Crispyさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.9

Vol.1-17
マーヴェリックがルースターを作戦メンバーに選んだの、遺族に対して何て説明するんだろう。

ベルファスト(2021年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

何の予備知識も入れずに鑑賞。
人の繋がりの強い街、ベルファストで暮らす少年バディの視点から、北アイルランド紛争の様子を描いた作品。
基本的には、バディの楽しい日常を描いており、裏で徐々にきな臭くなって
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モービウス(2022年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

初めてまともにマーベル作品を観た。
良く言えば王道、悪く言えば普通な作品。

ただ、主人公マイケルと親友マイロの関係性、対比は良かった。
マイロというキャラクターの切なさはこの物語の軸であると思う。
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ドリームプラン(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

父親リチャードの言動には納得できない部分も多々あったが、娘たちへの愛であったことは疑いようがないと思う。
愛であるが故に手がつけられない厄介さ、危うさがあった。
娘たちが真っ直ぐ育ったのは母親の存在が
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ブラックボックス:音声分析捜査(2021年製作の映画)

3.3

飛行機墜落事故の音声分析にて、触れてはいけない闇を暴いていく話。
主人公のマチューが狂人すぎる。
彼の犯罪も厭わない行動力と何としてでも解き明かそうという意思はどこから来るのか?
300人が亡くなった
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.7

美しいものを観た。
相手のことを理解しようと努める人間の姿は、本当に美しい。
ましてや、知覚できない事柄についてである。
理解したくてもどうしても理解できない歌というものを、周りの人間の表情や振動から
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パーフェクト・ケア(2020年製作の映画)

4.0

外連味にあふれた作品。
詐欺、暴力、闇、権力…。
登場人物は全員倫理観が欠如している。
特に、マーラは頭のネジが外れているとしか思えない。
全員容赦がなく、良心の呵責に悩むことがないため、テンポよく、
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

妻を失った日に取り残されているような男の感情を、静かに、丁寧に描いているように感じた。
家福さんの後悔は一生消えることはないのだろう。
似た境遇の人間に感情を発露させ、大丈夫だと語る姿は微塵も大丈夫で
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天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

4.0

午前10時の映画祭にて。
ただただ、大好きな作品。
多幸感に包まれて、一日中良い気分だった。
劇場で観れたことに感謝。

茲山魚譜 チャサンオボ(2019年製作の映画)

4.2

何のために学び、どう活かすのか。
自由に学べる国、時代に生きているが、自分はどうだろうか。
太宰治の小説『正義と微笑』に大好きな一節がある。要約すると、「心を広く持つために、エゴイストでいないために、
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

4.0

パペットを使ったストップモーションアニメ。
普段はあまり観ないジャンルなのだが、こんなにも多彩で豊かな表現ができるのか!と感動した。
危険で荒廃的な地下世界の探検は、記憶喪失の主人公を通してみることで
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

3.0

観たかったものが観れて非常に満足。
戦闘シーンは迫力があったし、本編の内容を元にした追加シーンも良かった。
久々に0巻及び映画を観て、夕暮れの教室での真希のセリフに胸が痛くなった。
百鬼夜行MVPであ
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.3

午前10時の映画祭にて。
数年前に観て、たしか良い作品だったよな〜と思い映画館にて鑑賞。
こんなに暴力と血と狂気に溢れてたっけ…と少し観るのが辛かった(個人の耐性の問題)。

ラストシーンは美しくて、
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音楽(2019年製作の映画)

3.0

勢いと独特の雰囲気は良かったのだが、正直なところあまり印象に残るシーンがなかった。

分け隔てない朝倉くんが好きです。

ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

3.5

普通を嫌う女の子に認められようと頑張る。
自分もこのような経験があるので非常に共感した。
どのような結果になろうと、その人から貰った評価や何気ない言葉ってずっと自分のなかに残るよなぁと思った。

自分
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ディナー・イン・アメリカ(2020年製作の映画)

1.5

主人公サイモンの他人への態度、行動、言葉遣いがあまりにもひどく、見るに堪えなかった。
作中歌と、トラックの中のシーンと、タバコのシーンは良かった。

草の響き(2021年製作の映画)

4.2

他人の不確かさと、相手への尊重、肯定、安心感があるうえで理解し合おうと努めることの大切さを感じた作品だった。
理解し合おうと歩み寄る純子が感じるつらさと、それでも孤独感を感じてしまう和雄のどうしようも
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偶然と想像(2021年製作の映画)

4.6

会話が美しい作品だった。
自分も気持ちや感情を言語化する作業が好きなので、核の部分に触れ合えるような関係の他者の存在を羨ましく思った。
自身の肯定を促す瀬川先生の言葉に救われたし、時間にゆっくり殺され
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