ヒロトさんの映画レビュー・感想・評価

ヒロト

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エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

4.4

恋愛映画は苦手だけど、こんなに手の込んだ演出や
シナリオや哲学でタコ殴りされると、面白いと言わざるをえない。

時系列を逆に辿る記憶ツアーと、物語り自体の
時系列に最初は戸惑ったけど、慣れてくるし
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ブラックベリー(2023年製作の映画)

4.4



iPhoneというもはや産業革命と言っていい程の
産物の台頭により、没落した会社ブラックベリーの
実話元に
仕事と友情、栄光とプライド、そして天才と凡才
この3つのジレンマを煮詰めて粉にした様な
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お早よう(1959年製作の映画)

2.7

言いたくBGMとASMR的な生活音で
速攻眠くなる。いい意味でも悪い意味でも。

ノスタルジーがおもしろポイントの1つだと思うけど、僕にはまだわからなかった。

物語も展開がなくて、のんびりし過ぎかな
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(2025年製作の映画)

3.5

原作未読なので映画の内容ベースで話すと、、、

そこまで乗れなかった。
「敵」を色々な物に代入して、作ってると思うけど
どれもあんまりしっくりこなかった。

夢→現実→夢の繰り返しが正直くどい。
要素
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ウォーリー(2008年製作の映画)

4.7

泣いた。

哲学的なメッセージや、現代の見方によっては行き過ぎな科学へ警鐘を鳴らしている様なテーマを掲げつつ、ピクサー印であるロマンスを
子供も大人も楽しめる様にパッケージングしている
素晴らしい作品
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歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

4.0

恥ずかしながら僕の家族もこんな感じ。
お父さんは子供みたいに意地張ってるし、お母さんもお節介。

前半は只々他人の夏休みを覗き見てる感じで退屈になるはずなのに、全然そんな事ない。
撮り方一つ一つが美し
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愚行録(2017年製作の映画)

4.3

原作未読。

この作品で描かれる人間剥き出しの愚行の全てが現実にありふれている事だし、僕もその被害を受けるかもしれないし、加害者にもなり得ると考えさせられた。

その愚行を映画用に誇張したり、大袈裟に
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雨月物語(1953年製作の映画)

4.5

小さい起承転結が綺麗に繋がって雪だるま式に
この映画の魅力を増幅させて素晴らしい作品になっている。

現代に例えると、兄はアーティストとしてBIGになりたいという夢を見ていて、弟は公務員(国に仕えると
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ブルー・マインド(2017年製作の映画)

3.9

発想自体は突拍子もなく、敢えて厳しい言い方をすると幼稚なんだけど、脚本、演者の画力の強さと、美術や色彩の使い分けの妙で、この幼稚な発想をハイクオリティな映画に昇華させていると思いました。

ただその発
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