はすさんの映画レビュー・感想・評価

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あの頃。(2021年製作の映画)

3.5

おしまい鬱状態なので、フィクションに病気や事故なんかで死ぬ人間がいると、何で私はそういう何もしなくても死ねる状態にないんだと、謎の嫉妬感情になる。
おもしろかったけど、今泉力哉がけっこう好きなので、こ
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

4.0

普段なら楽しいと感じることすら何もしたくないという気分に支配されてしばらく経ち、久しぶりに、とりあえず直近のタスクはおわらせている状態になれたので、観たいと思っていた気がするような映画を観にきた。
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リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

5.0

世界はこのようにある
死にたくなるほど不安は実現しない
生が報われるほどの希望は叶わない
不幸は訪れない
幸福は訪れない
予想は外れ欲求は満たされない
出来事が時折あるが何も変わらない
打ち切る力が私
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サッドティー(2013年製作の映画)

4.5

好きだな。各々やりたいように後悔のないようにやるしかない。いましかできないことは実はけっこうある。

ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

2.5

そんなにだな……。おもしろいところとしては、偶像的な配信者とその崇拝者としてのファンの構図の、生身を対象としてしまうからこそ増幅する悪とか、理想郷を創った神が民衆からの反発を受けて、この理想を受け入れ>>続きを読む

127時間(2010年製作の映画)

3.0

痛い痛いやだやだ。腕を岩に挟まれて、まあもう手はどうせ使い物にならないんだから、腕切り落としエンドなのはわかるし、それで90分はきついです。大抵の映画って60分くらいでいいのでは?

サマータイムマシン・ブルース(2005年製作の映画)

4.0

めっちゃ面白い。でも、疲れてるからなんか字幕読みたくないし、邦画でなんかみよう……、みたいな気持ちだったから、時間軸の流れ追いたくなさ過ぎて、あと細切れにみてしまって、しっかり楽しめなかった。作品は完>>続きを読む

モンスターズ・ユニバーシティ(2013年製作の映画)

3.5

モンスターズインクの絵本を幼い頃に繰り返し読んでいた。モンスターズインク大好き!モンスターズユニバーシティはそこそこ!

プリティ・ウーマン(1990年製作の映画)

1.0

これは、だめです……。少なくとも離婚の際には財産を折半する契約書だけ、交わしておいてください……。

エクス・マキナ(2015年製作の映画)

4.0

AIやロボットの倫理というより、あきらかに男性による女性への支配、それへの抵抗というテーマを含んでいますよね。女性表象を利用すること、理想的に奉仕的な他者として、ロボットに女性の表象を被せること。スト>>続きを読む

秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

4.5

画面がずっと綺麗でいい。なんかこの褒め方ばっかりしちゃうな。でも綺麗でいい。

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

4.0

観た直後はそうでもないかな?という感じだったけど、なんかおもしろかった気がしてきた。養育。

フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.5

NPCたちがキュート。NPCが自我を持って動き出したら!?という設定で観たいものを観せてくれる。ひとつよくわからなかったのは、NPCたちを蜂起する必要はあったのかな?ガイだけで海を渡ってはいけない?そ>>続きを読む

私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

5.0

かわいい〜っ!きらきらっ!歌姫なのだな

2022.10.17

観てから1週間経って、どんどん、本当にいい映画だな‥‥という気持ちが色濃くなってきている。アイドルに夢中で、でも身近だからストアの男の
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.0

この魚人が性の対象になるのは唇によるところが大きそう。人間であったとしても赤すぎるほど赤く生々しい。舞台である60年代の、リチャードの有害な男性性、女性差別職種差別黒人差別が、繰り返し典型的に描かれて>>続きを読む

スーパーサイズ・ミー(2004年製作の映画)

3.5

有名で内容は知っているけど観たことなかった。この映画は内容を知っていたら観なくていい映画かも。でもゆったり観られて退屈もしないから、観てみてもいい。食べたくなってしまってビッグマックセットを食べにきた>>続きを読む

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.0

よかったけど期待が高すぎたかな。窪田正孝に憧れたので今年はビーニーを買って汚めな格好で冬を過ごしたい。

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.0

生きる意味なんてなくて輝きだけ。その世界観でずっとやっている。それでは自己定義と自己実現、それらの自己統合がないぜ、コミットメントで自己を縛りそれを守って高度に自律的に生きようぜ、そういう議論を最近勉>>続きを読む

スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

1.5

これおもしろいか……?どのへんが……?
異様に眠かった。観ながら3回寝たので、観るのにすごく時間がかかった。寝落ちなんてほとんどしないたちなのに。

ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

5.0

いいねえ。全部やってくれるんだねえ。ありがとう。
たくさん喋る役だけでいいから、日本人役は日本語ネイティブにやってほしい。『パターソン』はあれよかったな。急に日本語を喋られるぐんっとした感じが、「外国
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

5.0

とにかくするする進んでくれるのがいい。まず1でマフィア息子を殺した後にマフィアパパに親友を殺されたところで、これは2はマフィアパパを殺す話かなと思ったのに、マフィアパパは1のうちにサクッと殺してくれる>>続きを読む

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

4.5

序盤で観客が「なるほどこれはキアヌリーブスを、大きくてかっこいい男を楽しむ映画ですね」とわかるようになっている。その前提で、妻に先立たれた、しかし妻に忠実な強く優しく美しい男が、犬を殺されたからという>>続きを読む

さかなのこ(2022年製作の映画)

5.0

めちゃくちゃいい映画。最高。
めちゃくちゃおもしろそうだけど、まあ映画館で観なくてもいいかと思っていて、たまたまHAT神戸の近くで時間空いたから観たんだけど、本当に観てよかった。
沖田修一ものんもさか
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ルーム(2015年製作の映画)

5.0

最高!満点!いい映画!

男は女を捕らえる、閉じ込める、犯す、産ませる。これらは男が女を殺すことと同じくらい真だ。同じくらい、ということは、どちらも偽であるかもしれません。傾向としてはあるよね、くらい
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.0

ベイビーが可愛くて楽しいからそれで満足ではあるけど、これそんなに面白いかな。面白いとかそういう映画ではないのかな。期待しすぎていたというところが大きいかも。

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

5.0

おもしろー。全く退屈しない娯楽的なSF映画としての完成度がすごく高いうえに、私は読み取れない、映画史や宗教的な寓意、ステレオタイプ批判、いろんなものによって厚みが出ている感じ。それに小さいおもしろいと>>続きを読む

ズーム/見えない参加者(2020年製作の映画)

2.5

1時間にしといたのは偉かったけど、適切な長さは20分だ。でもおもしろかった、でも予想通りのことしかなかった。このテーマで、1本はちゃんとホラー映画が存在しますよと、その事実に価値があるタイプで、観るの>>続きを読む

私をくいとめて(2020年製作の映画)

4.0

のんも林遣都もめちゃくちゃ可愛くて映像が最高。視覚的な趣味が全ていい。みつ子にも先輩にも吉住にも、女性には全て共感できるし好きだけど、多田くんは馬鹿だからあんまり好きじゃないな。根が善良でも、善良さを>>続きを読む

行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

5.0

このクオリティがドキュメンタリーで出るのは奇跡じゃないか。私って反出生主義で論文出しているし、私っていまセクシュアリティ研究しているから、刺さる刺さる。

黒人はきちんと話すだけで舐めてきた奴らを見返
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コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

4.0

その人がその人のまま映画に出ることは、映画業界の内輪ノリにみえて嫌だという話もわかるけど、やっぱり私はなんか好き。
タバコは年に一箱も吸わないけど、吸わないわけではないというスタンスでやっていて、でも
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アルゴ(2012年製作の映画)

4.5

映画っておもしろいな〜。こういうのがいいです。