男が自宅で不審死し、妻が第一容疑者となる。証言は変わるし、不利な証拠は出てくるしで、客観的に見るとすごく怪しい。
二人の子供であるダニエルも、新たに浮かび上がる事実や自分の記憶、そして母の言葉に翻弄さ>>続きを読む
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土地の有力者の家に生まれた末息子デーヴダースが10年ぶりにロンドンから帰ってきた。子供の頃の初恋の相手パーラーとの再会で二人の間には愛が育まれる。しかしデーヴダースの両親は、身分の違いを理由に二人を引>>続きを読む
スピルバーグ監督の自伝的映画、というと映画制作で成功していく話を真っ先に想像したけどそうではない。
映画との出会い、夢中で映画を作った子供時代、揺らいでいく家族関係、良いことばかりではなかった学生生活>>続きを読む
同性愛者であることを家族に隠して生きているゲイのShardulとレズビアンのSumiが、お互いの合意のもと偽装結婚をして…というお話。
良くありそうで、同性愛者の偽装結婚をメインに据えたお話ってあま>>続きを読む
劇中でこの言葉が言及されることはなかった気がするけど、主人公は他人に対して恋愛感情や性的欲求を持たない「アロマンティック」「アセクシャル」の女性。
そんな彼女が世の中や身の回りの人とどう関わっているの>>続きを読む
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ちょっと辛辣なレビューになってしまうかもしれないのだけど、正直な感想を言うと、脚本が…アレでした…笑
なんというか、登場人物に心が感じられない笑 会話の空っぽ感がなんともなあ…。
社会問題を扱ってい>>続きを読む
宗教的なミステリアス感や深刻な感じはあまりない。戦う方法も祈り(ラテン語が強い)時々物理攻撃。
だけどそれがこの映画の良さなのかもしれない。
ダークになりすぎず、複雑なミステリー要素とかもないシンプル>>続きを読む
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入学早々「イケてない大学生」のレッテルを貼られた主人公のオリバー。
あることをキッカケに同じ大学の貴族の息子フィリックスと親しくなり、ひと夏を彼の実家の屋敷で過ごすことになる。
これはキャスティング>>続きを読む
すれ違いの末、結ばれることがなかった二人が再会する。
お互いへの愛は変わらないどころか増すばかりなのに、触れることが許されないような関係性に、ひたすら心がヒリヒリした。
数年前に一度観た時とは抱いた>>続きを読む
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家族と社会を通訳者として繋ぐこと
聞こえない娘の歌声を感じようとすること
歌の歌詞を手話で伝えること
聴者の娘を、聴者の言葉で送り出すこと
相手の言葉で伝えるって、相手の世界に一歩踏み出すことであり>>続きを読む
TUFS cinemaにて
イスラームという宗教をめぐって起こったある家族の悲劇を描いたパキスタンの映画。
骨太なドラマで、すごい熱量を持った映画だった。
音楽を愛し、バンド活動を行う兄弟。
し>>続きを読む
最近の私の個人的な悩みと被る部分もあり、なんだか心が抉られた一本だった。
主人公は真っ直ぐで衝動的な性格が災いして、殺人の罪で13年間服役した男。
出所後もその性格はなかなか変わらず、安定した生活と>>続きを読む
6年間分の7月26日を遡って映し出すことで、2人の人生や関係性の変化を見せていく。
起きる時間、部屋の綺麗さ、見た目、職業、そして時勢…少しずつ見えるそうした大小の変化を通じて、2人の6年間が自然に浮>>続きを読む
ムリダンガムのリズムと音色に心を掴まれ、粘り強い働きかけで巨匠のもとに弟子入りする主人公ピーター。
出自を理由に不当な扱いを受けながらも、伝統的にバラモンによって担われてきたカルナータカ音楽の世界で、>>続きを読む
なんとなく見た作品だったけど、思った以上によかった。
中学〜高校生時代の繊細さとか、不安定さとか、空回りとか、あと学校の雰囲気とか。
妙にリアルに感じられて、自分の高校時代を思い出したりもした。
「>>続きを読む
アマプラで配信が始まっていたので鑑賞。
ナチスドイツの青少年組織ヒトラーユーゲントで日々訓練を行っている10歳の少年ジョジョ。ヒトラーを信奉していて、ユダヤ人は悪魔だと信じて疑わない。なんならイマジ>>続きを読む
藤井美佳さんのトークショー付き上映で見てきた。
ダリトの女性たちが立ち上げた新聞社「カバル・レヘリヤー」を追うドキュメンタリー。
自身も弱い立場にありながら、弱い立場に置かれた人々の声を世の中に届>>続きを読む
期せずしてシャー様の誕生日に見ることになった。
お誕生日おめでとうございます!
すごい濃度の色気とアクション
複雑じゃなくわかりやすいけどしっかり面白い
手に汗握りながら見れるし、いい感じにドキドキ>>続きを読む
主人公のキラキラした初恋が、あまりに重く苦しい愛になってしまうお話。
巷で言う「ラブストーリー」とは全然違うんだけど、これもまた一種の「ラブストーリー」だし、ラブが激重で破滅へと向かう「ラブストーリ>>続きを読む