糸さんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

秋刀魚の味(1962年製作の映画)

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白無垢に身を包んだ娘をみつめる父のまなざしよ、ひとりで酒に酔う老いた父の背中よ、ミソジニーにあふれた時代でもこんなの見せられるとオールオッケーと言いたくなってしまうな

俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

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ボニーのモードなファッションがすごくかっこいいんだけど実際の写真も映画を余裕で上回るくらいスタイリッシュで頭クラクラした、同じ時代に生きてたらめちゃめちゃ影響されちゃうんだろうな

お早よう(1959年製作の映画)

4.0

構図と配色がとにかく良くて数々の名だたる監督たちが小津の名前を出す理由がわかる気がした。ずっとみてられる。

福祉(1975年製作の映画)

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ぶつぶつ神に祈るおじさんとニヤニヤしつつもちょっと距離とるおばさんとそれ見て立ち尽くす清掃員がひたすらツボ、思い出すだけでもわらえる

世界でいちばんのイチゴミルクのつくり方(2014年製作の映画)

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ケラケラ笑うちびっこたちがかわいすぎる、けど、つまらない大人になってしまった私はイチゴミルクの衛生面が気になる

パーマネント・バケーション(1980年製作の映画)

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ゆがんだOver the Rainbowは"There's no place like home"という言葉への皮肉だったのかな

都会のアリス(1973年製作の映画)

4.5

好きなシーンが山ほど。あてもない旅に出たくなる

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

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わたしは何よりもルーベンの気持ちがわかってしまった。スティーブへのまなざしは憎しみではなく愛嬌のある者への羨望と自分はこうなれないというあきらめ。もっと彼の痛みや苦しみにフォーカスしてほしかった気もす>>続きを読む

さよなら、人類(2014年製作の映画)

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シュールだな〜ってのんきに観てたけどラッパの機械が怖すぎて正気を失いかけた。

はちどり(2018年製作の映画)

4.5

透きとおったウニのまなざし。どうか彼女の行く先が明るい場所であるようにと願いました

海炭市叙景(2010年製作の映画)

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どうしようもなく悲しくてどうしようもなく苦しい。それでも一片の光をみつめる姿に人間の美しさを見た気がした

緊急事態宣言(2020年製作の映画)

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ふせえりの隣にいるべきおじさんは岩松了だけだよ...

れいこいるか(2019年製作の映画)

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月日が流れてもなお拭い切れない喪失というものをわたしはまだ知らないが、この映画に救われる人はきっといると思った

ドンテンタウン(2019年製作の映画)

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笠松将がとにかく良かった。少し理屈っぽい口調で話す声にドキン

アズミ・ハルコは行方不明(2016年製作の映画)

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山内マリコの小説は身に覚えのある感情をグサグサ言い当ててくるので観ていて(読んでいて)しんどいのに、それが救いだったりする

ポルトガル、夏の終わり(2019年製作の映画)

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シントラの風景美しすぎる。いつか行きたいな。気持ちよすぎて過去一の爆睡かましてしまった。

ゲド戦記(2006年製作の映画)

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この作品なら酷評しやすいみたいな雰囲気すごく嫌だ...

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

5.0

レイトショー滑り込んだ!タイトルバックがスクリーンいっぱいに映った瞬間この作品を映画館で観られることが嬉しくて嬉しくて思わず泣き出してしまいそうになった。「雨が降れば海くらいできるよ」「昔は戻りの電車>>続きを読む

僕の好きな女の子(2019年製作の映画)

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美化したい気持ちもわかるけどちょっと無理だった、たぶんわたしが「都合のいい人」に成り下がってる人を見るのが嫌だから

アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

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アツかった!制服で野球部の応援行ったなあ、暑いし日焼けするから気乗りしなかったんだけど結局夢中になって声枯らして帰った思い出、ほんの数年前まで自分がいた世界なのにもう戻れないのが寂しくて切なくて「園田>>続きを読む