アカデミー賞短編ドキュメンタリー部門のショートリストより「The Last Repair Shop」(Searchlight Pictures/LA Times)を見た。ロサンゼルス統一学区(LAUS>>続きを読む
構成や演出を超えて、実際のフッテージを使っていることの力強さと見なかったことに出来なかった現実。そういう意味では映画「ビヨンド・ユートピア 脱北」とも通ずる。
自分の中に記憶で出来た構造物があるとしたら、きっとそこにはヴォイドもある。欠如した何かを埋める物語は他にも色々あるけど、#パストライブス は静かで繊細。見過ごしてしまうような景色、何も起こらないニュー>>続きを読む
キャストが最初に発表された時、これは永野芽郁しかなかろうよって思ったけど。原作の再現度の高さが映像化の良さとは全然思わないけど、この疾走感。やはり両作素晴らしく、原作も再読。
チャリティーソングの金字塔「We Are the World」の制作の舞台裏を追ったドキュメンタリー。全然制作過程のことなんて知らなかったけど、American Music Awardsの授賞式があっ>>続きを読む
アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門のショートリストから映画「ビヨンド・ユートピア 脱北」を見た。北朝鮮からの脱北者に密着した命懸けのドキュメント。再現ドラマではない、全て実際のフッテージで構成されて>>続きを読む
100年のレガシーを踏襲しながら、おとぎ話を再定義する意欲的な作品。それはもう「星に願いを」託すのではなく、願いは自ら叶えるという、力強いメッセージへのアップデートか。そして多様性に富んだキャラクター>>続きを読む
畳敷きの部屋とローアングル、ルーリードにニーナシモン。平山の妹から手渡された菓子折りが鎌倉紅谷の紙袋だったことからしても、松竹大船撮影所と小津の繋がりを伝えるものなんだろう。そういう意味で、まず撮りた>>続きを読む
絶頂期に向かうジョン・バティステのキャリア、そしてカーネギーホールで上演するための新たな創作。枠にはまらない自由は発想は批判が付き纏い、和かな表の顔の裏に、病魔に襲われたパートナーに寄り添う憂いの表情>>続きを読む
歴史的な英雄としてというよりも、ジョゼフィーヌへの執着心を軸に小物感を描きたいというこだわり。戦いのシーンは圧巻だけど、尺が長い割に薄い感じがするのは、この描き方だとドラマシリーズの方が向いているのか>>続きを読む
自分が決めたことを正解にするしかない。この言葉が全てを物語っている。Amazon Prime Videoで配信中の「憧れを超えた侍たち 世界一への記録」と合わせて見たい。あと松井もダルも、改めて素晴ら>>続きを読む
ゴジラで泣くと思わなかった... ゴジラにメチャクチャにされるディザスタームービーというよりも、心に傷を抱えた人たちの人間ドラマ。「シン・ゴジラ」との対比、ゴジラ70周年という文脈を考えても、ゴジラと>>続きを読む
並走する物語が、コンプレックスやフェティシズムで交差していく感じが、ポール・ハギスの「クラッシュ」みたいでもあり、結論を求め過ぎない終い方が個人的には好きだった。台詞が説明的で舞台を見ているような感じ>>続きを読む
90年代初頭に韓国に数多あった映画研究サークル。その中でも格別に小さいサークル「ノランムン」が映画制作の原点となっているのが、日立製のビデオカメラを手にしたポン・ジュノ監督だった。監督にとって初めての>>続きを読む