hikumahikaさんの映画レビュー・感想・評価 - 27ページ目

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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.0

前作よりもかなり面白かった。これでもかと繰り広げられるアクションに次ぐアクション、攻守激しく入れ替わる騙し合いに次ぐ騙し合いは期待を裏切らない。そしてルーサーはイーサンに関わる女性キャラたちを優しい語>>続きを読む

スターリンの葬送狂騒曲(2017年製作の映画)

3.0

あそこまでやられたらロシアで上映禁止になるのもわかるわ。爆笑とまではいかないがキャラの立つ俳優たちの細やかな演技に何度もフフッとさせられる。

ルーム(2015年製作の映画)

3.0

女性警察官がMVP。あと、人相の悪いオジサンが実は…

ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

3.0

いちおうエンドロールが終わるまで席を立たないようにしましょうね。恐竜たちがああいう環境に置かれてさあ次回作は!といった感じのつなぎに過ぎない印象。前作までよりもバトルフィールドが狭いのはちょっとなあ…

二ツ星の料理人(2015年製作の映画)

3.5



とにかく調理のシーンの美しさが素晴らしい。

よくこんな性格でシェフやってられるなあと思うけど、こだわりが昂じたらああもなるのかな。

結局は人の助けを得ることを覚えて主人公は立ち直っていくという
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.5

うん、スピンオフとしては上々だと思うな。ライトセーバーのないSWは宇宙戦と神経戦で楽しむのだ。

トゥモロー・ワールド(2006年製作の映画)

3.0

飛び散った血がついたままのカメラで長回しを続けた銃撃戦のシーンが印象的。
子どもが生まれなくなった時代に赤ん坊を見た多くの人達の表情と行動に感動を覚えた。

夜明け前 呉秀三と無名の精神障害者の100年(2017年製作の映画)

3.0

呉秀三が私宅監置の全国調査をまとめた報告書が作成されて100年。なのにその記念すべき年に今でも私宅監置が日本で残存していたことが発覚するという皮肉。改めてこの映画が強烈な問いかけをする。

孤狼の血(2018年製作の映画)

3.9


原作を読んでからでも充分に楽しめる出来。

出演者の広島弁はネイティヴの自分からしても文句なし。

日岡はほんとうに大上になれるのだろうか。

ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

4.0

タランティーノ節が全開。やはりタランティーノ作品では必ず誰かが◯◯を撃たれるんだよなあ。

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

3.8

十二人十二色のキャラを持つ男達が主に怒り、時には笑い、時には泣きながら被告少年の有罪無罪を議論していく。理性が感情に勝っていく様子がまるで色を塗り直すように展開する快作。
モノクロ吹替で鑑賞。

第50回全国高校野球選手権大会 青春(1968年製作の映画)

3.5


各地の高校の趣向を凝らした練習風景など球場外の映像が興味深かった。

映画の中の甲子園で躍動した球児たちはもう60歳台後半なんだな。

音楽が敢えて野球に似合わないのもこれはこれで良かったと思う。
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マネーボール(2011年製作の映画)

3.0


小説を先に読んで映画を観た。

主観に惑わされずデータで選手を評価し、トレードもドライに進めていき、ありえないほどの現場介入も日常茶飯事で、とにかく勝利を買うためには一切の感情の入る余地を断つビリー
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ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

1.0

雑音、罵り合い、乱入…などなどこの映画の目的とするところは観る人をどれだけイラつかせてどのくらい耐えられるか試すことのように感じた。それでいいのなら価値はあると思うが、自分にとっては苦痛なだけだった。

グラン・トリノ(2008年製作の映画)

3.0

意外と評価が高いんだな。悪くはないと思うけど、個人的にはあまり印象に残らなかった。グラントリノはカッコいい。

ラブレス(2017年製作の映画)

3.0

関係に大きな亀裂が入り離婚寸前の夫婦。あまり生まれることを歓迎されなかった子どもがいたが、その子の失踪という事件が起こる。もちろん夫婦は罵り合いながらもひとまず協力して子どもを探すのだが、それにより二>>続きを読む

奇跡のシンフォニー(2007年製作の映画)

4.0


音楽で出会った男女が音楽によって息子もろとも引き離され、長い年月を経て親子三人は音楽によって再び巡り会うことができるのか?
…泣けた。

女は二度決断する(2017年製作の映画)

3.5

ダイアン・クルーガーの演技と、感情を巧みに表現するさまざまな演出がお見事。
雨だれの影が彼女の額に映るシーンなんて正に額から流血しているような痛々しさ。

バンテージ・ポイント(2008年製作の映画)

3.0



さまざまな登場人物の視点で何度となく繰り返されるテロシーンと、ありえないレベルのカーチェイスが見どころ。

しつこいくらい行われる繰り返しシーンは賛否両論だろうが自分は否かな。

あれだけカーチェ
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.5

圧力に屈せずジャーナリズムを貫き通したワシントンポストの戦いが描かれる。また、ジャーナリズムに屈しない政権のしたたかさも同時に描かれている。
真実を知らせてくれるのなら、メディアを応援するんだけどね。
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壬生義士伝(2002年製作の映画)

3.5

中井貴一の演技はお見事。ラストに向けての感動させるくだりはちょっと引っ張りすぎな気もしたが、それでも素晴らしい作品だった。

エベレスト3D(2015年製作の映画)

3.5

エベレストにおける大量遭難事故を事実にかなり近い形で再現しているようだ。映像美は素晴らしい。

裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

4.0



【ラストで静かに誰かが殺されるのはスパイ作品の様式美】

一度観ただけでは全てを把握できない難解な作品。
名優たちの演技が素晴らしく、これももう一度観てみたくなる理由である。
にしても出演者といい
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月に囚われた男(2009年製作の映画)

3.4

主演はスリービルボードの彼か。

自分に対する怒りや敵愾心、自分に対する愛情と哀れみが後半からじわじわと溢れ出てくる。

生き残れ、絶対に。

プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命(2012年製作の映画)

3.7


予備知識ゼロで高評価&吹替だったというだけの理由で録画鑑賞してみたが、いやはやなかなかの出来。

主人公が順次変わっていく展開で、はてさてグッドエンドかバッドエンドか読めず観る者の緊張が高まっていく
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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.5

この映画で前半ダラダラなんて感想を持つ人がいるのか…
ひねりの効いたセリフの応酬が冒頭からラストまで淀みなく続き、それを楽しむ映画。登場人物がほぼ全員口減らずだから、それぞれの喋りが止まるのは命が潰え
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.0

いいねえ。
個性の強い登場人物の行動一つ一つに深い意味を求める必要はないと思う。
みんながみんな心の赴くままに行動して、その結果なんとも言えない余韻が残るラストへと繋がっていく。
漠然と映画全体として
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ゴールド/金塊の行方(2016年製作の映画)

3.5

金塊に魅せられた男の盛衰を描いた実話ベースの物語。信頼し、そして騙され、また復活し…こういうのもいいな。

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.0

ストーリーがどうのこうの言うよりこのシリーズのポイントはテンポとアクション。二次元でも3Dかと思わせるような戦闘(というか殺戮)アクションは今回も健在。あのメガネのおじさんのシーン、24リデンプション>>続きを読む

ヒトラーに屈しなかった国王(2016年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

苦悩したのはノルウェー国王とその周辺だけでなく、駐ノルウェー独大使もかなりの板挟みに。結局国王の決断が戦争突入の決め手になったとはいえ、国のプライドを守ったのは後世で評価されているよう。
しかし端役の
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パニック・ルーム(2002年製作の映画)

3.3



ジョディフォスターの胸元を気にしなくてよくなってからがこの映画のクライマックス。

しかしご主人、道具のような役割しか与えられなくて不憫じゃ。

オレの獲物はビンラディン(2016年製作の映画)

2.5

機関銃のようにハイテンションに喋りまくるニコラスケイジに慣れるまでが大変。慣れてからもクスリとも笑えない展開が続く。せっかくの好題材と軽快テンポなのにもったいない。

イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

5.0



【コーガンショットと蜂の巣蜂の巣そして蜂の巣】

数多あるナチ映画の中でも異色中の異色。

登場人物の全てにひと癖ふた癖あり、そしてほとんど全員が呆気なく消えていく。

主役はブラピなんだろうけど
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