toothさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

3.5

タブーだとも思える、ヒトラーをコメディ化。
ドイツで作られ、国民も許容できている事が本作で1番驚いた所。

自国に置き換えてみて、今の日本で昭和天皇のコメディ化なんて絶対に出来ない。
許されない。今後
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セックスと嘘とビデオテープ(1989年製作の映画)

4.0

1989年に撮ったものなのに、洗練されていて古草さも感じなかった。

それはビデオで撮って、それを観る行為も、性や男女間の問題も、
現代でも変わっていないからだと感じた。

バーレスク(2010年製作の映画)

4.5

衣装、ダンス、ミュージック、セット
全てがテンションを上げてくれる!
気分を上げたい時にまた観たい。

経営の苦難を描いてる点も、ストーリーのスパイスになってる

ラストのパフォーマンスは素晴らしかっ
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少女は卒業しない(2023年製作の映画)

3.5

良作だと思う。
けど、観る側の私が年をとっていたり、良い青春を送っていない事が、どこか冷めてみていたり欠けていると感じる理由かな。

卒業の2日って設定も良く、
多人数の視点から描いている所も見やすい
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セレステ∞ジェシー(2012年製作の映画)

3.5

ラシダジョーンズ、脚本にも入ってるので、本人の恋愛観も表してるのかもしれない

別れそう、別れた相手でも関係性は良好な事はあって
本作は共感できる部分も多かった。

個人的にはラシダジョーンズよりヴェ
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しあわせのパン(2011年製作の映画)

4.0

優しく温かい映画
ロケーションも夫婦の関係も美しい。

幸福を与え穏やかに生きる姿は理想的な生き方に思えた。

夫がパンをちぎり妻に分けるシーンは絆を感じてとても印象的。

夫婦の過去も見たかったな

ヒストリー・オブ・バイオレンス(2005年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

人格がテーマになっていて、ハラハラドキドキでした。

息子が殺人をした時の、ヴィゴモーテンセンの表情は素晴らしい。
それは父と暗殺者の人格が混合してるようにも思えた。

SEXシーンも印象的。
チアガ
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To Leslie トゥ・レスリー(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

宝くじに当たった女性のその後を描いている。
破産、苦悩、子供との不和。
ストーリーはベタだか、ベタだからこそ観ている側の人生にもよく起こる事だ。

ホテルの支配人に手を差し伸べられるが、拒絶。
手を差
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ラストデイズ(2005年製作の映画)

3.0

カートコバーンのファンで、ガスヴァンサント作品だったので視聴。

フィクションとしての作品がドキュメンタリーに近い作風になってい事が違和感を生んだかな。

歌が彼の人生で大きかった点は間違いないと、作
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ショコラ(2000年製作の映画)

4.5

新しい環境に入ると、その場の空気や慣習に馴染めない事はあって
私自身の体験でもたくさんあるので苦しみを感じたが、役者と街の美しさがその苦しみを溶かしてくれた。

同じ様に環境になじめなかったり違和感を
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

事実を基にした映画 
歴史を学べたし、ストーリーも良かった

元々お金目当ての主人公だったけど、
現場の実情をみて、内面が変わっていく所が好き。 
一度引き返す時にお金をもらえるが受取を拒否する。もう
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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

4.0

人生の過ごし方、友情の素晴らしさを感じた

後悔を残さない事は、人生にとって大事な事だけど難しい。
完璧な人生はないから、普段から意識しながら生きないといけないよなぁ。

歳をとり、お互い人生経験を積
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ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

名作!本当に美しい大好きな作品!
愛情と希望を持ち続ける事の大切さを学んだ。

前半はコミカルで後半はシリアスだが、
息子と父親の演技でシリアスに寄りすぎない点が良い。
けれでも父親を亡くすという戦争
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アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

4.0

映画を観ながら
心理学的に美容整形は意味が無いという話を思い出していた。

今回の主人公も容姿が変わったと勘違いし行動が変わったように、
美容整形の後の行動が変わり人生が変わるという事はあるようだ。
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人生の特等席(2012年製作の映画)

3.5

クリントイーストウッド
久しぶりに観ました!
頑固で癖の強い役なら、一級品で唯一無二

ストーリーも父と娘の過去にできていた溝を後半にかけて互いの理解が深まり埋まっていく所は良かった

ルビー・スパークス(2012年製作の映画)

4.0

この作品のゾーイカザンが1番好き
可愛い

ファンタジーものだが、男なら女性を自由に支配したいと考える事もあるかもしれない。
しかし、支配の先に幸福はない
そんな風に感じた
 
後半につれて変わる関係
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夜明けまでバス停で(2022年製作の映画)

3.5

板谷由夏さんが好きで拝見。

実際に起きた事件の時にも思ったが、
国に頼るべきだったと思う。

この国は憲法で、文化的で最低限度の生活は保証されている。
本当に辛いのならば、頼る事は恥でも何でもない。
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約三十の嘘(2004年製作の映画)

3.5

中谷美紀さんが美しい、若さで可愛さもでて最高!

列車内だから犯人が逃げれないという設定は面白かった。
展開は早目で、90分の映画なので退屈せずに観れた。

お金よりもチームの信頼関係を選択した。
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エンター・ザ・ボイド(2009年製作の映画)

3.5

東京が舞台との事で親近感はあるが、
やはりギャスパーノエ!
クセが強く、安易に寄せ付けない

主観と客観のカメラワークは印象的で、
主観の時は瞬きまで鮮明に再現。
客観の時は真上から、対話や東京の街を
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アレックス(2002年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

観る人を選ぶ作品
光、カメラワーク、構成のクオリティは高く、映画好きなら評価は高い作品になると思う。
個人的には開始直後挫折しかけたが、なんとか観れた。

ギャスパーノエ監督作品はやはり光の使い方の印
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故郷の便り/家からの手紙(1977年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

母親との距離感の表現が伝わった映画

nyの街並みと母親の手紙の朗読、
シンプルで他の要素を削ぎ落とされている。

母は娘を求めているが、娘側の想いや意見を言葉で出さない点が凄く好きだ。

母の気持ち
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バッファロー’66(1998年製作の映画)

4.5

ヴィンセントギャロが、脚本としても演者としても好きにやってるなと感じる作品

好きな映画って雰囲気が好きなんだよな。
この映画も好きの部類になる。
オシャレで不器用で面白い。

クリスティナリッチがな
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スウィート・ノベンバー(2001年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

キアヌリーブス、シャーリーズセロンの二人はカッコイイ!

ストーリーには共感できる部分とできない部分がでたかな。
ラブストーリーだからというのもあるが、ヒロイン視点に寄りすぎてるからかも。

仕事ばか
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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

旅先での行きずりの恋

ウィーンの街並み、会話、役者、
全ての要素が美しく、クオリティが高い。
3人目の役者を登場させず、シンプルに構成されているから好きだ。

ジュリー・テルビーのキスは色気がある。
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.8

大好きな映画
映像美、カメラワーク、人間味、コミカル
全ての要素が最高!

ジャームッシュ作品は白黒映画が好き

何度も流してみると思うので、追記していく予定

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

3.5

アンソニーホプキンスの名演技が見所
ホラーは苦手だが、人間には興味津々

サイコパス、知性、圧倒的なものを感じさせられる。
とても同じ人間とは思えない

それを演技でできてしまうなんて・・・
1番怖い
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ブリングリング(2013年製作の映画)

3.0

このような事が実際に起こった事に驚かされた。

ハリウッドセレブはスケジュールも家も全て公開されていたんだな。

有名人の家の中に簡単に入っている姿は、滑稽でもあるし怖くもあるなぁ

防犯は大事

CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

映像美とストーリーの悲しさを感じた。

顔のアップの描写が多い印象で、細かい表情に注目しながらみていた。

自分のせいで幼馴染が亡くなるにはあまりに若く、重すぎる。
自分ならとても耐えられない。

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50/50 フィフティ・フィフティ(2011年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

病気になって変わる対人関係、見えてくるもの、周りのサポートの必要性などを感じた。

病気になれば去っていく人、残ってくれる人、新しく出会う人がいる事
良い方向で描いていたと思う。

特に友人の接し方が
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.8

観終わった後、気持ちの整理がつかない。
整理できたら感想を書こうと思う。
あと何度か観る作品になると思うから。

今言えるのは、私にとって人生でベスト10には入るであろう映画だ
素晴らしい作品だった
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お熱いのがお好き(1959年製作の映画)

3.5

マリリン目当てで視聴

現代から観るとストーリーや演出は古く感じるが、
マリリンモンローは色褪せない。
美しい!

コメディとしても当時でしか出せない美しさがある。
例えば、日本でいうと8時だよ、全員
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ウォールフラワー(2012年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

タイトルのウォールフラワーは、
ダンスパーティーで誰にも相手にされずに独りぼっちで壁際にいる人
という意味合いがある。

自分の青春時代に置き換えた時に、自分もそうだったなと感じた。
そんな私を好きで
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シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ゲイの水球チームが実在している事は知らなかった。

セクシャルマイノリティである彼らは、普通より強い絆があるように思う。
バスの移動中や、池での練習で絆が深まっていく様は面白い!

コーチはゲイではな
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永い言い訳(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

人生は他者だ
その言葉が胸に響く作品だった

印象的なシーン
本木は電車の中で息子の手を握りながら伝えた。
「自分を大事に思ってくれる人を簡単に手放しちゃいけない。
みくびったり、おとしめたりしちゃい
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アイリス(2001年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ジュディデンチの演技が素晴らしい。
若さと老いを交互に描いており、キャストの顔が似ている為、違和感なく観れる。

夫は、認知症になった妻に対し怒りもでるが、過去の記憶や愛が慈しみを生んでいる。
過去の
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エレファント(2003年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

突然の日常が悲劇に変わる。
そんな風に体感した映画だった。

日常の写し方が自然で、演者もリアリティが出ていて引き込まれた。

演者背後からのカメラワークが印象的で、
美しくもあり、怖さも感じる。
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