いちえさんの映画レビュー・感想・評価

いちえ

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閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー(2019年製作の映画)

3.5

病院の管理体制は非常に気になるところではありますが 
役者が良いから作品がワンランク上になっている 過去やトラウマを背負って生きてきている影のある演技すごいと思いました。どんな場所でも信頼できる人がで
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娼年(2018年製作の映画)

2.4

うーんって感じ からだを売ることによって自分探しをしてゆくキッカケはいいと思ったけど セックスの内容がイマイチ男目線になってて深層に迫っていない感じがした。
でも松坂桃李はよく頑張ったと思う

前科者(2022年製作の映画)

3.5

罪とは何か深く考えさせられる映画だった。
日々の仕事のちょっとしたミスや適当にやってしまったことで人の運命が犯罪者として生きてゆく道をつくってしまう。そのちょっとしたミスは罪では無いのか裁かれないのか
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劇場(2020年製作の映画)

3.5

若さゆえの自信と不安 井の中の蛙で自分世界では一番すごい そんな自己中心で自分しか愛さない永くん 沙希ちゃんは永くんの夢と自信に惹かれたのかなあ
そんなクソ男に沙希ちゃんは三下り半を突きつけられない。
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僕が跳びはねる理由(2020年製作の映画)

3.7

今まで自閉症の子が突然全然関係のないことを言ったり 同じ言葉を繰り返したり
日常的にあるものにすごく怖がったりしていて何故だろうと思っていたことが
そうだったんだあ
って納得した。
ものがどうみてえい
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.0

映画のタイトルは皮肉か?と映画を観終わって思った。
真っ直ぐすぎる三上に自分の正義感や怒りを代弁してくれているような感覚。
周りの人たちはそれを感じているから寄り添って世間の生き方を教えようとする。
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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

3.6

映画を観ながらなんらかのきっかけで鬱から脱するのかなあとか 津奈木と分かり合えるのかなあとか期待しながら観ていたけど はっきりいって鬱はそんな簡単なことではないと改めて知らされました。
「生きてるだけ
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.2


世の中の矛盾を描く話になるとやはり心が苦しくなる。
誰もがヤクザに始めはなりたくないと思う。そこに至るまで出会いや育成歴がそうなる運命かの如く導かれてゆく。
ケンボウもそうだ。本当の家族をどこか求め
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37セカンズ(2019年製作の映画)

4.0

障害があってもなくても人は人
同じようにやりたいことはあるし
自由に生きたいし 
官能漫画の編集長が障害とか全然気にせずにグイグイ質問してゆくところから
ユマは普通に生きてみんながすることやってみたい
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猫侍 南の島へ行く(2015年製作の映画)

3.6

漂着した時はなんだこの映画
と思ったんですが 観てゆくうちにだんだん面白くなってきた。やっぱり猫は可愛い
すごい剣の達人なのに絶対人は傷つけない優しい武士。全然知らない島に来たのに武士だからか生き抜い
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猫侍(2014年製作の映画)

3.6

北村一輝の強面な感じと猫の可愛さの格差がより一層面白さを強調している。北村一輝だから成り立つ感もある。
武士のプライドが邪魔して人付き合いも苦手な感じが猫のお陰で否応なしに関わり合ってしまう そのおか
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ばるぼら(2019年製作の映画)

3.9

人間の心の中の一番出したくない欲望を
ばるぼら「出せ出せ」と誘惑してゆく
今まで小説の中だけ許されていた欲望が
現実の中で実現してしまう。なんと幸せなことだろう。美倉は麻薬にはまるように抜け出せなくな
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おらおらでひとりいぐも(2020年製作の映画)

3.8

自由は寂しさとともにある。人はみんな一人だ。でも人といると気が付かない。
桃子さんは老いと孤独をどう乗り越えてゆくのか知りたくてこの映画を観たいと思った。
生きてきたという思い出という財産と
今の自分
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

4.2

トランスジェンダーであるなぎさは本当に苦しかったんだなあと改めて思った。自分が男である事の違和感が人生のほとんどを占めている
そんな中一果と出会って一果の苦しみに触れた時母性が目覚めたように愛を注いで
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浅田家!(2020年製作の映画)

3.9

クスッと笑える場面あり涙する場面あり家族の暖かさありの優しい映画でした
個性的な政志に振り回されながら一番愛されて一番心配かけさされて幸せな人生だなあとつくづく思う。
自分の感じるがままに生きていって
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アメリ(2001年製作の映画)

4.3

テレビでランランが「アメリのワルツ」を弾いていて素敵な曲だわ〜と思って
映画も観てみようと思い鑑賞しました。
話題になっていたことは知っていましたがこんなに素敵な映画とは‥もっと早く観たらよかったなあ
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ステップ(2020年製作の映画)

3.9

山田孝之がこんなに優しくてほのぼのする役もやるんだあ〜  と思っけど仕草や言葉と言葉の間の中に山田孝之の役作りが感じられる映画だった。でもすごく自然に父子の日常が描かれていたと思う。
父子をいろんな人
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ゲド戦記(2006年製作の映画)

3.5

原作を読む前に一度鑑賞した時は違和感は感じなかったが 原作を読んでからもう一度鑑賞してからは テーマの中の一つである命の尊さを重要視した感じだった 原作は命の尊さというより物事には裏と表や光と影 善と>>続きを読む

ノルウェイの森(2010年製作の映画)

3.7

直子の療養所の環境や景色が小説で読んで思い描いた景色がそのまま映像となっていたのが驚いた。ようそんな場所探したなあと思った。
わりと小説の内容と忠実に表現されているんじゃないかと思う。
青春まっただ中
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

3.5

演技が自然でセリフが本人自ら勝手に出てきているようなリアルな感覚になった。3人ともなにかをはらんでいていつも綱渡りをしているような不安定感で全体が流れていた。なにをしでかすんだろうこれから
というドキ
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2つ目の窓(2014年製作の映画)

3.6

青春まっだだ中の主人公の揺れ動く心を
繊細に表現していたと思う。
人の素の心を生々しく描いていた。
主人公の成長が大人になった証を見せてくれた

世界から猫が消えたなら(2015年製作の映画)

3.6

生きることは死ぬこと 死ぬことは生きること この表裏一体の人生観が伝わって
考えさせられる映画だった。
死ぬという事実を自分で受け止められるまで 生きた証を探ってゆくしんどい作業を成し遂げて運命に身を
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

3.7

涙も出ないほど苦しい映画でした。
「存在のない子どもたち」とはまさしく
映画の内容を表していると思った。
人間として生まれたのに生きてゆく尊厳みたいなものはなくてただ死なないように必死で生きているだけ
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LIFE!(2013年製作の映画)

3.5

やっぱりまずなんで関西弁なん?から始まった感じではある。
地味でなんかいけてない感じの主人公
しかも関西弁
初めはよくあるいけてない感じの人が頂点まで上り詰めるアメリカンドリームストーリーと思ったけど
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

3.6

最後まで観てなんかいい映画だたったなあと晴れやかな気持ちになれるストーリーだった。
インドの社会の問題点とかも入っているのかわからないけれど生まれた時から将来の職業が決められていたり 親の言うことは絶
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.0

フォレストの純粋で無欲な性格が人を惹きつけたり 馬鹿にされたり 両極端の彼への接し方が人間の本音を表しているようで考えさせられた。ジェニーはフォレストを帰る場所にしていたように思う。フォレストの無性の>>続きを読む

僕と世界の方程式(2014年製作の映画)

3.5

自閉症のこだわりの強さで随分お母さんは苦労していたと思います。でもお父さんは彼のそれを個性として捉え 寄り添うというより二人で進んでゆくという感じで育てていっているところがすごい素敵だなあと思った。そ>>続きを読む

映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(2016年製作の映画)

3.5

美香はお母さんに捨てられたと思っていて自分を愛せないそして 確かなもの永遠の愛をずっと求めている。でもどこにもないことが不安で仕方ない。慎二はそんな美香に惹かれてゆきながら寄り添ってゆこうとしている暖>>続きを読む

君の膵臓をたべたい(2018年製作の映画)

3.8

高校生の青春ものの惚れたはれたの話かと思いきや中々見応えのあるものだった。一人の高校男子の成長の話である。
桜良も春樹もお互いないものをお互い認め合って憧れている。それは初めは認められなかったけど認め
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(2017年製作の映画)

3.4

点という映画のタイトルがあったから この映画の意味が浮き彫りになっているように思う。二人のぎこちない感じは自然すぎて心がきゅんきゅんしてしまった。長い人生の中のほんの点の時間だったけど 二人はそれぞれ>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.3

心が洗われるような自然の中で暮らす人たちは心が純粋でただ教えに従っていきている。人の命は教えの中で扱われ 儀式に従って捧げるもの 「だけ」として扱われている。
カルト集団の外にいる一般人から見たら笑う
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影裏(2020年製作の映画)

3.6

性的マイノリティーではあるけどものすごく普通の生活を送っていて真面目で常識のある今野はちょっと危険で何考えいるかわからない日浅に惹かれていくのはちょっと憧れた部分もあったのかな?日浅も真面目で実直な今>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.1

最後までハラハラ ドキドキしました。
主人公の家族は頭がいいしうまくあの豪邸の家族を騙していたと思う。
自分で努力してもどうにもならない世の中の仕組みが悲しかった。
寄生していた家族がもう1組いたこと
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十二人の死にたい子どもたち(2019年製作の映画)

3.3

評価が低い割にわ まあまあ面白かった。自分の死ぬ理由をみんなが語りあうことによって 死に対して客観的な見方ができて心が整理されて「生」に向かってゆく話

アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

3.6

やっぱりディズニーは安心の愛に満ちた映画ですね。観ていると癒やされます。
姉妹の愛とかみんなを大切にする思いとか伝わってきてほっこりしました。
今回もディズニーありがとう😊

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