平岡さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

平岡

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her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

3.5

内向的な主人公に対して都合の良いAIが深夜アニメみたいでした。
主人公の元妻がこちらのイライラを代弁してくれるのが救い。

ブレードランナー(1982年製作の映画)

4.0

SF映画の明確な分岐点となった作品だと思いました。
イノセンスやAKIRAを観たくなる。

ソサエティー(1989年製作の映画)

3.0

スクリーミングマッドジョージの特殊メイクが全てな映画です。
意気込むことなく気楽に楽しめると思います。

悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

4.8

本当に本当に本当に最高、何度でも観たくなる映画です。
美しい構図と、ミスリードさせる展開と、物語の緩急が本当に素晴らしい。
やはり名画たるもの全ての原点なんだなと思い知らされました。

ベルベット・ゴールドマイン(1998年製作の映画)

3.5

イギー風のユアンマクレガーが良かったです。
真冬の夜のライブシーンで革パン一枚かつ全裸披露でユアンのマクレガーが完全に縮み上がってました。
それを思うといろんな意味でイギーは偉大。

ラビリンス/魔王の迷宮(1986年製作の映画)

3.6

マペットの超絶技巧とジェニファーコネリーの美しさ、そしてデヴィッドボウイの股間に夢中になる映画です。

SHAME シェイム(2011年製作の映画)

4.2

想像以上に胸が苦しくなって涙した作品でした。
美しい映像と多くを語らない内容が素晴らしい、依存と孤独の物語。
セックスや歪んだ恋愛でしか人と繋がれない孤独が観ていて本当に苦しかった。

ブルーベルベット(1986年製作の映画)

3.7

驚くほど正統派なサスペンスだった。
青空と咲き誇る薔薇の下には草陰で蠢く無数の害虫達。
普通に暮らす人々の、目にしたくない暗部を白日の下に晒すのが上手だなと思いました。

アンチヴァイラル(2012年製作の映画)

4.8

裏社会に足を踏み入れた注射技師が陰謀に巻き込まれて体験する、美しい地獄巡りと一途な片想いのお話。

白を基調としたモノトーンに映える血の赤や、全体的に色味を抑えた画質など、非常にスタイリッシュな映像で
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ザ・フライ(1986年製作の映画)

4.0

例えば、恋人、家族、友人など、自分にとって親密な人が、事件や事故、大病などに見舞われた後、見た目も性格もまるで違う人になったとしたら…?

あらすじとしては、テレポーテーションの研究中に起きた事故で、
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ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間(1992年製作の映画)

4.2

ある種のステレオタイプの女の子の地獄巡りのお話でした。
スクールカースト上位で、裕福で、アッパー系のヤンキーと、紡木たく系のヤンキーと二股してて、親友は絵に描いたようなオボコで、自分自身はと言えば、裏
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.3

前作のヒロイックなハードボイルドさとは打って変わり、何とも言えない寂しさと切なさが終始漂う作品です。
人間の定義とは何か、生命の定義とは何かと言う問いから更に細分化され、特に女性側のジェンダーについて
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エンドレス・ポエトリー(2016年製作の映画)

4.5

詩人の、詩人による、詩人のための映画。作中で詩が詠われる度に号泣してしまった。
心の真実を描き出し、ここまで人生を肯定する映画ってなかなかないと思う。

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