灰さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ドリームチャイルド(1985年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

「黄金の夏の午後」を過ごした川べりとは似ても似つかない暗い島で、不気味なモンスターに囲まれながら、現実の時間軸を超越して、ドジソンと幼いアリスが邂逅するラストシーンが美しすぎるし、ロリコンにとっての救>>続きを読む

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

明らかに間違った選択をして何もかもぶち壊したASAKOが被災地行った途端に突然正気に戻ってワロタ

復興を遂げつつある被災地とASAKOのぶっ壊れた心の復興をかけてるのかどうか分からないけど、ドライブ
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

エンタメとして完成されていて決して悪い作品ではないが、お話の大筋が似ているせいで、これは性別逆転させた天気の子では?という印象が否めない。

なんかすずめは看護師志望っぽいし、そこになぜか全然作中で触
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ゆるキャン△(2022年製作の映画)

3.4

大人になったしまりんが元カノのなでしこ姉とその家族と一緒にカニ鍋を食うシーンの緊張感やばすぎだろ

ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間(1992年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「ボブ」に対する恐怖からか、ドラッグとセックスに没頭することで現実から逃げ、自分を壊し続けていた少女が死後「赤い部屋」で、どう見てもワイヤーで吊るされた、子供騙しのような天使が眼前に現れ、堕落した自分>>続きを読む

ヤマノススメ おもいでプレゼント(2017年製作の映画)

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記憶を巡る二つの掌編

飯能のリトルシャーマン青羽ここなに応えるように、夏の終わりに満開の桜が咲き、消えた映画館が蘇り、幼いころの自分が通りを駆け抜ける

クリーン、シェーブン(1993年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

終わり方がCROSS † CHANNELっぽくないですか?

心と体と(2017年製作の映画)

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もっと夢と現実が入り乱れる混沌とした映画なのかと思ってたら、中盤からはコミュニケーション能力に著しい問題を抱えた不器用な女性が好きになった人に近づきたいために無表情でヘビメタを視聴したり、黒ピューマ?>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

人が人を理解するのには限界があって、心と体が深く結びついていた相手が一方では自分を裏切り続けていたり、自分を守ってくれる存在であるはずの肉親が自分に理不尽な暴力をふるう加害者であったりする。そして生き>>続きを読む

KOTOKO(2011年製作の映画)

4.0

ご本人にとって適切な場所で適切な治療を受けてください

忘れられた人々(1950年製作の映画)

4.5

人は死ぬ









「生まれる前に殺しちまえばよかったんだ」

宮本から君へ(2019年製作の映画)

3.7

拓馬をモンスターにしてストーリーを分かりやすくするためか映画ではカットされてたけど、原作で拓馬と宮本のバトル中に一コマはさまれる、拓馬の恋人への書き置き(「Dear サユリ 帰宅しやす 寝顔に笑みが浮>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

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ぼくのかんがえるさいきょうのカルト宗教感つよすぎて(そして教団の儀式などのビジュアルの割に教義の言葉は弱い)ハマれない、東京に70トンの▇▇▇をぶちまくしかない