ひなこさんの映画レビュー・感想・評価

ひなこ

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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.7

繊細で緻密な優しさ。
今だから多くの人に必要とされるんだろうな。
と思う一方、この世界の情報量と変化と速度にそろそろみんな疲れてきたんでしょ??って言われているような気もする。

監督が役所広司を信頼
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雪山の絆(2023年製作の映画)

3.8

映画を観ながら、無宗教である自分の倫理観のベースはどこにあるのだろうと考えた。
自分にとっての正しさの基準はどう出来てきたのか。そもそも確固たる基準などない気もするけど、正解がない何かを決断する時、ど
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

-

日本語でも分かりにくいのに、英語だったので全くわからなかった笑

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.0

初めてミッションインポッシブル観た!
インポッシブルすぎてめちゃ面白かった!トムクルーズは何歳になってもカッコつけ続けて欲しい、、!

バービー(2023年製作の映画)

4.0

バービーの世界観のクオリティ高すぎ!
ライアン・ゴズリング最強だった。
大満足!

怪物(2023年製作の映画)

3.8

集団主義より個人主義的な社会構造になってきて、良くも悪くも自分とその周りを優先的に考えるようになれば、こう言う些細なことが大ごとになってしまうのではないだろうか。

言葉は事実を伝え合うのではなく、目
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

精神的な問題を抱えて、希死念慮に苦しんでいるようなカラム。

不安定な父親をある程度理解している11歳ソフィ。

お互いの胸の内を敏感に感じ取りつつ、決定的な言葉にはせずに、2人それぞれが宝物のような
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TAR/ター(2022年製作の映画)

3.8

平等性や個人主義を重視しすぎて揚げ足を取るような主張すら普通に認められている現代、それを知らないと自分の身も守れない。

自由を尊重しすぎて逆に不自由になっていく。
時代の過渡期、ついていかないと知ら
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PASSION(2008年製作の映画)

3.8

一つの映画だけどオムニバスみたいな作品だった。
誕生日会編、家編、暴力編、本音ゲーム編、エンディング。


前半は微妙な表情をしている役者の顔をアップで映してつなげたらどうなるか、実験してるみたいだっ
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パリタクシー(2022年製作の映画)

3.9

映画の醍醐味を感じられる作品だった。
既視感のある流れだが、内容はちゃんと新しく、引き込まれるものだった。

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

リアルで真っ直ぐ心に届いた。
同じ部屋にいるような感覚になり、チャーリーの息遣いに自分も苦しくなってきた。
亡くなる数日に焦点を当て、画面の色味もくすんだ色で統一され、ほぼ全編が家の中だけで完結するが
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.8

正直なめてた。
めっちゃおもしろかった。

会話も面白くアクションの見応えがすごい。

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

全然よく分からなかったけど、他の人のレビューを見て、壮大なメタファーなのかと気づいた時の感動がすごい。

戦争というデカい出来事と対比させるように、世界の端っこみたいな小さい陰気な島のつまらんおじさん
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生きる LIVING(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

原作に忠実に、内容をコンパクトにまとめてかなり観やすくなっていた。
上手なリメイクだった。

日本的な不文律について観客が共通認識を持っている前提で成り立つ話だと思っていたから、舞台がイギリスであるこ
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コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

4.2

おもしろすぎた。

直接描かれていない、2人それぞれの生活や歴史を想像する。

リョーハとラウラ、最初全然違う2人だと思っていたけど、観ているうちに同じ孤独、真っ直ぐさが見えてきた。
人が普遍的に抱え
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.9

臨場感が半端ない!

トムクルーズがかっこいいの映画ではあったけど、内容もしっかり面白く、訓練生と一緒になってぶっ飛びマーベリックに翻弄され、ファンになってしまった。

恋模様にフィーチャーせずさらっ
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.9

一貫性に感動する。
痛みを伴って成し遂げたいことがある輝き、遠くを見続けることの崇高さを見せつけられた。

内側からエネルギーが湧いてくる映画でした!

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.6

誰かの夢観てるみたいなカオスさだった。

相米慎二の方が意味のあるカオスだけど、なんか思い出した。

タイタニック:ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター(2023年製作の映画)

4.7

都内の映画館はもうチケット取れず、遠出してまで観に行ってよかった。

ちゃんと観たのは初めてで、3Dのど迫力もあってかなり集中してしまった。2人の目線に魅了され、船が浸水していく映像に飲まれそうになり
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