ざきさんさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

ざきさん

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子宮に沈める(2013年製作の映画)

3.4

あまりの衝撃さで目を背けたくなる内容だった。思わず途中で早送りしてしまったほど。こんな経験初めて。
実話に基づいているが、この境遇は誰にでも起きうること。自分の両親がそうでなかったことへの感謝と離婚と
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犯罪都市(2017年製作の映画)

4.1

マ・ドンソク主演作品ということで間違いないと思って鑑賞。
登場人物の説明がなくて少し複雑だった。ヤクザ同士の抗争が主であったが、「暴力的な警察」というのが韓国ならではだった。最後のバトルシーンは凄くよ
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共喰い(2013年製作の映画)

4.0

前々から気になっていた芥川賞受賞作品の映画化作品。良い意味で昭和臭さが前面に出ていた内容。菅田将暉の思春期独特の煩悩と妄想に苦しむ姿が印象的。光石研の演技は予想を超えて凄まじかった。最後にああいう結末>>続きを読む

闇金ウシジマくん Part3(2016年製作の映画)

3.5

安定の面白さ。マルチ商法の実際にありそうな話を題材にしている。その“当たり前”に警鐘を鳴らすといったコンセプトだったと思う。しかし、金を持つと人間は性格が歪んでしまうのだな。

誰も知らない(2004年製作の映画)

3.8

たった一言、辛い内容の作品。
話が進むにつれて辛くなる。でも、目を逸らしてはいけない話。

成れの果て(2021年製作の映画)

3.7

最後の最後でタイトルの意味がわかってゾクッとした。最初から最後まで重い内容。相変わらず木口健太のブチ切れ演技は最高。
80分という長さなので、あっという間に見れるが、見終わった後に舞台作品の映画化とい
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家族を想うとき(2019年製作の映画)

4.0

日本の現代社会を写している。
ファンタジーもくそもない。超現実主義の社会派映画。自分がいかに恵まれているかを感じさせられる。

ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.6

2回目の鑑賞。初の映画館にて。
若い頃見るのと歳を重ねてから見るのとでは感想が変わる。
キングオブシネマ。映画館で見るに限る。

南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

4.4

せいちゃんとハギオ、タイプが違うのに共通することは二人ともダメ男。せいちゃんとの出会いのシーンが回想されてたけど、最初と最後ではあんなにも表情が違うのか。
最後のシーンの「深い意味はないよ」とか違う方
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華麗なるリベンジ(2015年製作の映画)

4.1

ファン・ジョンミン主演作品。わかりやすいストーリー展開で、様々な伏線と布石を最後に回収するまさに「華麗なリベンジ」だった。

フェイクプラスティックプラネット(2019年製作の映画)

2.9

色々な伏線があるのかと思っていたけど、回収されることなくあっけなく終わってしまった。
SFのような映画はやはり苦手。美少女なのにネットカフェ難民であったり、デリ嬢という境遇には疑問符しかなかった。

酔うと化け物になる父がつらい(2019年製作の映画)

3.7

予告編がとても魅力的で引き込まれた作品。自分の父親も片時も酒を手放せなかったから色々重なる部分があった。泣けるシーンも多々あり。親になるって本当に大変。“無償の愛”の凄まじさを改めて思った。

架空OL日記(2020年製作の映画)

3.7

公開初日に鑑賞。バカリズムのシュールな笑いが前面に出ていた点と、キャリアウーマンあるあるがめっちゃ面白かった。結末が意外な展開だったのには驚いたが、あのゆるさと声を出して笑える内容はもう一度観たくなる>>続きを読む

ある男(2022年製作の映画)

4.0

安藤サクラがアカデミー最優秀助演女優賞を受賞した作品だが、観ればそれが頷ける。
予想以上に内容が重い作品だがどんどん引き込まれていった。あっという間の2時間。
最後の10分でびっくりする結末あり。
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静かな雨(2020年製作の映画)

4.4

全体に包み込むような優しさと安心して見ていられるゆっくりとした時の流れが良かった。こういう雰囲気の映画好きだ。役者陣も本当によかった。予告編の作り方はとても残念。あれでは映画の良さを伝えられない。

太陽の家(2019年製作の映画)

3.8

最前列ど真ん中に席を構えて鑑賞。長渕剛の登場シーンは“頑固おやじ”の雰囲気があったけど、徐々に人情的な部分が出てきたブレていったといころが腑に落ちない。でも最後はみんなが笑顔で終わる後味スッキリの感動>>続きを読む

冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

3.9

前評判が良かった作品だけに楽しめた。
でんでんの予想以上の存在感と園子温監督作品独特の空気感が凄まじかった。
この話が実際の猟奇的殺人をベースにしているとのことの怖さたるや。。この世で最も恐ろしいのは
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

4.0

俳優としての森田剛の凄さがわかる作品。
内容は前半後半と色が全くことなる面白い作り方。それは予告編を見ても明らか。殺人犯って一人殺しても二人殺しても一緒なんだろうね。狂気と戦う濱田岳に感服。

影武者(1980年製作の映画)

3.8

カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作品。
この時代にこの内容をこの手法で撮る事の凄さ。
これが「映画」です。
「シネマ」と言うとチープになる。この作品はまさに芸術作品なのである。

御法度(1999年製作の映画)

3.3

当日中学生だった松田龍平のデビュー作品。なんといってもその美しい存在感に圧倒される。
ビートたけしと崔洋一の存在感も素晴らしい。
日本ヌーヴェルヴァーグなどと持て囃された監督がこの時代に映画を作るとこ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.7

作品から国の社会性と問題点がわかる作品。
十分すぎるほど、社会派といえる内容だろう。

クライングフリーセックス(2018年製作の映画)

2.8

くだらないことを一生懸命やった作品。
それだけは評価に値する。

孤狼の血(2018年製作の映画)

4.4

今までのヤクザ映画とは一味違う。
役所広司の凄さがわかる作品。男たちのカッコ良さに痺れます…。

辻占恋慕(2020年製作の映画)

3.8

映画のポスターから一目で「これは絶対おもしろいだろう!!」と思って鑑賞。
シンガーソングライターでの成功を夢見る男女の話。大野大輔監督は「ウルフなシッシー」以来だけど、こういう本当に何気ない日常を表現
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コンフィデンシャル/共助(2017年製作の映画)

2.9

予告編を超えることがなかった。目的が何で、なんのために戦っているのかがわかりづらいなどの煩雑さが原因。最後もどうなったのかわからない。一方で、韓流ならではのアクションや俳優陣のカッコ良さはさすがだと思>>続きを読む

刑事物語(1982年製作の映画)

2.8

昔ながらのアクション映画という感じ。アクションシーンもチープな効果音とあからさまに当たっていない部分がわかってしまうなど興醒めな部分が多かった。反面、あの時代の日本の情勢や文化が知れるのはとても良かっ>>続きを読む

渇き。(2013年製作の映画)

3.4

小松菜奈の美しさが印象的。顕在夢が繰り返される劇薬のような内容だった。役所広司はこういうキャラクターを演じる時が1番好き。

ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

2.7

前評判にて、賛否がはっきり分かれていた作品。個人的には「アリ」。だが、、胸糞の悪さは一級品といった内容。話自体は面白くない。ただただ狂気じみた男が社会へひたすら迷惑をかけ続けるといった内容。今でいうと>>続きを読む