たぬきのフラダンスさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

たぬきのフラダンス

たぬきのフラダンス

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いちご白書(1970年製作の映画)

3.9

何歳の時に観るかで、印象が変わるのかなぁ。自分は学生時代にバンバンの歌を聴いて「大学生」「キャンパス」「過ぎ去った青春」みたいな世界に強く憧れながら観た。ラストシーンで感情が高ぶって泣いた記憶がある。>>続きを読む

太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

3.8

アクションシーンより、孤独につつまれたジュリーの熱く燃える狂気に、グッときた。

女ともだち(1983年製作の映画)

3.3

昔「シネマだいすき」の「フランス映画特集」で観たような気がする。

狂った果実(1956年製作の映画)

4.9

「禁断の欲望」に狂ってしまった若き果実たち……。兄弟の間で揺れる恵梨は、ジュディ・オング「魅せられて」の歌詞「やさしい人に抱かれながらも強い男にひかれてく……」を彷彿とさせた。イケナイ感情にスポットラ>>続きを読む

悲しみよこんにちは(1957年製作の映画)

5.0

大学生の頃、サガンに夢中になった。短編小説に登場する主人公たちに自分を重ねては、陶酔していた。映画「悲しみよこんにちは」は、フランス文学特有の複雑でアンニュイな感情とまぶしい海の光が、見る者を惑わす。>>続きを読む

日日是好日(2018年製作の映画)

3.5

お稽古中に足がつってひっくり返ったり、お茶会でオバハンたちが割り込もうとするのは、茶道の世界あるあるでおもしろかった。

ラ・ブーム(1980年製作の映画)

4.2

主人公とほぼ同じ年齢(13歳)の時に観た。主人公のビッグにあこがれた。ビッグと同じ髪型にすれば、ディスコパーティーで素敵な男の子と抜けがけチークが踊れるとワクワクしていたが、ただのおかっぱ頭日本人顔の>>続きを読む

ザ・ファブル(2019年製作の映画)

2.1

原作の漫画を読んでから映画を見た。主人公のファブルは、もっと原作に近い、うすくて変な顔の人に演じてもらいたかった。妹役の人は、外見だけ似ていて、それ以上のものは感じなかった。脇役たちは、ギリギリ世界観>>続きを読む

震える舌(1980年製作の映画)

3.8

渡哲也(兄)より渡瀬恒彦(弟)派、と言う理由だけで観た。破傷風がトラウマになったのは、アタックNo.1の鮎原こずえが死にかけた回以来だ。予備知識ゼロで見始めたが、またバイ菌が怖くなってしまった。渡瀬恒>>続きを読む

七つの会議(2018年製作の映画)

4.3

藤森慎吾が絶妙に「ズルい不倫相手」を表現していて、ファンになった。面白かったので何回か観たけれど、何回観ても会議の数を途中で数え忘れてしまう。7つもあったかなあ?野村萬斎他、熱苦しい男たちのドロドロし>>続きを読む

パリタクシー(2022年製作の映画)

4.2

主役の92歳役の女優さんが、実際94歳ということで、自然な美しさとチャーミングさ、そしてお洒落で、はつらつとされていることに感動。深いブルーの瞳も、いきいきと楽しげに輝いておられた。知らない施設に行き>>続きを読む

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.5

奇妙な第九、最上級デザイン、そしてトラウマ級バイオレンスシーンアリ。若い頃に観た。どれだけ粋でお洒落で魅力的な人間でも、ああいうタイプにはついて行かないようにしよう、と、勉強になった。怖いのに時々観た>>続きを読む

異邦人の河(1975年製作の映画)

3.8

キャロル時代、声は矢沢永吉よりジョニー大倉のほうが好きだった。ジョニー大倉本人のドキュメンタリーなのかなぁと思うくらい、生々しく映画の中で生きていた。ほかの登場人物たちも、熱くて良かった。

犬笛(1978年製作の映画)

3.5

命がけで娘を探す菅原文太、キリリと太い眉の北大路欣也、他、男たちのあつくるしい生き様がとても良かった。中でもいちばんグッときたのは犬のテツかな🐶。

戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

4.0

中学生くらいの時に、映画館へ観に行った。流行っていたから?くらいの軽い気持ちで観たが、観終わってから、デビッド・ボウイに夢中になった。今回は坂本龍一追悼の意を込めて40年ぶりに観た。改めて「ただの幼い>>続きを読む

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ハルの暴走はまさにAI登場の予言。映画を初めて見たころは、いつか自分が死んだあと、遠くかなたの未来に起こりうることかと感じていたが、あっという間に現実となってくる。地球の未来を風刺で表現してきたSFの>>続きを読む

サンダカン八番娼館 望郷(1974年製作の映画)

4.3

田中絹代出演最後の映画。腐った畳の上で、はしゃぎ喜ぶ老婆姿がとても印象的だった。日本も、このような人たちの犠牲の上に裕福な現代があるのかと思うと、やりきれない。

華氏451(1966年製作の映画)

5.0

本好きにとっては悪夢のような物語。レイ・ブラッドベリの小説も素晴らしかった。警官がドローンのようなもので追いかけるシーンは、2022年にそっくり実現された。SF巨匠たちの恐ろしい予言は次々当たってゆく>>続きを読む

それから(1985年製作の映画)

1.1

夏目漱石、それから、森田芳光、松田優作、小林薫……どれをとっても私の中では最高のものばかり。震えるくらい期待して見に行った。それを藤谷美和子ひとりが何もかも台無しにした。そんなことってあるのか、と思い>>続きを読む

お葬式(1984年製作の映画)

4.5

誰もが避けて通れないお葬式。心の準備のためにも、観ておいてよかった。日本のお葬式!

ウンタマギルー(1989年製作の映画)

4.0

めずらしく、小林薫の色気が前面に押し出されていた。演技力だけでなく外見も大好きなので、待ってました!と喜んだ。

風の歌を聴け(1981年製作の映画)

5.0

小林薫が神戸行きのドリーム号に乗って青春を過ごしているのに憧れて、同じバスを探して、乗ったなぁ。

西遊記 はじまりのはじまり(2013年製作の映画)

4.0

孫悟空ダンス上手いなぁ。Gメン75
のテーマ使ってくださってありがとうございます!空虚王子の取り巻き婆さん達が好き。