FAHMさんの映画レビュー・感想・評価 - 16ページ目

哀しき獣(2010年製作の映画)

4.2

ナホンジンの映画はどれも圧倒される
最初ダラダラしてんなぁと思ったらバイオレンスが始まって以降、目まぐるしく変わる展開
キムユンソク一味のフード描写が最高
ホテルでのキムユンソク常識通用しない感クソ最
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キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

3.6

ポスターが最高
ロキ、フューリー、ドレ、イージーEっていう俺たちの名優キャスト
ベトナム戦争後の時代設定も音楽と相まって凄く好き
何を信じるのかって話にもなってる
脚本は割と雑というか、はなから期待し
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

4.8

村っていう排他的閉鎖空間によそ者が来たことによって巻き起こるスリラー
呪術なのかパンデミックなのかサイコなのか混乱させる
どの解釈にも決定的な根拠を持たせないように必要なカットを排除してる
人間は見た
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.8

西部劇が時代遅れになってしまった現代に生きる男を具現化したような男ウォルトをイーストウッドが演じる以外考えられない
古き良き男の軽口
後悔と懺悔の話
そして受け継がれる
圧倒的傑作

スペースバンパイア(1985年製作の映画)

3.5

監督は悪魔のいけにえのトビーフーパー
脚本はエイリアン、バタリアン、トータルリコールのダンオバノン
音楽はヘンリーマンシーニ
これだけのスタッフでB級SFホラーを超大作でやるっていう豪華な作品
マチル
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テラフォーマーズ(2016年製作の映画)

2.4

エイリアンとフライとブレードランナーに三池の悪ふざけと悪趣味やり過ぎ描写
やり方によっては30分で描ける話を2時間にしてるのでやたら長ったらしい
セリフ説明多い
序盤に武井咲が「だってお金いっぱいもら
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ヴィデオドローム(1982年製作の映画)

3.8

ビデオ個室が完全に満喫
クローネンバーグの特殊メイクいつも凄い
要するにテレビ見てると頭おかしくなるぞって話

アメリカン・グラフィティ(1973年製作の映画)

3.4

旅立ちの前夜に本当に大切なものを見つけたりちょっとだけ成長する青春群像劇

シティ・オブ・ゴッド(2002年製作の映画)

4.6

グッドフェローズとタランティーノに時折トニースコットな作風
遊び感覚の殺人
主人公のその後を考えると兄貴しかりベネの存在がとても大きい
ブスカペは銃ではなくカメラで戦った
暴力しかない街に自分の夢で勝
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レッド・ドラゴン(2002年製作の映画)

4.0

トマスハリス原作おもしれぇ
レクターも羊たちの沈黙ほどのインパクトはないもののラストの二転三転する展開は良かった
噛みつき魔は後のヴォルデモートでMだと思うとまた面白い

クラッシュ(1996年製作の映画)

3.9

ファーストカットから変態
一貫して冷たいルック
変態しか出てこねえ
洗車のシーンは恐ろしく奇妙は性描写
こんなに車を愛してるのに同化出来ない悲しみ

オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

3.7

長回しのアクションシーン凄い
圧倒的バイオレンス
ルック的に初期フィンチャーっぽい冷たさ
復讐が復讐を産む
この後二人はどうなってしまうのか(ガチンコファイトクラブ風)

ソーセージ・パーティー(2016年製作の映画)

3.8

キリスト原理主義者、イスラム、ユダヤ、ナチなどメタファーの嵐
めまい、ターミネーター2、博士の異常な愛情、プライベートライアンなどオマージュだらけ
アメリカコメディの超豪華キャストに加え謎にエドワード
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ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)

3.1

冒頭から焼きましなのかセルフオマージュなのかなんとも言えない展開
ただカーアクションは映画史更新レベルの凄さ

スプライス(2008年製作の映画)

3.7

まじクローネンバーグ
ポスターはフライのポスターっぽいし、株主総会のシーンはスキャナーズの頭パーンのシーン、ドレンの逆関節はフライの最終形態っぽい感じなどなどクローネンバーグへのオマージュ満載でクロー
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ゴッドファーザーPART III(1990年製作の映画)

3.7

ゴッドファーザーシリーズは全体的にフード描写を上手く使ってる印象
パート3はパート1のセルフオマージュから始まりセルフオマージュに終わる

アジョシ(2010年製作の映画)

4.7

舐めてた相手が殺人マシン映画
序盤からこれでもかと感情移入させむしろ不憫な程の人間描写
そこまで徹底してアクションは見せないがウォンビンの素性が明らかになって初めて見せるアクション
アクションシーンカ
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13時間 ベンガジの秘密の兵士(2016年製作の映画)

4.3

ベイの状況が良く分からなくなる現象を逆手に取ってる
やり過ぎゴア描写
RPGがバウンドしたりフレッシュな描写もあってアガる
中盤から一気に持ってく
アメリカの傲慢な正義感に批判的視点も入ってて最近のト
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ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

4.1

前作は場面を対比させたのに対しパート2はビトーとマイケルの人物を対比させる作り
親子で同じように人を殺すが理由が全く違う
アルパチーノとデニーロ惚れるほどかっこいい
特にデニーロのシーンはずっと見てた
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

3.5

対比を生かした演出とアルパチーノがかっこよすぎる

ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド 最終版(1999年製作の映画)

4.6

30周年盤ということで完全に蛇足で時代考証が無茶苦茶なシーンが追加されてる
どう見ても神父がギャングにしか見えない
それを除けば物凄い出来
1幕目のナニコレ感と2幕目の人間描写からのクライマックスでの
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トロピック・サンダー/史上最低の作戦(2008年製作の映画)

4.8

ハリウッド大作のメタコメディ映画
映画が始まる前から入るパロディ予告の徹底具合がすでに最高
プラトーン、地獄の黙示録、ランボー、プライベートライアンなどなど戦争映画オマージュのオンパレードとめまいショ
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ラスト・ウィッチ・ハンター(2015年製作の映画)

3.3

筋肉ダークファンタジー
ゴシックホラーとヴィンディーゼルの妙なハマり感
フレッシュな世界観
番兵とのバトルがあっさりで残念

ブルーベルベット(1986年製作の映画)

4.0

綺麗な草花の中に潜む虫
見ちゃいけないもん見してもらって最高でした

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.7

オープニングのサミットのクレジットでいきなりどんな映画か宣言してる
からの超長回しミュージカルシーンですでに鳥肌
徹底したカラーディレクト
デミアンチャゼルの編集のテンポの良さを残しつつ随所で光る長回
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市民ケーン(1941年製作の映画)

3.8

ドリーとかパン当時のデカいカメラでどうやってんだこれ
看板潜って行くカメラワーク凄い
類似のモンタージュもすでにやってる
パッと思いつくだけでグッドフェローズもソーシャルネットワークもウルフオブウォー
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年製作の映画)

4.4

掴みの時点で凄い
1幕目が完全にホラーで普通に怖い
ひろしの回想が原恵一の凄まじい気迫を感じる
自己中心的ではなく他者の為に生きることっす
子供向けアニメの枠を超えた傑作
成長を止めたら人間終わりです
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KARATE KILL/カラテ・キル(2016年製作の映画)

3.1

俺たちの大好きなエログロバイオレンスアクションが日本映画で出来るということ!
80年代筋肉アクションにエログロを足して3で割った様な最高さ
とにかくここまでのアクションが出来るのが凄い
何気に悪魔のい
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めまい(1958年製作の映画)

3.6

めまいショットを見るだけでも価値がある
話の展開もすげぇし演技も光ってる
タイトルバックもめちゃめちゃかっこいい
CGない時代にあの夢描写はイカれてる
思ってたよりも恋愛映画だった

スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい(2007年製作の映画)

3.7

スーパーバイオレンスで最高
渋い豪華キャスト
ベンアフレック即死は笑う
エレベーター内の撃ち合いは高田対ドンフライの殴り合いみたいな見事さ
クライマックスのカオス感はベイ映画的ノリを感じる
全体的にタ
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貞子vs伽椰子(2016年製作の映画)

3.1

怪獣映画でありアイドル映画でありホラー映画
けいぞうが完全にこわすぎの工藤で最高
谷村美月と玉城ティナ本当かわいい
白石監督のやりすぎハイテンションホラー描写が最高
ツッコミどころ、セリフ説明もあるも
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たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

3.3

ドラちゃん相変わらず撮影がキテる
空虚な会話とクローズアップの連続
言いたいことは音楽で語らせる演出でキワキワの所でなりたってる
つらいアンドザファミリーストーン
ノマノマイェイは笑った

トリプルX:再起動(2017年製作の映画)

4.1

スパイ映画史上一番頭が悪い
スパイ映画の醍醐味である秘密兵器も何気に抑えてた
何と言ってもドニーイェンとトニージャーのアクションは見もの
セクシーなチャンネーとエクストリームなアクション、荒唐無稽な展
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マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

4.0

ボークの描写が軒並み良い
7人をアメリカの縮図に置き換えたのマジで正解
現代的なテーマ入れてブラッシュアップされてる
名作を俺たちの大好きなバイオレンス映画にしてくれたフークアまじ感謝
前作サウスポー
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