目眩さんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

スター(原題)(2001年製作の映画)

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スタイリッシュな音楽の使い方
song2とワルキューレの騎行のミスマッチミックスが良い

はじまりへの旅(2016年製作の映画)

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かなり難しい映画だった。
宗教学や哲学、ヒッピー文化の歴史や脱資本主義の思想を理解してないと彼の行動基軸を理解するのがとても難しい。
自然の良さや死生観の倫理、世の中との軋轢などで語り終えるにはもった
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FEAR X フィアー・エックス(2003年製作の映画)

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イメージと感情と状況を繋いでいるブライアンイーノの不穏な音楽。

モダンライフ・イズ・ラビッシュ ~ロンドンの泣き虫ギタリスト~(2017年製作の映画)

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リバティーンズ、ジョイディヴィジョン、スピリチュアライズド、1975
映画を観てて思わずリズムを取りたくなるくらい直球のUKチューン。
レコードショップのデザイン、パブのヌルそうなエールもイイ!
ライ
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シャロウ・グレイブ(1994年製作の映画)

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この時代のダニーボイルは編集も含めて話運びのテンポが素晴らしいし、台詞の一つ一つにキレがあって刺さる言葉が多いなあと。

若い頃のユアンマクレガーのイッてる笑い方はここからだったんだ。

あなたの旅立ち、綴ります(2016年製作の映画)

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「世の中はバカなやつばかり。
バカに出会ったらバカだと悟らせるより、何も知らない子供のように扱う方が楽。」
合理的で理屈人間の処世術がこんなにも物悲しいなんて。
この偏屈な人間の孤独感は共感せざるを得
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プッシャー3(2005年製作の映画)

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3作の中で一番カット割りが好き。
手振れやパンが一番臨場感が出ている。

ヤクを絶っていたのに再びやってしまうときの俯瞰的な、隙間から誰が見ているようなものがミロの後ろめたさを表現しているように感じら
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早春(1970年製作の映画)

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早稲田松竹にて

主人公は虜になった女の子を困らせて怒らせて助けてとにかく一緒にいたい。
アンビバレントな思春期の心境をこれでもかとぶつけた作品。

突拍子もない行動も行き過ぎた独占欲も全て若さでいい
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暗殺のオペラ(1970年製作の映画)

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早稲田松竹にて

要所要所のシーンが絵画のように美しい。
薄暗い建物に蛍光灯がぶら下がっているところ、オペラの観客席、草の生えた駅
全部が好きだ。
カメラワークのみの場面転換、特に道を写すところが印象
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ブリーダー(1999年製作の映画)

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日常に潜む暴力衝動や言葉少なめにこちら側に想像させるセンス。
北野武がレフンに対してシンパシーを感じる理由が分かる作品。
暴力も極限かつ一番心に刺さるやり口で観ていて辛い。