おはるさんの映画レビュー・感想・評価

おはる

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法廷遊戯(2023年製作の映画)

3.0

法廷での判決って必ずしも正しくなくて、結局有罪か無罪かは有罪か無罪かを証明できるかどうかであまり意味をなさないものなのかなと思った。

杉咲花の狂いっぷりがすごい。

シックス・センス(1999年製作の映画)

3.7

ホラーというよりもサスペンス?
独特の世界観すぎて最初は意味分からなかったかど最後に全て繋がる感じがよく出来ている、、

全部知った上でもう1回見たら見え方変わりそう。

Winny(2023年製作の映画)

3.2

なんというか、出る杭は打たれるを体現しているというか、こうやってすごい技術とかすごい人って潰されていくんだなというのを感じさせられた。

ナイフの話が全てで、金子さんが悪い訳ではないのに7年も裁判に費
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インターステラー(2014年製作の映画)

3.6

伏線がしっかり回収されていてさすが、、となった。

宇宙モノ、SFの類に入る作品で専門用語とかちょっと分からないところもあったものの、テーマ自体は宇宙よりも愛に重きが置かれているので見やすかった。
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ブラック・スワン(2010年製作の映画)

3.3

何が現実で何がニナの幻想なのか分からなくてただただ恐怖でゾッとした。

芸術の世界で成功するのってほんのひと握りで、そんな厳しい世界で戦い続けていたらそれは精神もおかしくなるよなと思った。
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辰巳(2023年製作の映画)

3.1

試写会にて。

裏社会を舞台に描かれていて最初から最後まで迫力ありまくり、目を背けたくなるようなシーンもあるくらいハードな作品ではあるけれど、テーマとしてらヤクザ映画というよりもヒューマンドラマ。
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.2

美しくも儚いひと夏の思い出。

まだ同性愛に理解がなかった時代に認めてくれる親がいたことは彼にとって大きかったんじゃないかなと思う。

FLY!/フライ!(2023年製作の映画)

3.7

カモ親子がとりあえずかわいい!

1歩踏み出す勇気を出すのってそう簡単なことじゃないけれど、勇気を出して1歩踏み出した先に想像もできないような新しい世界が広がっているし、美しい景色がある。

あと子供
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ホーム・アローン2(1992年製作の映画)

3.5

何気1しか見てなかったので今更鑑賞。

ケビンの賢さと先を読む力凄すぎるし自分のためじゃなくて人のために泥棒に挑む勇気が凄かった!

ティル(2022年製作の映画)

3.4

人種差別だったり白人史上主義社会のリアルを感じさせられた。

エメット・ティル半リンチ法が去年ようやく制定されたことも、この事件があったことも知らなかった。でも実際こういった事件って当たり前のようにた
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市子(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

プロボーズをした翌日に市子が失踪。そして市子という人物が存在しない人物であるというところから始まるストーリー。彼女を取り巻く現実が物語が進むにつれて少しずつ明らかになっていく。

ただただ普通に市子と
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砕け散るところを見せてあげる(2021年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

清澄がいじめを受けている2つ下の学年の玻璃に出会うところから始まる物語。

正義感から玻璃を助けようとした清澄だったが、段々と玻璃が清澄に心を開くようになり、惹かれていく。

前半部分は割と良くありそ
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隣人X 疑惑の彼女(2023年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

日本で惑星難民Xの受け入れを行うことになり、人々が不安からXの正体を探し出そうとする。そして週刊誌の記者たちもXのスクープをあげるために必死になって探す、そんなところから始まるXの疑惑のある女性と記者>>続きを読む

何者(2016年製作の映画)

3.0

就活をする男女の物語。
自分の就活時代を思い出した。

就活って早く終わったもん勝ちみたいな考え方がどこかにあって、早く決まったら優秀、周りが続々と就職先が決まり始めているのに自分が決まっていなかった
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ある男(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

死んだ夫が本物の谷口大祐ではないことが発覚したことから始まる正体探し。

弁護士の城戸がその正体をつかむために情報を探し回るが、事情はそんなに単純なものではなく、なかなか見つからない。結果的に2回の戸
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52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

とにかく良すぎた。涙が止まらなかった。。

児童虐待、ヤングケアラー、トランスジェンダー、DV、、社会問題を描いていて、その中でもがき苦しんで寂しさを感じながら生きる登場人物たちの姿がとにかく辛かった
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ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

生と死、そして愛がテーマ。すごくあたたかい作品。

去りがたいのが生だというビルの言葉が全てで、誰もが早かれ遅かれこの世に生まれてから死に向かって生きていて、でも人生に限りがあるってわかっていて気づか
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

雪山の家で男性が落下して死亡するところから始まる法廷劇。

第1発見者は視覚障がいのある息子。殺人の疑いをかけられた妻。次々と出てくる夫婦の関係性と憶測で進んでいく裁判。

事実も一部分のみ切り取られ
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

精神疾患持ち、家はボロボロで母の面倒まで見ないといけない生活。人々に見下され、仕事までなくなり(これは自分が悪いのだけれど)そして唯一の心の支えであった母にも裏切られていたという事実。

彼がジョーカ
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テルマ&ルイーズ 4K(1991年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

楽しい旅のはずがひょんなことから逃走旅に。

最初はルイーズの方が強くてルイーズに引っ張られているようなテルマが、途中から強く逞しく、いきいきとしていく姿が素敵。抑圧からの解放、真の自由、男性優位社会
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インセプション(2010年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

1回見ただけだから正直理解しきれていない部分もたくさんあり、、あと何回か見返したい。

夢の中の夢の中の夢の中という厚みのあるストーリーをこんなにも綺麗にまとめていてシンプルに凄いなと思った、、

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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.0

嘘みたいな本当の話らしい。

ドタバタ逃走劇がコミカルで、敵同士なのにクリスマスの日にはメリークリスマスを言い合う関係性が不思議で、でもどこかほっこりした。1人で家を出て人との繋がりを求めていたであろ
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ホーム・アローン(1990年製作の映画)

4.0

コメディ色強めで特にケビンが泥棒と対峙するところはケビンの発想すごすぎて完全に泥棒がおもちゃにされてて面白すぎた。

テンポもよくて1度見始めたら一瞬だった。

ただ面白いだけじゃなくて家族の大切さだ
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.3

お金を得ることで全てを手に入れることができるし、何不自由ない生活は出来るけれど、いつか壊れて破滅していく。

お金はあるに越したことはないし、誰もが欲しいと思うものではあるけれど、それを得るために法を
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

まずはベラの衣装と不思議で奇妙な世界観がアートそのものだった。

胎児の脳を移植されたベラが世界を少しずつ知っていって、自由や性的な快楽や善悪を知り、知能を身につけていく。

もともとゴッドの家に閉じ
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ヴィレッジ(2023年製作の映画)

4.3

閉鎖的なムラ社会の救いようのない暗さとじめじめした感じが凝縮されていて、見ていて疲れるくらいぐっとくるし、昔ながらのしきたりに支配されている村が舞台だけどなんだか社会全体の縮図を表しているようなそんな>>続きを読む

一月の声に歓びを刻め(2024年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

試写会にて。

静かで、美しくて、でも強い芯のあるような映画だった。

3部構成で、それぞれが過去の傷を負ってそれでも生きている姿が痛々しくて儚かった。

景色と音が印象的で、何にも邪魔されていない自
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

サブカル映画。
とにかくファッションも雰囲気もどストライクすぎた。。

イーニドの素直になれない感じや社会に歯向かいたくなる気持ちと、レベッカの徐々に社会に適応して自立しようとするところの対比が自分探
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レザボア・ドッグス デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

3.6

最初は何がなんだかよく分からない状態から始まり、1人1人登場人物に焦点を当てていくことでだんだんと人物像や状況がクリアになってくる感じが良かった。

会話中心で大きく場面が変わる訳ではないけれど飽きさ
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