公開タイミングで観れなかったのが悔やまれる。
公開までのスピードを考えると、演技、構成は充分。
何より山上容疑者の心境がこの映画のメイン。
兄、父親の自殺。
母親の統一教会への多額献金。
20代で自>>続きを読む
アキ監督の空気感はやはり好き。
役者も無表情である事が多く、情動を動かそうとしすぎない作風に惹かれる。
当時の労働者階級の感覚が伝わる作品だった。
才能がある人は孤独になり壁が出来る。
そんな壁を壊してくれる人は現れるんだ!
明るく陽気な彼女のような人が。
自身の苦悩も経験し受け入れ、自分の扉を自分で開ける。精神的な成長だ。
心地良い音楽が、>>続きを読む
職場での友情は良い物だ。
友がいるから頑張れる。
目が見えなくても。
見えないからできる優しさも良き!
科学的にも職場に友達がいると生産性が上がるというデータもあるようだ。
過去に仲のよかった職場の>>続きを読む
トーキングヘッズ。
初めて聞いた!
この作品で初めて聞けて良かった。
躍動感、情熱が素晴らしい!
スタンドライトのパーフォーマンスや、
ライティングも凝っている。
意味づけをやめよ。
そんなメッ>>続きを読む
nyの街並みと年の差カップル。
文学的な要素もあって美しい作品。
年の差や、ウディアレンのクセのある感じが馴染めない人もいそうだが、私は気にせず観れた。
nyの情報量が多い街並みを、白黒で撮ること>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
父を知る。1人の大人を知る。
借金まみれの父だが、全てが悪くなかった。
良い部分もあった。
一緒にキャッチボールをした事、感想文を持ってくれていた所。
憎しみきれない。それが苦しみを産む。
葬儀の>>続きを読む
前半部分だけで良かったかな。
後半の笑いとセットなんだけど、
笑いは古く、昔から変わってない。
北野映画は好きで、
映画は古くても観れるけど、笑いは時代の変化を受けやすいジャンル。現代で昭和の笑い>>続きを読む
親からの逃避によって出来る、姉と弟の絆を描いていた。
子供達が観ている世界観が、美しい映像で表現されている。
義父との戦いの後、
夜の街を走り出す姿がとても印象的だった。
彼らが自分達の人生を切り>>続きを読む
冒頭から境界性パーソナリティ障害の気質を感じていた。
突飛な言動や表情。衝動性の高さ。
関係性を壊してしまうパーソナリティ。
劇中で医師の解説があり確信に変わる。
対人関係を破滅に導く。
そんな人>>続きを読む
コミカルなストーリーかと思ったら、移民問題などの社会派な映画だった。
施設出身である主人公。
そんな彼女が施設で働く事を決めたのは、労働においての裁量をもらえた事。
施設長が子供を大切に思っている。>>続きを読む
世界観が絵本の世界のような。
現実ではないが、現実に近い装飾や空気感に魅力される。
こんな世界があるかもしれないと思わせられる。
一度泊まってみたいなぁ。
理解できなかった感覚が出てて、もう一度観よ>>続きを読む
セリフが少なく、静かな空気感。思考を求められる作品。
主人公の、他者との距離感がわからず、
遠くの他者を近く感じてしまう。
それは両親とのコミュニケーション不全、特に父親との距離感や誤った父性が原因>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
杏さんの演技が素晴らしい作品だった。
子供と母親の二つ立場を演じなければいけない役であった。
子供としての父親への理解や和解。
父親の罪悪感を知り、涙する姿。
縁側でよりそう姿も良き。
母親として、>>続きを読む
病を描いてるけど、恋とデザイン、少しコミカルさもあり、暗くなりすぎない作風。
前半は少し退屈に感じたけど、後半になるにつれ良くなっていった。
病を考えすぎない事も大事なのではないだろうか。
病気は>>続きを読む
思春期の心情を、五感を揺さぶる描写で撮られた作品。
赤と青など、入り混じった色の映し方は、主人公の心境を表しているよう。
下の方から、空を映すカメラワークも好きだ!
試合の怪我をするシーンは、周り>>続きを読む
タクシーの中で、美しい女性の人生を観た。人生を語る事での深い繋がりも感じる作品だった。
短い時間の中で、深い話をし、深い繋がりが出来る。
そんな事は人生で起こりうる事だ。
彼女の過去の映像を流す事>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
不倫の連鎖を描いていた作品。
夫役の演技が・・・
DVではない?が、疑うニュアンスで不快感を出しながら話す。
見ていてストレスだが、観る側にそう感じさせているなら良い演技だという事だ。
事故の際の>>続きを読む
当時の時代の女性像を感じた映画だった。
男尊女卑が残る時代。
知能が低く、自己肯定感が低い彼女は男性に服従するしかない。
そんな女性を演じる彼女が、脚本と監督をしている。
それが、すごく価値が高い作>>続きを読む
淡々とシリアスに描いている。
コミカルも時折入り、好みの作品だった。
車のシーンのコミカルさは良き。
ボケ側は笑わない、シュールな笑いになっていた。
墓のシーンで涙を流す姿が印象的。
思い出してな>>続きを読む
前情報なく視聴。
冒頭から既視感があった。
それは、岩井作品の映像だからだ。
なぜ、あんなに美しく撮れるのだろう。
光が重要な要素である事は間違いない。
恋愛が成就しない、死の儚さも、綺麗な映像で>>続きを読む
統合失調症の問題を抱えた家族の記録。
優秀であった姉が病にかかる。
弟視点で、撮影は進められている。
姉の統合失調症はリアルだ。
幻覚、妄想、思考障害が見え。
明らかに日常生活に支障をきたし、病気>>続きを読む
相手は全く違った見方をしている。
倫理観もなく、見当違いの事を言う。
それは、相手は違う世界が見えていて、
全く違う解釈した上で生きている人なんだ。
そんな経験が私にもある。
友達選びは大事。
相手>>続きを読む
ドキュメンタリータッチで、俳優陣も豪華、思わず見入ってしまった作品。
distance 和訳すると距離や道のり。
この映画の映し方そのもの。
現実世界で、被害者遺族同士が会うという事は聞く事があっ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
作品には義理人情、笑いが詰まっている。
師とたけしの人間性が出ており大好きな作品だ。
師の人間性、笑いへの想い。
芸人ならボケろ。
芸人なら良い服を着ろ。
笑われんじゃない笑わせるんだ。
芸人のある姿>>続きを読む
家政婦の彼女が家族なのか。
家族と家政婦の距離感を絶妙に映していた。
映像も白黒の綺麗な映画だった!
主人公が家政婦という設定も絶妙。
母親との関係性が最初は険悪に思えたが、そのような事もなく、良い>>続きを読む
スラムダンクという作品としての評価も含み、素晴らしかった。
私の人生に影響を与えられていて、
スラムダンクがなければ、バスケをする事も、してる人達を知る事も、出会う事も無かったのだから。
バスケは私>>続きを読む
安定して面白い。
アニメ版が面白く、期待値が上がってしまっていた。
普段のアニメ版と比較して特別面白い訳では無かった。
コナンのように、映画版である事で、より面白さを感じる作品を期待していた。
S>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
父親の危篤によって出る三姉妹の関係性を描いていた。
年齢は大人だか、姉妹だからこそ子供の部分が出てくる。
変わらない部分がある事は三姉妹が寄り添う姿で感じられる。
長女側は厳格で、父親が危篤で亡く>>続きを読む
人生は美しい。
家族の喪失を抱えた2人だからこそ、よりそう感じるのだろう。
初めに歌を合わせあうシーンには、
相手を異性としてみているという目やサインを感じ、また歌手として行けそうだという希望も見>>続きを読む
旅と恋と時間軸が交わる恋愛ムービー。
2024年作の恋愛映画では1番良かった。
長い旅には一休みも必要。
立ち止まってわかる事もある。
自分を確かめる旅。
彼女がしていた旅を、時が経ち彼が旅をする>>続きを読む
痛みを抱えた2人だからこそ出会い、理解しあう。
苦しまなければ出会う事も、痛みを共感し理解し合える事もなかった。
苦しみを前向きに表現している点も良き。
撮影方法を16mmフィルムで撮影している事>>続きを読む
ブラックベリー社の盛衰をスタイリッシュに描いた作品。
スピード感があるのも、ビジネスとマッチしてて面白い。
メッセンジャーの開発で、喜び合う姿は、仕事の楽しさを表現してる。
オタクのマイクが、経営者>>続きを読む
北野映画らしく、戦国時代を描いていた。
武さんと大森さんの兄弟間のコミカルさはとても好き!
加瀬亮の演技は本当に魅力される!
これまでの信長像にはない、猟奇性に圧倒させられた。
命に対する考え方>>続きを読む
設定勝ちだなぁ。
ヤクザとポップなカラオケ、コミカルさがマッチして心地良い時間が流れる。
中学生とヤクザを歌という要素で繋ぎ、
友情が生まれた!
紅が最高!
同じ紅でも、綾野剛の紅は面白いし、
中>>続きを読む
期待しすぎで、刺さらなかった。
バイオレンス要素が多く、人との繋がりを感じにくく感じたからかな。
セリフはドキッとするセリフがあり、
知ると興味がなくなる。
女性は水のよう。
など、少し共感できる部>>続きを読む