テルさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.2

秀逸なエンターテイメントでありヒューマンドラマ。フレディマーキュリーの個性や苦悩を描きそれを乗り越えていって自らの音楽として昇華していく彼の人生はヒューマンドラマとしてかなり見応えのあるものだと思う。>>続きを読む

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.0

タイムトラベルする能力を持つ家系に生まれた青年が好きな女性と関係を進展しようと奮闘するヒューマンドラマ。様々な人間のやりとりが見てて面白い。最初はどんくさく感じる主人公かどんどん男前になって成長してい>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

この映画は話題性も相まってそこそこ日本でも売れたが、今思うとここまで監督の我が炸裂したメジャー作品も珍しい気がする。個人的にはこの映画は従来のようなノーランらしさを感じないのだがノーランの映画の中では>>続きを読む

リアリティ・バイツ(1994年製作の映画)

3.7

日本人であれども、グランジが隆盛を極めた時代を体感したかったと何度思ったか分からない私だが、その時代の空気感やジェネレーションX(日本の団塊ジュニアくらいの世代)の苦悩をわりかしリアリティ満載でやって>>続きを読む

ロスト・ハイウェイ(1997年製作の映画)

3.7

私はナインインチネイルズが好きでよく聴いてる。その中でもとりわけ好きなのがThe Perfect Drugでこの楽曲の提供先を調べたらこの映画が出てきた。

不気味な雰囲気はいいと思うが難解な展開で伏
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時をかける少女(2006年製作の映画)

4.4

小学生の時に初めて見て衝撃を受け、物凄い余韻に残った特別な作品。
夏の開放感とともにある高校生のキラキラな青春を心から羨ましいと当時は思えた。3人のような関係性にとても憧れていた。青春って一時的なもの
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パプリカ(2006年製作の映画)

4.0

今敏の集大成とも言えるこの映画。
夢と現実の境目を描くシーンはこの映画でも健在してる。あの混沌にある種の美しさというか何か得体の知れないことが起こる…というゾワゾワ感を感じとれる人ならこの映画が好きだ
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.6

名作とは分かり切っていてあえて観なかったが大学入ってからやっぱり観ることに。
結論から言うとやっぱりこれは素晴らしい。映画は観る時の年齢で面白さも感想も変わっていくだろうが、いずれにしても小さい頃に見
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ターミネーター2(1991年製作の映画)

4.8

この映画は自分でも何がいいのか言葉で説明するのが難しい。T-1000型の殺戮ロボットに命を狙われる未来の救世主を救うためにT-800が未来から送られるという設定がいいのかなと思う。観る手の大多数は映画>>続きを読む

ソナチネ(1993年製作の映画)

4.3

たけしの映画の好きなところを挙げればキリがないがこの作品はその好きな部分全てが凝縮された集大成のようなものだと思う。

たけしの初期の映画に出てくる暴力はリアルでドライでありそれがなぜか美しく感じてし
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ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

4.0

賛否両論あるけど正直どちらの感想も物凄くわかる。救い様がなくて胸糞悪く感じる反面、物語の構成や妄想によるミュージカルのシーンが純粋に素晴らしかったので、良くも悪くも感じれる映画だった>>続きを読む

バグダッド・カフェ(1987年製作の映画)

3.7

内容を考えるよりも感じる映画
バグダッドカフェという小さなコミュニティ。そこから醸し出す非日常に近い空気感が好き
登場人物が魅力あって特にジャスミンみたいな人間は好き。映像の色彩が綺麗。寂れたカフェの
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.1

同性愛によって形成される家族愛は、社会では歓迎されないかもしれない。だけど彼らの中のみに繰り広げられる愛はとても美しいなと思った。
たしかにこの映画では社会がゲイカップルを偏見の目でみて家族という形も
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レオン(1994年製作の映画)

4.2

殺し屋のレオンと12歳にしては大人びているマチルダの純愛と戦いを描いた作品

レオンとマチルダのキャラクター、境遇そして2人のやりとりが魅力的なのは言うまでもないが、個人的に観てていいなと思ったポイン
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シャークネード(2013年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

半年程前に久々にジャンプを手に取り読んでみたらチェンソーマンというなんだかモーニングあたりで連載してそうな漫画を見かけた。

その時に掲載されてた話がどうやらシャークネードが元ネタだと知り面白そうだと
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

4.0

監督はスラムドッグミリオネアなどを手掛けたダニー•ボイル

見る人からすればただの薬中のどうしようもないヤツの映画にみえるかもしれないけどこの作品はこういう演出、音楽、雰囲気、青春感を味わうものだと思
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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.2

現実と虚構がおり混ざるシーンは圧巻
観る方もどっちが、現実か虚構かわからない。

そしてこの映画の暴力性と性描写は生生しいというかどこかドライでリアルなものも感じる。
そこが今敏の手腕なのかなと思うけ
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バッファロー’66(1998年製作の映画)

4.2

個人的にオシャレ映画だと思ってる。

私はこの独特な世界観とプログレの音楽(キングクリムゾンとイエス?)にピッタリハマったのでとても大好きです。

主人公も拉致された女の子もあと先考えずに衝動的に動く
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バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

4.5

タイムスリップ系の映画の中では1番好きな作品
最後がとても切ない。タイムリープするたびに登場人物の人格が変わっていく。とくにヒロインが清純な女の子からのストリッパーに豹変するところは笑ってしまった。
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