へんりさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

アントラーズ(2021年製作の映画)

3.0

ギレルモデルトロ製作のホラー映画がディズニープラスで配信されてました。デルトロ印のさすがのクリーチャー造形に満足。陰気な田舎町の陰気な少年とその家族のお話。撮影が素晴らしく、暗闇とほんの少しの明かりで>>続きを読む

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.5

リドリースコットの新作です。
野心的な女性が一族に入ってきたことで、グッチ家の家族経営が崩壊していくお話。レディガガのブリブリ肉感的な感じが威圧感があって良かった。なんとなく田中真紀子感もあり。さすが
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.0

アダムマッケイの新作です。
最近のマネーショート、バイスもとても面白かったのですが、本作はフィクションということもあるのか、共感して笑えるところが多くハマりました。テレビ収録シーンの悪夢的な感じが酷す
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.5

オッサン向けのポルノ的な作品ではあるのだけど、特にラストの寂しさなどスパイダーマンの映画としてちゃんと良かった。トムホランドのちょっと意地悪したくなる感じが、スパイダーマンのテーマと相性が良いことを再>>続きを読む

ファーザー(2020年製作の映画)

4.0

アンソニーホプキンスが認知症になるやつ。周りに認知症の人がいないので、ただただホラーとして楽しみました。観客に安心させないスリリングな演出が素晴らしい。

浅草キッド(2021年製作の映画)

4.0

まるでビートたけしが死んだかのようなウェットな作品ではあるが、泣きました。ラストナイトインソーホーの後だと、やや過去を美化しすぎな気も。紅白に師匠が出てるやん。

キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

4.0

キングスマンの3です。
第一次世界大戦モノでした。実際の歴史の裏には悪の組織とキングスマンの前身の戦いがあったのじゃ。歴史上の人物を使って馬鹿馬鹿しいことをやってます。ラスプーチンが一番美味しかったか
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ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

3.5

コロンビアを舞台にしたディズニーのミュージカル映画です。
南米の色彩豊かな映像やラテンの音楽が魅力的でアニメーションとしてめっちゃ楽しい。超能力一家で唯一超能力が与えられなかった主人公のミラベルちゃん
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キャラクター(2021年製作の映画)

3.0

セカオワのサイコサスペンスです。
これだけのスターを揃えてちゃんと血みどろなのがえらい。韓国ノワールの影響も感じる。決定的なシーンは映さないようにしているのは客層を考えると致し方なしか。セカオワ周りは
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ただ悪より救いたまえ(2019年製作の映画)

3.0

ファンジョンミンとイジョンジェのバトル!バトル!バトル!です。アクション要素がかなり強い作品。面白いのだけど、タイだからオカマ出しとけみたいなベタさというか安直さを感じるところがいくつかありました。

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.0

エドガーライトの新作です。
人間そうなならんやろ笑とは思いましたが、今作られるべき作品という感じ。今年ならマリグナント、プロミシングヤングウーマンと合わせて観たい。

キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.0

ガイリッチーとステイサム。
早くもamazonプライムに来ていました。こういうのでいいんだよ!面白かったです。ジェントルメンより断然こっちの方が良い。しかし時系列を表す「何ヶ月前」「何週間後」が頻繁に
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.5

ヴェノムの2です。
なんかあっという間に終わったような印象で、昨今の大作映画の尺を考えると、とても潔い作りで好感が持てました。金曜日の仕事終わりに見るにはちょうど良い!前作はバイオレンスを期待していた
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ダ・ヴィンチは誰に微笑む(2021年製作の映画)

4.0

発見されたダヴィンチの作品を巡るドキュメンタリー映画です。
投資対象、マーケティング対象となった現代のアート界の問題やキナ臭さをとても分かりやすく説明してくれます。その要素はバンクシー関連の作品でも描
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モンタナの目撃者(2021年製作の映画)

3.5

テイラーシェリダン監督作です。
「ウィンドリバー」に続き、ビックリさせられたり、ヒリヒリする銃撃シーンがあったりと、とても楽しい。殺し屋もナイス。エッこれで終わりというあっけない幕切れでちょっと驚いた
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.0

ジョン・ウィックの脚本家ということで、本筋はかなりジョン・ウィック的です。しがないオッサンが実は超強い…というオッサン向けのポルノ的な作品ですが、ジョン・ウィックより生活感のあるオッサンが主人公なので>>続きを読む

ジャングル・クルーズ(2020年製作の映画)

3.0

ディズニープラスで見ました。
インディージョーンズ的なことをやりたいのかな。でもアクションシーンが総じてあまり面白くなかったです。カット割すぎでよくわからん所もあったし。ロック様の過去が明らかになると
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

5.0

ジェームズワンの新作です。
以下、良いところ。イイネ!
1.「ぼくの考えた最強のホラー」的な作品として参照されてる作品が、僕の好みともマッチしており、ずっと共感しっぱなし。ていうか2021年にこのネタ
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エターナルズ(2021年製作の映画)

3.5

クロエジャオのエターナルズです。
もともとファンタジー的な物が苦手なので予告編を見てこれは絶対無理なやつだ…と思いながら足を運んだのですが、意外や意外、とても楽しめました。大自然!ちょっと離れて整列!
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

3.0

ディズニープラスで配信してた!繰り返しの日常をゲームのモブキャラと被せる発想はナイス。

ザ・トリップ(2021年製作の映画)

3.5

Netflixで配信中の血みどろバイオレンスコメディです。主演はノオミラパスで、鼻血を垂れ流しながら体当たりの演技を見せています。倦怠期の夫婦が山荘で殺し合いをやろうとするのだが、、というお話。面白か>>続きを読む

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

4.5

リドリースコットの新作です。都内でさえ全然やってなくて驚きました。危なかった。
羅生門スタイルの時代劇と現代的なフェミニズム的視点。長尺ですが圧倒的な画力と物凄いテンポで飽きません。そのテンポは実は話
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ハロウィン KILLS(2021年製作の映画)

3.0

ハロウィンが仕切り直してからの2です。前作を見返したらやっぱり面白かった。そんな前作で一度お話がオチたところからの続きなので、やや苦しい立ち上がり。しかも3部作なんかい!主人公がほとんどベッドで寝てた>>続きを読む

ジェントルメン(2019年製作の映画)

2.5

ガイリッチーの新作です。そういえばこの人はタランティーノのフォロワーだったと思い出しました。登場人物達がベラベラ喋る割にお話は。。コードネームuncleとかは好きだったのに。

キャンディマン(2021年製作の映画)

3.0

キャンディマンです。制作と脚本にジョーダンピールが参加している一作。同名の92年版のストレートな続編でした。これだけ見ても話は分かるけど。92年版では台詞で説明されていたキャンディマンの歴史が、本作で>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

2.5

ドゥニヴィルヌーヴ監督の新作です。
残念ながら全く好みに合わず。。重厚というよりはもったいぶって鈍重な作りだと感じました。アクションも全体的に退屈で、肉弾戦の隣でものすごい殺傷能力のレーザーが放たれて
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

2.5

ブラックウィドウがすごく良かったので慌ててシャンチーを劇場で見てきました。これは個人的な好みなので仕方ないのですが、自分がアジア風味のファンタジー映画が本当に苦手みたいです。最近だとジャッキーチェンの>>続きを読む

ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

4.0

コロナで延期になった間、散々CM見たし、ていうか今更ブラックウィドウって。。というテンションだったので結局劇場に行かず、ディズニープラスで見放題になったこのタイミングで鑑賞しました。
結論、面白かった
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.0

007はボンド役が代替わりしていく終わらないシリーズですが、今作がダニエルクレイグ版のクライマックスということで、ちゃんと一区切り付ける作りで驚きました。ダニエルクレイグ版のボンドはとにかく人間臭いの>>続きを読む

THE GUILTY/ギルティ(2021年製作の映画)

3.0

アントワンフークア、ジェイクギレンホールによる「ギルティ」のリメイクです。
オリジナルの記憶が無かったので、エッ!?と新鮮な驚きをもって観られました。面白かった。

死霊館 悪魔のせいなら、無罪。(2021年製作の映画)

3.5

死霊館の3です。
これまでの館ホラー的な作りから一転、ミステリ的なお話で引っ張るのが目新しく、とても楽しめました。監督が変わったせいもあるのか、ショック演出の派手さは12には劣るものの、これはこれで良
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メインストリーム(2021年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

オンライン試写会で鑑賞させていただきました。
口達者な男がYouTubeで人気者になっていく中で、次第に人の道を踏み外していくお話。主演はアンドリューガーフィールド。テーマ的には今年の「スプリー」と近
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空白(2021年製作の映画)

3.5

吉田恵輔監督の新作です。
犯罪被害者家族と間接的加害者を巡る、とても重たい映画でした。まずオープニングは百点満点で、食欲が無くなりポップコーンセットを購入していたことを後悔しました。その後は古田新太が
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AVA/エヴァ(2020年製作の映画)

3.0

ジェシカチャスティンのアクション映画です。監督は「ヘルプ」などのテイトテイラー。
ジェシカチャスティンは個人的に好きな女優で、もともとあまりアクションのイメージがないので、バチボコに殴り合うのを見るの
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BLUE/ブルー(2021年製作の映画)

3.0

吉田恵輔監督のボクシング映画です。吉田監督らしいキャラクターの描き分けと掛け合いが楽しい一作。木村文乃がとにかく良い女でした。タイトルのブルーとは、挑戦者サイドの青コーナーとかかっていますが、同時に青>>続きを読む

ジャスト 6.5 闘いの証(2019年製作の映画)

3.5

イラン映画です。前半の麻薬捜査物のパートはとても好みで楽しめましたが、後半は違う方向に進んでいくので面食らいました。イランの司法制度のガバガバで雑な感じとその暴力性を糾弾するような内容ですが、ブラック>>続きを読む