インテリで平和主義者のダスティ・ホフマンが後半20分で暴力衝動に駆られ、何人も殺してしまったシーンでは、大人しい人が吹っ切れると考えられないほど恐ろしい事をするのだと改めて感じた。
その暴力衝動に駆>>続きを読む
スペインの田舎をバックにノルタルジーな気分にさせられる。
子どもの頃に見たり触れたり聞いたりした時の心情が内面的な感覚である記憶で蘇った。
映画の大半、人の背中を写した長回し。
ひたすら背中を追い回す。
スクールカーストによって感じ取られる学校生活での心情変化がそれぞれの生徒の背中によって伝えられる。
背中で語る映画。
「世界はライオンだけでは成立しない。食べられるウサギも必要」
その通りだと思う。皆がライオン役をやっては世界は成り立たない。ウサギも必要。
そんな事を「レンタル家族」という話の中で、家族のあるべき役>>続きを読む
24時間以内に3本サメ映画観てしまうほどサメ映画に魅了されつつある。
今回観たロストバケーションは、サメ版のゼログラビティのようだと感じた。
サメは一体しか出てこないのに、こんなにも恐怖感を出せる>>続きを読む
サメが出没する薄暗い水辺を歩き進む恐怖は、寝る際に布団から足を出したら掴まれてしまいそうな恐怖と同じ。
ジョーズの方が個人的には好き。
裁判所から今後20年間の映画製作を禁止されてしまった。ジャファール・パナヒの生活をとらえる。
「これは映像ではない」と言いつつ、映画を撮っていないつもりでも、映画の姿が湧き出ている。映画とは何か考>>続きを読む
当時、相当怖いと話題になっていた映画らしいので、1980年代にこの映画を観たらトラウマなるのだろうと思い観ていたが、どう観てもこれはSF寄りのホラーでトラウマレベルでは無い。何方かと言えば面白い部類に>>続きを読む
一言で言うとホラー要素を含むコメディ。
漫☆画太郎が描いたようなババアが半ケツを見せたり、壁をガリガリ深夜にかきはじめたり、行きすぎた演技は爆笑もの。
その反面、パラノーマルアクティビティ同様、>>続きを読む
主人公ギレンホールが狂気に陥れば陥ちるほど成功していくという、倫理もクソもないホラー要素のあるサクセスストーリー。
まず、ギレンホールのぎょろっとした目、痩せ細った頬。完全に頭がイッているオーラ。ギ>>続きを読む
何も知らない自分の子供の頃に追体験する感覚をジワジワ感じ取ることができた。このような感覚を味わえるのは、監督もすごいが何と言っても子役がすごい。
息子目線で映画が作られており、初めて目にする物に対>>続きを読む
パッケージ詐欺に初めてあった。これはヒドラでは無くミミズだ。
何と言っても、CGが人に合わせてる感がすごい。
最後、剣でヒドラの頭を切り落とすシーンなんてヒドラが自ら頭を切られに来て笑った。
そ>>続きを読む
ボーンが死なない結末は分かりきっているので、必ずヒーローが勝つという決まり切った設定のアニメと一緒だ。そのため、こんな映画は観ても面白くないので鑑賞したくないと思っていた。
だが、3作品全て鑑賞し、な>>続きを読む
すごいのを観てしまった。
80年代のSFでこんなにも開いた口が閉まらないほどの圧倒的な切なさを兼ね備えた気持ち悪さを表現できる映画があったなんて…
セスの怒りと恐怖と絶望をあのインパクトのある醜い姿>>続きを読む
「Who was I !!!!」の進展なし。
ただ千篇一律のアクションシーンを繰り広げるだけ。一作目に比べると興奮具合がかなり劣る。
ボーンが強すぎてストーリーに入り込みずらかった。
次の作品>>続きを読む
あ〜自分に負けて観てしまった。
楽しんでしまった。
午後ロードにて
幸せな家庭に忍び寄るよくある恐怖系の映画かと思ったら大間違い。
完全に最初は不気味な雰囲気でシャイニングのように夫が狂い始める感じが出ていた。本当に怖いのは幽霊では無く人間という結末になるということ>>続きを読む
軽い箱根駅伝。
特に復路ではデッドヒートを楽しめる箱根駅伝史上稀に見るハイレベルなレース。
もちろんレースは箱根では開催されていないが、ものすごく精密に作られた世界観と登場人物たちの力強いマッ>>続きを読む
超高速で進化を遂げるエイリアンに立ち向かう、陽気な黒人と無駄に正義感が強い主人公とおバカとデブという最初から最後までB級感漂う期待通りのSFコメディ。
この映画を一言で言うと、ケツの穴のパイオニア。>>続きを読む
凄いの一言!SNSも無い時代にこんなにも大衆が発狂、気絶、暴走するほど熱いバンドが誕生するのは、やはり彼らには人を惹きつけるスター性に満ち溢れていたのだと思う。
私自身、リンゴ・スターが1番好きな>>続きを読む
最後はじゃがバター並みにほっこりした。
ほっくりかな?まぁどっちでもいいや〜
となるほど、心温まる作品!
シュールな笑いをそそられる。
登場人物に何か惹きつけられるものがあった。
画面の取り方、音楽、コミカルなストーリーがとてもお洒落な映画。
スーパーマリオのように、人物を中央から動かさずに、背景が動いていく撮り方は何だか愛くるしさがある。
そして、エンドロールは踊りたくな>>続きを読む
今までで1番「Fuck」という言葉を使っていた映画だった。「Fuck off!!」だの「Fuck you!!」など、もう最初っから最後まで「Fuck」だらけ。その言葉は戦場の銃弾のように飛び交っていた>>続きを読む
世界観が凄い。4時間という時間があっという間なほど、引き込まれた映画。
序盤はくだらないネタ映画かと思いながら鑑賞していた。もちろん序盤もそのくだらなさが面白い。
話は渦のように展開していき、シリアス>>続きを読む
大自然の中の風景は圧巻。さらに、今までにないカメラワークで緊張感もあった。
印象的だったのは、息の音。人の息、熊の息。その音に夢中になり、自分が呼吸するのを忘れるほど。
最初から「これは悪魔の仕業だ」と決めつけず、精神病の一種なのではないかと色々と模索をするところが良い。
論理的に悪魔に取り憑かれた事を説明し、細い設定がしっかりとされていた。この細かい設定が現代に>>続きを読む
「全ては虚像だ」というように、騙され続けた115分だったが、これはリアルなのか?テストなのか?この繰り返しで、正直飽きてきた。確かに誰を信用していいか分からない展開だったが、そんな大きなどんでん返しは>>続きを読む
エイリアン側に感情が移行するとは思わなかった。
最初は気持ち悪いと思ったエビのようなエイリアン。
最後はそのエイリアンに愛着湧いた。
完全に完結させないのがまた良かった。
それによって今後のストー>>続きを読む
映画の題名とパッケージが少々厨二くさくて鑑賞するのをためらっていたが、観て良かったと思えるような作品だった。
実在したスコットランドの英雄ウィリアム・ウォレスの話。
一途に自分の信念を持って戦う姿>>続きを読む