糸さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

そして人生はつづく(1992年製作の映画)

4.0

震災に見舞われた前作のロケ地をめざすという、あくまでもドキュメンタリー風。家が倒壊して家族も大勢亡くなってるというのに「神のご意志だから仕方ない」とワールドカップ中継に集まる国民性、めちゃくちゃおもし>>続きを読む

友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

4.5

友達のノートを返すためだけに奔走する少年がひたすら健気で、どうかそのまま真っ直ぐ成長してくれと願いました。大きなハグをあげたいし、頭をなでてあげたい

桜桃の味(1997年製作の映画)

4.0

美味しいものを食べたり、見知らぬ人と話し込んでみたり、夕日をただ眺めてみたり。そういう瞬間をただひたすら積み重ねていくことが人生なんだってキアロスタミが言ってるみたいだった。ずっと大切にしていきたい映>>続きを読む

幸福(しあわせ)(1964年製作の映画)

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私が生きるうえでもっとも恐れていることがこの映画の中で起こってる

新聞記者(2019年製作の映画)

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この映画が公開当時番宣をさせてもらえなかったり、日本人女優にオファーするもほとんど断られたり、なんかもうそういう、「政治について語ることはタブー」みたいなこの国の空気が本当にしんどい

戦場のメリークリスマス 4K 修復版(1983年製作の映画)

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人間を人間とも扱わない場所で、人間がただ人間らしくふるまうのを美しいと思ってしまう自分に嫌気がさしたりもしたけど、何が正しくて何が間違っているのかもわからない、そんな時代にそれぞれが信念を貫こうとする>>続きを読む

5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)

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タロット占いのオープニングで心をわし掴まれた。タクシーの窓から、バスの窓からみえるパリに心踊りまくり

ファーゴ(1996年製作の映画)

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目撃証言で「全体的にヘンな顔だった」「とにかくヘンな顔」としか言われないブシェミかわいそう

ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

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これぞ人生って感じの映画だった、すべては時代が悪いと言いたいけど、難しい恋だからこその輝きではあったと思う

SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

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キツすぎて途中何度も退席しようと思った。12歳の少女たちに自らの性的欲求をぶつける中年男たち、きもいを通り越してもはや死んでほしい(って言うと「そこまで?」って言うひとがいるけど、彼らの行為は殺人に等>>続きを読む

クルエラ(2021年製作の映画)

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ファッションをもって暴力に立ち向かう構図がお見事、コスチュームデザインはジェニー・ビーヴァン

ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

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固定概念と思ってなかった概念すらひっくり返されるというか、これを一概にファンタジーとしてくくってしまうのも危険な気がする

熱帯魚(1995年製作の映画)

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浮き輪に乗りながら受験勉強させられてる画が最強におもろいし、ハッピーエンドなはずなのにちょっとさびしい

ダウン・バイ・ロー(1986年製作の映画)

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なにが良いとは言えないけど、なんか良いこの感じ。ジャームッシュってアメリカを撮るのが相当うまいんだと思う

街の上で(2019年製作の映画)

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中田青渚ちゃんが今回も抜群によい。麦茶のボトル抱えながら「友達になってほしい」なんて言われたら、わたしだったら恋に落ちるね!

エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

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このころの学校って自分が生きる世界のすべてなんだよね、共感できる部分とできない部分が半々

ラブゴーゴー(1997年製作の映画)

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人間を突き動かすもっとも大きなエネルギーはやっぱり恋!ポップでカラフルな台湾すき

木と市長と文化会館/または七つの偶然(1992年製作の映画)

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賛成と反対の対立構造をむやみやたらに煽らない展開、ロメールってきっと優しい人なんだろな

パリのランデブー(1994年製作の映画)

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ロメールに出てくる男たちは博識で話もおもしろいくせに絶妙な気持ち悪さがあってうげ〜ってなる ふたつめの話に出てくる「仕事に必要なことにしか興味をもたない超つまんない典型的なイマ彼」像、あれは私の彼氏の>>続きを読む

レネットとミラベル/四つの冒険(1986年製作の映画)

4.5

原風景にカーディガンの赤がよく映えます 好きとしかいいようがない

イレイザーヘッド(1976年製作の映画)

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自称リンチヲタクとしてようやくこれをおさえられたので個人的には満足でしたがやっぱり体調悪くなった

渚のシンドバッド(1995年製作の映画)

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「吉田くんはあたしのこと好きになったんじゃないよ。あたしが女だから好きになっただけだよ。」ってセリフとワンピース着た伊藤に間違って抱きつくシーン、ガツンと殴られたような衝撃だった。私は恋愛対象として(>>続きを読む

透明人間(2019年製作の映画)

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そこに「ない」ものを「ある」と証明する難しさたるや、透明人間のビジュアルうけた

プール(2009年製作の映画)

5.0

考え方が違っても価値観が合わなくても一緒にいること、寄り添ってみること。 でっかい葉っぱをつけた木や、内と外の境界があいまいなタイ家屋をみているだけで心地がよい。こんなところで暮らしたらうっかり人生変>>続きを読む

アニー・ホール(1977年製作の映画)

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しゃべるしゃべる、画面の下にも右にも左にも字幕が出てるの初めてみた

メランコリック(2018年製作の映画)

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たしかに人を殺すのに銭湯ほど最適な場所はないな、自称銭湯オタクとしては夢がふくらむ