.3

he was beautiful

想い出が美しすぎる
育ちも環境も悪くなかった、みんな善人で、そこら中、愛に溢れていた、
太陽と川の眩しさが似合う彼が闇に消える、それも含めての芸術的な完璧さを持った
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励ましの言葉(2004年製作の映画)

3.0

珍しく展開がすぐ読めてしまってビックリ、実際やったら悲しくなるかな、元気になるかな...

おじいさんのボート(2020年製作の映画)

4.0

三途の

ファンタジーさ加減に胸騒ぎを覚えるが、結局、心身ともに健康的で、とても良い。基本自力で、ヘルプはありがたく受けて、最期まで楽しく夢中で過ごす。理想的。しかもラストの無数の星空よ!泣ける。「ヘ
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よき仕事(2020年製作の映画)

4.0

Extras

特にオチはないが、設定の意外性が面白く、劇中劇が音だけで進行するあたりも感心。皆が何かのパーツで、でもそれなりに一生懸命で、しかし「まぁ、そんなもんだよな」という人たちが袖触れ合う、要
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ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

3.8

show me what you can do

圧倒的に『David Byrne's american Utopia』が好きなのだが、原点に触れた嬉しさがある。映画館で観られる日が来るとはなぁ。
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スケアクロウ(1973年製作の映画)

3.9

i never get warm enough

悪人ではないけど、生きていくには決定的に知性が足りない二人、互いが互いの居場所となり「二人で二本」の足でヨレヨレと世間を彷徨う、自分が何者かであるこ
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