hymasuminさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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男と女 人生最良の日々(2019年製作の映画)

4.2

ご年配の観客の多かったこと。隣の超大人男子はあの曲が流れると指が黙っちゃいなかった(笑) みんな若き日に観ていたのでしょう。
ところどころに53年前の映像が挿入されて、その53年後の2人をまさに同じ人
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無垢なる証人(2019年製作の映画)

4.2

この映画、傑作だと思います。
スノがジウの世界に入っていく過程、ジウがスノを受け入れていく過程、依頼人を守るより正義を選ぶ清々しさ、ジウの勇気、、
キム・ヒャンギの演技が素晴らしい。「神と共に」のとき
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.1

 韓国の格差社会に潜む庶民感情がはっきり表されていましたね。
脚本が面白いし、緊張とユーモアが表裏一体でそれを演じる俳優たちの演技力も良かった。
共通する臭い、不衛生環境で生活する特有の臭いは、いくら
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

4.1

イーストウッド監督作品というだけで観に行きました。
メディアの報道のあり方は今ひどく問題視されていますが、このときもまさにメディアによって世論が動き、人の人生が変わってしまう。何が真実かは、数多の情報
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バトル・オーシャン 海上決戦(2014年製作の映画)

2.5

観るんじゃなかった。とても不快。史実の捏造映画。韓国で大ヒットしたのは胸がすくような日本叩きになってるからでしょう。
簡単に歴史を予習してから観ましたが、あまりの違いにため息。
史実を捏造していただけ
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アイリッシュマン(2019年製作の映画)

4.0

大作でした。アメリカ版任侠映画。Netflixではなく劇場公開中に劇場で見るべき。まさに豪華贅沢なキャスト、それぞれの存在感が半端ないです。個人的にはマフィアのアル・パチーノが最高に良かった。
210
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完璧な他人(2018年製作の映画)

3.6

制作費かかってない映画だなぁ(笑)
そもそも、こんなゲームしちゃいけないわ。一歩間違えば友人も家族も人生まで失うかもしれない危険なゲーム。
雨降って地固まるならいいけれど(笑)
カップルで観るより一人
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風水師 王の運命を決めた男(2017年製作の映画)

3.3

こういうオチ?
朝鮮半島に新たに都を興すのにふさわしい場所?あまりにも今の韓国政府にピッタリすぎて、このオチはちょっと...
それか、聖地を風水で決めたというオチはあちらに対する嫌味?それなら面白い🤣

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.3

やっと観れた。123分その場にいるかのような臨場感で緊張の連続。犯人の少年たちが話すアラビア語と赤ん坊の泣き声には特に一層緊張させられた。
犯人の少年たちを見ていて、テロリストはこうやって洗脳されて作
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エンテベ空港の7日間(2018年製作の映画)

3.3

難しい映画だった。イスラエルの舞踏団のダンスがこの映画の主題を表しているんだろうと思って見ていましたが、最後までわからなかった。後で他の映画解説を読んでこのダンスはとても意味がある挿入だったと理解しま>>続きを読む

記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.9

小ネタにたくさん笑えた。周囲からも笑い声がたくさん聞こえてきました。
人は自分のイメージを変えたくても周囲に擦り込まれたイメージが障害になってなかなか変化できないということに、どうすれば別人になれるか
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.1

これぞThe Hollywood!
隅々までHollywood!
衣装、化粧、髪型、街並み、クルマ、音楽はもちろん、映像の色まで全て1970年ごろのHollywood!
さすがタランティーノの作品。レ
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ザ・ネゴシエーション(2018年製作の映画)

3.6

本来交渉人は相手の心理変化を読み冷静沈着で話術巧みなものだと思うけれど、冒頭から、ん?という印象はありました。でもベテラン交渉人ではなくハ・チェユンでなければならなかった。ミン・テグは犯罪組織のリーダ>>続きを読む

アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

原作のマンガを読んでいないのでストーリーだけ予習して鑑賞。
菅田将暉が浮いて感じた。あの時代に行う言動ではないと思った。橋爪功も少し違和感あった。おそらくマンガではそういうキャラクターで、マンガのイメ
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命みじかし、恋せよ乙女(2019年製作の映画)

3.0

樹木希林さんの遺作になった映画ということだから観た。
希林さんの演技は渋くてさすが、
ですが、この映画のストーリーが全くよくわからない。ただ妖怪と幽霊の映画?
脚本が雑で説明不足だし、とにかく小道具も
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グッド・ヴァイブレーションズ(2012年製作の映画)

3.8

2012年の制作だというのに、髪型もファッションも1970年代のまま。映像も音もレトロ仕上げで、ところどころに北アイルランド紛争当事の映像が映されるけど全く違和感がなかった。この制作が2012年だった>>続きを読む

工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)

3.9

この時代の歴史をあまりよくわかっていないまま観たので難しかったけど、韓国のお国柄がよく出てたのはよくわかった。
それにしても、韓国俳優は本当に演技が上手いと感心します。
金正日との対面シーンなんかは観
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.7

ファブルの殺し屋の強さと純粋なのか単純なのか◯鹿なのか愛すべき可愛い性格のメリハリが、タイプは違うけどシティハンターの冴羽獠みたいで面白くてカッコいい。
アクションシーンは、誰が誰やらというゴチャゴチ
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ベン・ハー(2016年製作の映画)

3.5

CSで放送していたからてっきりチャールトン・ヘストンのベン・ハーだと思って見たらどこか違う。2016年版だった。映像はやっぱりCG使った現代の映画。
3時間半の大作を2時間に仕上げた分、展開が早いから
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アラジン(2019年製作の映画)

4.2

ウィル・スミスがノリノリで性格は可愛くアニメのジーニー🧞‍♂️のイメージどおり。
ジーニーの心理描写◎、ジャスミンの心理描写◎、アラジンが弱いな〜という感想。
ジーニー七変化のスピード感、絨毯に乗って
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神と共に 第二章:因と縁(2018年製作の映画)

4.1

先週第一章を観たので2週連続の「神と共に」シリーズ。
第一章よりスピード感はないけれど、第一章では少々疲れてしまったVFXが第一章ほど連続しなかったし、マ・ドンソクの登場で暖かい要素が加わって、私は第
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神と共に 第一章:罪と罰(2018年製作の映画)

3.9

新感染ファイナルエクスプレスを超える大ヒット、に釣られて観に行きましたが、まず、圧倒的に女性が多いことに、なるほどチュ・ジフンさん、ハ・ジョンウさんのファンがたくさん来てるんだ、と雰囲気を納得しました>>続きを読む

よあけの焚き火(2018年製作の映画)

3.5

狂言を少し理解しようと、それから民家と窓から見る雪景色に忘れかける日本の原風景を見たいと、ややズレた目的で鑑賞。

伝統芸能を継いで生きる以外に選べるものがない家に生まれて、おそらく子供でも辛い厳しい
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パリ、嘘つきな恋(2018年製作の映画)

4.0

笑いのポイントが多くて、ジメジメドロドロが一つもない映画。
障害があることを感じさせないフロランスはカッコよくて素敵すぎる。
恋に落ちたジョスランの行動は可愛いし、嘘を告白できずに苦悩している様子も、
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コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

3.9

スピード感ある展開で何を考える間もなくサクサク進行。何を考える暇もなく騙し合いに騙されるのは面白いが、心を動かされることもない。元々そんなことは期待していませんでしたが、本当に何も心に残らない。ただ気>>続きを読む

記者たち~衝撃と畏怖の真実~(2017年製作の映画)

3.6

今、真実を歪曲して嘘を真実のように変えている他国を目の前にして、この映画のように自国は世間を欺いたということを世界中に伝えていることに爽快感さえ感じてしまう。当時何が起きていたのかを映画によって記録さ>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.1

良かった。
人種差別で切なかった気持ちが、最後のドロレスの一言と抱擁で温かくなった。
でまかせが多くても人情豊かなトニーと黒人差別の社会を受け入れながらもしっかりした考え方と筋を持つシャーリーの2人の
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ふたりの女王 メアリーとエリザベス(2018年製作の映画)

3.6

これは歴史を知らないと難しい映画。とくに宗教的歴史。2時間の仕上げは史実から考えればあまりにも短い。カトリックと新教(プロテスタント)の争いが結末に大きな影響があるはずですが、さらっと触れただけで、な>>続きを読む

運び屋(2018年製作の映画)

3.9

これが主演映画の最後になるかもと思って観に行きました。演技することも映画を作ることも自身と同化している名優であることをしみじみ感じながら観ました。
まもなく89歳のようで、さりげなく言う一言に人生訓が
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ゴッズ・オウン・カントリー(2017年製作の映画)

3.8

ヨークシャーの大自然と羊飼いの土臭さが
、音楽の少なさで一層ナチュラルな映画でした。
一人との出会いから人生観が変わっていくストーリーは共感できますが、モザイクかけるほど生々しく描写しなければならなか
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ゴールデンスランバー(2017年製作の映画)

3.7

原作読んでない、日本版観てない。
韓国お決まりの大統領選に絡んだ話ですが、国家のためなら嘘も許される(ような意味)というセリフが何度かあって、なんだ韓国民はみんな政府が嘘つきだって知ってるんじゃんと、
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マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.7

原作は読んでいませんが、かなり楽しめる娯楽映画。プロットごとに名優を大放出されて、中だるみもないし、話がサクサク進みます。
明石家さんまがどこに出ていたのか気づかなかったのが心残り。
木村拓哉さんは演
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こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話(2018年製作の映画)

3.8

進行する筋ジスで深刻なのに笑いが多い湿っぽくない映画。上映中何度も笑い声がありました。
障害があっても、不可能かもしれないことにも不可能と思わずに実現させようと、常に前を向いている鹿野の生きるエネルギ
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人魚の眠る家(2018年製作の映画)

4.0

重い内容でした。倫理的にこれは良くない、と思いながら観ていました。全てが許せて涙が止まらなかったエンディングを迎えるまで、息苦しい時間が続きました。
「人は二度は死なない」と絶叫するシーンは誰の心にも
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.6

かつてを懐かしんで観ようとしましたが、懐かしいどころじゃなく、まるでクィーンのライブを観に行ったような感覚。
フレディの音楽性、芸術性が溢れまくり改めて稀有な才能だったと思わずにいられません。
終盤の
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ナミヤ雑貨店の奇蹟-再生-(2017年製作の映画)

3.4

原作は読んでいませんが昨年の日本版のを観ていたのでストーリーは承知済み。
日本版で西田敏行さんが演った役をジャッキーチェンさんが演じたのですが、日本版では十分に説明できていた「悩み相談→返事」の背景が
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