harukaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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あの頃ペニー・レインと(2000年製作の映画)

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あの年齢のあの感じ、全部詰まってるのすごい。飛行機のシーンが好き。日本語タイトルで、普通の恋愛映画だと思って避けていたの大間違いでした。

コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

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これを観たあとに喫茶店に行って、みつけた面白い光景を「今の映画にできそうだよね」って笑いながら話す、そこまでがセットなんだと思う。

メアリーの総て(2017年製作の映画)

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「愛だけには脆い、強い人」
フランケンシュタインを一度、ちゃんと読んでみたいと思う。エルファニングの、こういう知的な女の子の役が私はすごく好き。

追記2022.6.26 小説を買った

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

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偉大すぎる。「なぜか避けてきた映画」ってたくさんあるなと思った。きっかけの映画かも

ファーゴ(1996年製作の映画)

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ブシェミはレザボア・ドッグスのときみたいな飄々としたキャラもいいど、私は最後に粉々にされる役が好き。最高。

バーバー(2001年製作の映画)

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平凡であることの安心感。確かに、主人公のシニカルな感じが白黒の映像にぴったりだった。あえてカラー用のフィルムで撮ってる理由はわからなかったから、忘れた頃にカラー版も観てみたい。何故か好きな映画。なぜ?>>続きを読む

パーマネント・バケーション(1980年製作の映画)

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夏休みの終わりに観た。レコードをかけて踊るシーンが好きすぎる。どこにいてもここじゃない気がしてしまう感じ、物珍しさが消える頃、じわじわと嫌悪に侵食されていく生活。最初の部屋についての語りと、最後の遠ざ>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

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大好きな映画になった。最後の表情と、自分の名前で呼ばれて終わるのが切なくてどうしようもなくなった。急にひとりになって泣いた。友だちと映画館で観る約束をして、満席で観れなかったのを思い出した。全部繋がっ>>続きを読む

ビッグ・リボウスキ(1998年製作の映画)

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意味わかんないくらい笑った。私もデュード的生き方がしたいです。今日もがんばる

バッファロー’66(1998年製作の映画)

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ハートのクッキー!星じゃなくて、ハートをつけたい映画でした。

8人の女たち(2002年製作の映画)

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みんな内なる欲望を持っていて、それは秘めていたから美しかっただけで 目の前に現れるそれには嫌悪を示して、矛盾ばかり浮き上がってくるストーリーには震えた。秘密って、人の手に渡った瞬間、あんなに醜くなるも>>続きを読む

さよなら、退屈なレオニー(2018年製作の映画)

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お部屋が可愛いくて、壁に絵を飾りたくなった。勘で名前当てるとか、小さなやりとり、会話がいちいち洒落てて好き〜行き先も知らないバスに飛び乗りたい

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

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昔よくアイスコーヒーの氷を噛んでたのを思い出して、怖くなった。ハンターがだれにも理解されなくて、ずっと孤独で、最後まで救われなくてつらい。happyではなくて I'm so luckyって言ったところ>>続きを読む

幸福(しあわせ)(1964年製作の映画)

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幸福と書いて しあわせ なんて読ませないでほしい。これがしあわせなら、もう分からないと思う。前に、ひまわりの花が怖いっていう人のブログを読んだことがあって、少しわかる気がした。オープニングで画面の真ん>>続きを読む

アンビリーバブル・トゥルース(1989年製作の映画)

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ヒッチハイクのシーンで始まって、神父か?って聞かれたのに、刑務所からって答えた瞬間に車降ろされるとか、テンポの良さが凄くかっこいい。画面いっぱいに文字が出るところ、すごくドキッとした。先にSimple>>続きを読む

はちどり(2018年製作の映画)

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この季節に似てる。暗くて湿り気のあるストーリーの中に、柔らかい光。決して綺麗とは言えない心の動き、黒いものをはらんでいるのに、ウニは透明感に満ちていた。
この家族の描き方が、特に好きだった。何度呼びか
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荒野にて(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

どこかでやっぱり無謀だと思っていたのに、呆気なく訪れた別れは、残酷で苦しかった。抱きしめてくれる人がいてよかったよ

リリーのすべて(2015年製作の映画)

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アイナーはもう死んだと言い張るリリーにゲルダが、それでも 一緒にいたのはあなたと私なのよと言った、あのシーンが好きだった。これは先日ひとから聞いたことなのだけれど、すごく胸にストンと落ちた話があった。>>続きを読む

ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

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何もできない言い訳の代わりに、自分は不自由だと思い込んでた、高校生のときに観たかったなと思う。大好きな映画。

レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで(2008年製作の映画)

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あなたはこの世で一番優れた美しい物、エイプリルがそう言ったシーンで、タイタニックよりもずっとロマンチックだなと思ってしまった。でもそれは、理想を押し付けるような言葉だったかもしれない、とも思う。
特別
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南極料理人(2009年製作の映画)

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どんなに悲しいときでもお腹は空くし、好きなものは、別腹だと言い訳してでも食べたい。おせっかいだよ と言いそうになっても、いつのまにか救われていることがある。ほんの少しの優しさでいい

すばらしき世界(2021年製作の映画)

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タイトルだけで、こんなに余白がある映画を初めて経験した。生きづらさを描くには、最後はあれしかなかったのか。終盤、ラストまでずっと胸が締め付けられていたのに、無事に歩いて映画館を出ることができた。それだ>>続きを読む

トニー滝谷(2004年製作の映画)

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すごい。もともとの空気感なのに、ただの「小説の映像化」ではないと思えた。
原作をレキシントンの幽霊の中で、かなり前に読んでいた。いつも読んだ内容はすぐ忘れてしまうのだけれど、その文体の異質さからなのか
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アスファルト(2015年製作の映画)

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タイトルの無機質な感じからは予想もしなかったくらい、見終わってとても暖かい気持ちになっていた。雰囲気はずっと暗いのに、その中での生活や会話がシュールで、ちょっと笑ってしまう。宇宙飛行士が落ちてくるとい>>続きを読む

紙の月(2014年製作の映画)

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高校生のときに観て、小林聡美の役がとても印象的だった。あの隙の無さ故の、周りからキツく見られる感じがとても好きだった。最近もう一度観たけど、やっぱりアートワークが作品とずれてる気がしてならない。“衝撃>>続きを読む

バベル(2006年製作の映画)

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言葉が通じないシチュエーションで、ただ抱きしめることや握手すること。距離を取れと言われる、今ではあたりまえに出来なくなってしまったことが際立って見えた。

ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

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ふたりの間の空気と距離感があまりにも魅力的だったから、異国を描くのに、別に“トーキョー“じゃなくてもよかったんじゃないかと最初は思った。それでも最後のシーンで、お互いが見えなくなったあと、残った背景が>>続きを読む

ひとよ(2019年製作の映画)

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考えて考えて選んだ行動で、結果悪い方向に進んだとして、理解してほしいなんていうのは我儘なのかもしれない。苦しいテーマだ。それでも自分が揺らいだら、子どもたちは迷子になってしまうじゃない、というのが凄く>>続きを読む

TOKYO!(2008年製作の映画)

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どこまでも現実逃避の映画だった。夢を追いかけることが永遠に許される場所で、何者かになりたい気持ちはよくわかった。メルドは衝撃だったけど、憎しみとか現実の汚い部分、見たくない部分を怪人に映し出したようだ>>続きを読む

青い春(2001年製作の映画)

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どれだけ黒に近づこうとしても、赤い血が流れようとも、青なんだと思う。一瞬だけ校舎が黒く見えるあの演出は圧巻だった。

ラストレター(2020年製作の映画)

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松たか子ってすごく「初恋」という言葉が似合う
『Love Letter』を観たのが私にとっては、まだそんなに過去ではなくて、95年から2020と、実際に25年を過ごした人にはもっと大きな感動があるんだ
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ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

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イヤホンで音楽を分け合うあの光景が見れるのはあと何年なのだろう。まだ私は有線使っちゃうけど、やっぱりこれしたいなあと思った。真横にカメラが動く、歩いてるのをゆっくり追うような撮り方がいつも印象的

ジョーカー(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

冒頭の「自分は存在していない気がする」という言葉に、彼の孤独や社会からの無関心が見えた。銃撃事件を起こして一部の人々に英雄扱いされる、その瞬間に、世界が彼に振り向いたのだと思う。自分にとって大切な人、>>続きを読む