tamalaさんの映画レビュー・感想・評価

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ミッシング・チャイルド・ビデオテープ(2022年製作の映画)

3.7

オムニバスで鑑賞。他のも面白かったのでレベルは高い中で、すでに完成された感はあった。先入観無く見たかったかな。
とにかく暗い。長編版は観ようかと思う。

ベニー・ラブズ・ユー(2019年製作の映画)

3.5

チープな動きとモブの扱いのひどさがB級でよかった。殺人鬼エルモー耳ありじゃない。

ストックホルム・ペンシルベニア(2015年製作の映画)

3.4

とにかくリアンは可哀想過ぎる。ベンは最悪。お母さん怖い。としか言いようがない。

フィンガーネイルズ(2023年製作の映画)

3.2

林檎と〜の世界観と映像は変わらず、レトロフューチャーなのがすごく好みで素敵。
結局は、人の心は機械じゃ測れないんじゃなきかな。
爪をポンポン剥がすのはいただけない、イタイイタイ。

愛に乱暴(2024年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

丁寧な理想の暮らしを目指しているけど、そもそも選ぶところを間違えてしまっていて、うまく行かない。その憤りを江口のりこがうまく演じている、キレるところがイイ。彼女には同情とか感じなかったけど、馬場ふみか>>続きを読む

ラスト17デー(2023年製作の映画)

3.4

前半で挫折しそうになったけど、2/3あたりからよかった。ラストはありがち。

フローラとマックス(2023年製作の映画)

3.6

いい話だったけど、フローラの奔放さが鼻につくのとマックスが軽率なバカ息子なのが感情移入できなかった。とてもいい話にまとまっているけどね。

オン・ザ・ロック(2020年製作の映画)

3.7

ビル・マーレイ年取ったけど健在。ソフィアが描く理想の父親像なのか?フランシスはあんなんだったのかな。
喪失感のない明るさは、これはこれでいい。A24らしくもある。
ローラのファッションはさすがソフィア
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紙の月(2014年製作の映画)

3.3

なんか前半ハマりきれず、1年くらいかけて観てしまった。。。
池松壮亮のクズっぷりがうまいし、宮沢りえの変わりっぷりもいい。小林聡美もキリッと締めているし、大島優子もがんばっているのがわかる。
近藤芳正
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テトリス(2023年製作の映画)

3.8

すごい面白すぎて、作り話っぽいけど、事実は小説より奇なりってことわざ通り。ニンテンドーの社内がふざけた状態とかで笑える。
テトリスの進化版が未だに出続けているのをみるとホント素晴らしいゲームって思いま
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Apple Original Films『ウルフズ』(2024年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ブラッド・ピットとジョージ・クルーニーがイケオジ後始末屋で、いい感じのゆるい雰囲気がさすがで、期待を裏切らない面白さ。
ラストはボニー&クライドとパルプ・フィクションの導入部分みたいでイケてる。

グリーン・ナイト(2021年製作の映画)

3.4

A24らしい不穏で美しい世界は見応えあるけど、それが見どころかな。いろんな伏線あるけど回収されないのは、観ている方に委ねられてるってことかな。

12ヶ月のカイ(2020年製作の映画)

3.2

設定もストーリーもよいんですが、なんとなく毒が足りない気がして筒井康隆ばりのブラックジョークが入ってきたらもっと楽しめるんじゃないかな、と勝手に思いつつ、これはこれで完結してるのでよいと思います。

PIGGY ピギー(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

おもしろかったー、ちゃんとコメディ要素もあり、友情あり、成長あり、と復讐の鬼になり切れていないところもよかった。
しかし、デブ過ぎて健康面が心配になる。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.8

伝記ものはわりと外れないのと、今どきの作り方?展開が早くてずっと観続けられた、でも長過ぎ。ラストの方は集中力が持たずに記憶にない。
日本人だから、単純にエンタメとして楽しめなかった感じはする。

CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

3.8

これつい年越しに観てしまったんだけど、怪物の制作にすごい影響与えてない?って思ってしまった。なんかあの設定、若干唐突に感じたし。
それはともかく、この作品はレオの中性的なところから、だんだんと男っぽく
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デッドプール(2016年製作の映画)

3.4

楽しいの観たかったのでみたんだけど、マーベルほとんどみてないので、十分楽しめなかったと思う。ある意味純愛の物語?

蛇の道(2024年製作の映画)

3.5

フランスに舞台が変わると、リュックベッソンみたいな感じ。でも黒沢清のインダストリアルな世界観は健在で、無機質な怖さが強調されてよかった。
柴咲コウはやっぱり女優の方が向いてるんじゃない?

ドライブアウェイ・ドールズ(2023年製作の映画)

3.2

コーエン弟だけだと、兄弟エッセンスが薄れてブラックでシニカルさが足りない気がする。やたらレズビアン主張が強すぎ。そこそこ面白かった。

Cloud クラウド(2024年製作の映画)

3.6

日常の中にある非日常の狂気を描くのホントにうまいなって思う。
何かおかしい人たちばかりだけど、なんかありそうな世界で面白かった。
若手のイケてる俳優使うの上手。

ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ(2023年製作の映画)

3.7

70年代の雰囲気がとても洒落てていいし、クリスマスの奇跡って感じでこの三人がゴーストなんじゃないかな、なんて思う素敵な話でした。
でもクリスマス終わってから見終わったという。。。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.0

繰り返されるルーティンの日々。彼にとっては、変わることのないように見えるけど、実は細かく変化していっているところに喜び、幸せを感じる。映像・音楽がすごくよくて、パリ、テキサスの日本版見ているみたい。>>続きを読む

あるいは、ユートピア(2024年製作の映画)

3.8

ディストピア禍のユートピア。舞台劇を見ているようで、舞台はあんまり好きじゃないけど、舞台風映画は好きなので、とても惹き込まれた。
演技のうまい俳優たちばかりで、演技にも魅せられた。でもちょっと長過ぎな
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アポロ10号 1/2: 宇宙時代のアドベンチャー(2022年製作の映画)

3.8

すごく好きな時代の日常が描かれていて、これが憧れのアメリカなんだよなー、って見た。
この適当な宇宙計画も本当にあったんじゃないかと思えるほど。今の時代に失われてしまったものがここにある。

イビルアイ(2022年製作の映画)

3.2

ホラーというか、魔女モノだった。
なんか入りきれなかった。注射器が近未来なのか、不思議な感じでずっと気になってしまった。
13日の金曜日に見るにはうってつけだったかも。

怪物(2023年製作の映画)

3.8

すごいよかった。まったく「藪の中」なんだけど、それぞれの視点から見るとまったく違うように見えている。それぞれの事情を知ると、怪物はいないんだけど、みんな怪物に見える。正解はない。
すごくよかったんだけ
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シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

3.9

A24らしい美しい映像と静けさの中に見る狂気がうまく表現されている。死との隣り合わせ故にどこを撮っても絵になる誘惑が癖になる。

ソフト/クワイエット(2022年製作の映画)

3.4

最初から最後まで、胸糞悪いオンパレード。嫌な気分になること請け合い。
ワンカットの手法と構成が、観るべきポイント。
ラストは気になりすぎる。

イノセンツ(2021年製作の映画)

3.7

北欧の美しい風景と団地なのに、すべてが洗練された調度品に囲まれた中で繰り広げられるサイキックバトル。
誰かが書いてたけど、北欧版童夢、がしっくりくる。というか、まんまな気がする。
面白い。

アーミー・オブ・シーブズ(2021年製作の映画)

3.5

アーミー・オブ・ザ・デッドの前日譚なので、ゾンビを期待していたのに、全然出てこないー(なので、この評価)。だけどスピンオフとしてはよくできたエンターテイメントに仕上がっている。

ハウス・バウンド(2014年製作の映画)

3.5

オカンのボケっぷりとわりとグロいシーンもあり、楽しめるものになってた。ミーガンのちょっと笑いそうになるところは、こういうところから生まれたと納得。

午後3時の悪魔(2018年製作の映画)

2.9

なんか見てしまった感満載。不気味さはそこそこ。ラストのバンドがよい。

アーミー・オブ・ザ・デッド(2021年製作の映画)

3.3

もっとふざけたのかと思ってたら、設定もストーリーもちゃんとしてた。
ただ盛りだくさんすぎて、食傷気味感は拭えない。ラストは続きを匂わせる感じだったので、アーミー・オブ・シーブスは観る(こっちの方がスコ
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WANDA/ワンダ(1970年製作の映画)

3.5

忘れられた小さな傑作というのはいい得て妙。
退廃的で、寂しい、そのまま終わる。なんとも言えない感じがよかった。
ボニー&クライドになれなかった(なるつもりもなかったかな)。

ドミノ(2023年製作の映画)

3.3

ロバートロドリゲスが描くノーランみたいな話。面白いし、ドンデン返しだらけなんだけど、後出し感が強い気がして素直に喜べなかった。

平らな和(2019年製作の映画)

3.2

いろいろ意味不明なのはこういうものだとして、冒頭のお母さんの言い草が笑えた。しようもない家族で本編とは関係なかったけど、印象的だった。