ひゅさんの映画レビュー・感想・評価 - 20ページ目

透明人間(1933年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

1933年の映画ながら今見ても十分楽しめたし当時の技術でこれを撮影したことに感服する。
めちゃくちゃ翻弄されっぱなしの警察、ズボンだけ履いて軽快にスキップしながら警察から逃げるシーンとかコミカルな描写
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ブルーに生まれついて(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

そろそろミュージシャンの成功と転落を描頂き映画の転落のテーマ9割ドラッグ説が提唱できそう。
むしろドラッグやってないと作品のストーリーとして弱い説。
ジャズ畑殆ど触ったことのない僕でさえ知ってるビッグ
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毛皮のヴィーナス(2013年製作の映画)

3.0

2時間最初から最後まで同じ場面でたった二人のキャストだけで物語が進行していく作品なので途中でだれるかなとも思ったけど、オーディションていう設定の中で微妙に変化していく二人の関係性と、芝居上の会話なのか>>続きを読む

キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

主人公の妄想と現実が交錯する作品は過去に何本か観たけれど、この作品は特に難解でもなく比較的その違いがわかり易かった。
終盤まで主人公のバックボーンについて語られるシーンもなく進むから感情移入したり同情
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デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

5.0

大好きな作品やけど、フィルマークス始める前に観ててレビュー書いてないから再鑑賞。
タランティーノ節が余す事なく炸裂しとる作品で、耐死仕様の車で女子グループの乗った車に全速力で突っ込んで殺すことに性的興
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吸血鬼(1967年製作の映画)

3.0

ポランスキー作品おそらくローズマリーの赤ちゃんしか見てないので今作が2作目。
あらすじあまり見ずにポスタービジュアルに魅かれて鑑賞したけどタイトルとは裏腹にコメディ要素がかなり強くて普通に笑える作品だ
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ブレイド(1998年製作の映画)

3.0

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音楽やアクションシーン、特に敵地に乗り込んでビルのエントランスでの戦闘シーンとかまるっきりマトリックスやんてなったけど、こちらの方がやや先に作られてるんやな。
マトリックスもそうやけどこの手の映画は何
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ランボー 最後の戦場(2008年製作の映画)

3.0

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過去シリーズと比べて、冒頭に流れる実際のニュース映像や部族の虐殺シーンなどショッキングな描写が多い。
実際に撮影に参加したミャンマー人のキャストの家族が脅迫されたり逮捕されたりしたらしく、そんな作品に
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俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

3.0

主要人物のキャラが全員クセ。
近年の映画であれば大抵犯罪に手を染める主人公のバックボーンが描かれるけどそこらへんはノータッチで、刑務所から出てきたやべー奴がスリルを求める女性と引っ付いてところかまわず
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ランボー3/怒りのアフガン(1988年製作の映画)

4.0

昨日から取り憑かれたようにランボーシリーズ観てる。
余談ですけどランボー観ると筋トレ捗るんでオススメです。
冒頭のシーンでランボーと闘技場みたいなとこで闘ってたやつめちゃ強いから仲間に引き入れたらもっ
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ランボー/怒りの脱出(1985年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

個人的にめちゃくちゃ良作やったけどフィルマークスでは1より評価低いのがちょっと謎。
公開当時にもラジー賞獲ってるから世間では一応駄作という扱いになってしまうんかな?
マードックとかいうクソ上官に無線で
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ランボー(1982年製作の映画)

4.0

幼少期絶対に何回か見てるけど内容全然覚えてないしラストブラッドの公開に向けておさらい。
やっぱあれこれ何も考えずに見れる脳筋映画ええわ。
たかが町の保安官との軽いいざこざから始まったかと思ったら気付い
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サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

3.0

結末は予想を裏切られたけれど、基本的に他作品のパクりにしか見えない。
時代設定、劇中の音楽、スターウォーズを初めとした映画ネタで盛り上がるオタクキッズ、その他オマージュというか某作品の設定丸パクりやん
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GO(2001年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

国籍、肌の色、名前、言語、そういった人間の表面の殻の部分だけで判断して中味を知ろうともせず、風化した教育で植え付けられたなんの根拠もないイメージだけでどういう人間なのか決め付けてしまうような恥ずべき価>>続きを読む

ターミナル(2004年製作の映画)

3.0

勝手にもっとシリアスな話なんかと思ってたけど、結構コミカルでめちゃくちゃ観やすい作品ではあった。
中盤まですごい面白くて前のめりで見てたんだけど、終盤に向かうにつれてすごい現実味ないなぁとか、この人と
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ニンフォマニアック Vol.2(2013年製作の映画)

3.0

久々にここまで全編に渡って性的な映画を見たかも笑
vol.1を見てからちょっとだけ期間空いちゃったせいか内容的にはちょっとダレちゃったかな。
1では特に主人公の語る性体験を聞き手であるおじさんが魚釣り
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ソラニン(2010年製作の映画)

3.0

もっと音楽にがっつりフォーカスした内容なのかと思っていたけど意外とそうでもなく、音楽が重要な意味をもってくるのは中盤のソラニンをレコーディングしてレコード会社に送るシーンとラストのライブのシーンぐらい>>続きを読む

来る(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

映画の前半と後半で雰囲気がガラリと変わる作品。
前半はちゃんとホラー映画としての要素もありながら、登場人物の生活の闇を群像劇で描き出されているシーンが多め。
後半、特にクライマックスはお祭りバトルホラ
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フランシス・ハ(2012年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

序盤は割と退屈な印象だったけれど、主人公の孤独感がすごく刺さってきて心にきた。
類は友を呼ぶというか人間は無意識に自分と同じ境遇の者を側におきたがるし、逆に自分の環境が変化したのに対して友人が変化して
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ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりに素晴らしい恋愛映画を見た。
ド直球なラブストーリーかと思って見始めたら序盤も序盤でかなり急なストーリー展開で「3時間もあるのに序盤からこんなテンポでどうなるん?!」て思ったけれどそこから想像
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

近年の名作ホラー作品ながら未鑑賞だった作品。
純粋にホラーとしての怖さだけで言えば期待は上回らなかったけど、思春期の少年少女達の複雑な心情(毒親からの抑圧、性の目覚め、学内でのヒエラルキーなど)のリア
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ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

4.0

遺体安置所兼火葬場で働く父親と息子。
ある日、とある事件現場の地下で発見されたジェーン・ドウと呼ばれる若い女性の検死を保安官から依頼され、遺体の解剖を進めていくとヤバいことに…ってストーリー。

あら
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血を吸う粘土(2017年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

ど田舎の美術予備校の先生が庭先に埋められていた油粘土を発掘。
生徒の一人がその粘土を使って作品を作るんだけど、その粘土は曰く付きで、自我を持って生き血を求め彷徨うみたいなストーリー。

まあB級邦ホラ
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ロスト・アイズ(2010年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

視力が徐々に低下していく病に侵されている主人公の女性。
冒頭のシーンで同じ病を患っていた双子の姉が亡くなり、警察には自殺と判断される。
釈然としない主人公は独自に生前の姉の痕跡を辿り捜査をしていくが、
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血と骨(2004年製作の映画)

3.0

キャスト陣を見て北野武監督作品かと勘違いしていたけれど違った笑
北野武演じる金俊平のバイオレンスな演技はかなり見入ってしまった。
ただ時代設定として仕方ないのかもだけど女性が軽んじられ過ぎててちょっと
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ユリゴコロ(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

期待値低めでの鑑賞だったけど、普通に面白かった。
ツッコミどころはちょいちょいあったものの後半にかけての伏線の回収が気持ち良かったし、メインキャストの演技もとても良かった。
犯罪者側の視点で描かれた作
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