マカロニの食感さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

マカロニの食感

マカロニの食感

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黒薔薇の館(1969年製作の映画)

3.5

「薔薇には棘がある」ことが痛いほど分かる映画。

美輪さんの少ないセリフによって偶に発する言葉の重みが出ていた。それにより美輪さんがより一層神々しさが際立っていた。
また、美輪さんに恋心を抱いた男たち
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ザ・フライ2/二世誕生(1988年製作の映画)

3.6

二作目はどんなハエ男が生まれてくるんかな思ったけど、普通にイケメンで笑う。
あの犬のシーンは感動もの

クオリティーの高い特殊メイクは逸材。

草原の実験(2014年製作の映画)

4.0

全ての映像において、対象物の焦点を中央に置くようなパッケージにもできるフォトジェニック的な風景の中で物語が進んでいく。
さらに、登場人物が話さない無声映画なので、よりその風景に集中することができる。
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ヒストリー・オブ・バイオレンス(2005年製作の映画)

3.7

しっかりと殺される描写にて、抉れた鼻や撃たれてグシャッとなった頭を躊躇うことなく撮っていて、とてもバイオレンス

また、役者さんの演技が凄い。穏やかな生活を送る良き父の顔から、殺しのDNAが蘇った後の
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抵抗(レジスタンス)-死刑囚の手記より-(1956年製作の映画)

5.0

冒頭でわかる。これは凄い映画だと。
それは連行されている車にて、ドアに手をかけ脱走を試みるシーンでだ。このシーンでは手の動きを映しだし、観る人に緊迫感を与えていた。
このシーンは同じくロベール・ブレッ
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シャークネード(2013年製作の映画)

3.7

すげぇ!サメがトルネードに巻き込まれて襲ってくるなんて、監督の想像力に圧巻…!

違和感のありすぎるCG、性格の悪い登場人物の期待通りの死ぬ展開、無駄に露出の多いあたり、ザ・B級映画で拍手もの

チェ
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

3.4

忘れられないほどのラストシーン

しかし、この「何か他に良い方法を選択できたのでは無いか?」と考えるような心残りのあるラストシーンは、何か別の映画で観たような気がした

パーフェクトワールドか…

スワロウテイル(1996年製作の映画)

4.6

「凄い映画を観れた…!」
これがまず観終わって最初に思ったこと。

台北のスラム街のようなイェンタウン、バブル期のような日本の街、ゾンビ映画のようなアヘン街、全く違う街を行き来する様子は広大感がもの凄
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T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

3.8

20年たったら、流石にちょっとは穏やかになってんだろうって思ったが、あの当時から全く変わらないクレイジーさだった。軽快な音楽でレントンらが仕出かすワルさをスタイリッシュに映しており魅了された。
やはり
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ニュー・シネマ・パラダイス/3時間完全オリジナル版(1989年製作の映画)

3.6

言わずもがな小さい頃からアルフレードがサルヴァトーレの人生の基盤・起点・支えになるほど尽くしてきた事は感動した。

しかし、個人的に1番良いなと思った部分は当時の映画館の雰囲気だった。
チャップリンの
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オーメン(1976年製作の映画)

3.1

「エクソシスト」のように、体の中にいる悪魔との格闘演出(ベッドが宙に浮いたり、首が回るなど)は無く、ジワジワとした怖さが続いていた。その怖さの要因はほとんどサウンドにあった。前半は子供が家族に入って、>>続きを読む

ラブ&ポップ(1998年製作の映画)

4.0

渋谷川のドブを歩くエンドロールが良すぎ


シンゴジラの撮り方も独特だったが、この作品は更にカメラのアングルが庵野さんワールド全開で感動

ひなぎく(1966年製作の映画)

4.3

どこの映像を切り取ってもアートのようで脳裏に焼きつく。しかし、決してゴダールの映画のようにストーリーを認知しにくい訳では無く、ある程度に物語がまとまっている。その物語性を帯びながら印象的なシーンをいく>>続きを読む

ストロベリーショートケイクス(2006年製作の映画)

3.0

ヤるだけヤッて、結局女を捨てる加藤亮

リアルな音でゲロを吐くシーンは頭から離れない

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

3.3

今にも崩れそうな危ういバランスで成り立っている家族関係。とてつもなく居づらい空気感。しかし、その空気感の中に家族という絶対的なコミュニティによって無理矢理にでも属さなければならないという義務感。その中>>続きを読む

ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

4.8

これはムスカじゃなくても、「人がゴミのようだ」と思う

どこの場面を切り取っても絵になるし、何よりこの独特なカルト的な世界観に引き込まれる

どこにも抜け目がない完璧な作品。

獣は月夜に夢を見る(2014年製作の映画)

3.1

北欧独特の冷たく綺麗な映像が静かなサウンドとともに流れておりアーティスティックな映画だった


獣になり人を襲う映画も魅力はあるが、やはりヴァンパイアになる方が数倍かっこいいし美しい。特に「ぼくのエリ
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裏窓(1954年製作の映画)

3.7

映画内でのサウンドが入ったり消えたりしており、不法進入するシーンやセールスマンに襲われるシーンなど、恐怖感や緊迫感を感じることができた。

さらに主人公の目線から映画を観せており、自分がその現場を見て
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激突!(1971年製作の映画)

4.0

すごい…ただトレーラーに追われるだけなのに、ここまで面白くできるとは…

トレーラーの運転手の顔を一度も見せないという所に惹かれた。この演出によって、何を考えているか分からないサメ(ジョーズ)に追われ
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

3.2

たしかに感動する所は感動できるのだが、丁寧すぎる解説シーンで感動の半減と共に、鑑賞者を泣かせにきているなと制作側の意図を感じてしまいシラケるところがあった。

しかし、癌の浸食が進み、宮沢りえが目玉し
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バンク・ジョブ(2008年製作の映画)

3.4

これが実話か…凄すぎる…。

日本の三億円事件とは比にならない…

不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)

4.4

凄い世界観。

奇妙なサウンドミュージック。

引き込まれる。

こんなSFみたことがない。

そして必ず口にしてしまう。

「クー! 」と。

トレインスポッティング(1996年製作の映画)

4.0

いきなりレントンが全力疾走する冒頭から最後の笑みまで全てが良すぎた。

これから集合写真のポーズはピースじゃなくてこのパッケージのポーズにする。

冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

4.7

園子温監督作の中でもかなりグロテスクだと聞き、中々手が出せなかった作品で、ようやく観れたと思ったら、あまりの凄さに度肝が抜かれてしまった…!

そこまで映すのか⁈と思ったが、そこを撮るのがテレビでは放
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WE ARE YOUR FRIENDS ウィー・アー・ユア・フレンズ(2015年製作の映画)

1.5

1秒だけ出てきたALESSOとNickyRomero のオーラ半端ない

映画としての内容は薄いけど、ただサウンドを聞くぶんには良かった

だが、最後の5分くらいのライブ映像のために、友人を朝起きたら
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ホーリー・マウンテン(1973年製作の映画)

3.7

脳内にこびり付き、ふとした瞬間に思い出してしまうような映像。

「エル・トポ」もそうだったが、ホドロフスキーは、異次元の奇妙な世界観を作りだせることが凄い。

個人的に思ったことだが、その世界観は、ス
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あの頃ペニー・レインと(2000年製作の映画)

3.5

ビートルズの曲のペニーレインが好きなので借りたが、ビートルズは関係なかった

70年代の商業化しつつも、それに反しロックが輝いていた時代の作品

ストーリー的に、大きな変化する展開も無いのだが、全体的
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なんちゃって家族(2013年製作の映画)

3.0

10分に2回は下ネタ。それ5分に1回か。


とにかく、「映画天国」感が際立ってた。

ロスト・ボディ(2012年製作の映画)

3.0

ホラー要素のあるサスペンス

ガンッとかドンッとか音攻めはズルい!パラノーマルアクティビティもビジュアルはそんなに怖くないのに音で脅かす感じ…それは人間の本能的に驚くのでズルい!

サスペンスでビクつ
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ヒミズ(2011年製作の映画)

3.7

『すみだ!すみだがんばれ!』
空前絶後の超絶怒涛の鑑賞後の脳内再生。





自分が分からなくなって、深く考えすぎて、答えがわからなくなって、鬱になる。

こういう時期たまにあるけど、振り返ってその
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もしも昨日が選べたら(2006年製作の映画)

3.5

前半のコメディ感から想像がつかないほどのドラマチックさギャップ死した

自分がリモコンを使うとしたら、フレンドリーなアパレル店員に話しかけられた時、オートパイロットにする。
あと、ローソンでのポンタカ
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

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戦争映画を観て「面白かった」「良かった」というのは少しばかり違うのでは?と思い、評価をし難くなってしまったので、スコアは付けず鑑賞記録にだけに留めておきます。

私自身、戦争映画を観るにあたって、「永
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わらの犬(1971年製作の映画)

4.7

インテリで平和主義者のダスティ・ホフマンが後半20分で暴力衝動に駆られ、何人も殺してしまったシーンでは、大人しい人が吹っ切れると考えられないほど恐ろしい事をするのだと改めて感じた。

その暴力衝動に駆
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